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ずるり。
ガーゼを大きくスライドする。
ガーゼの下で、先の割れたこぶし状の山が移動していく。
布を押し分けて動いていくのは、もちろん先生の陰茎だ。
ガーゼに包まれたそれは、この際、ペニスと呼ぶより、陰茎という古風な呼び名がふさわしい。
陰に隠された茎。
先生の躰の中心から生えた茎は、筋肉質で太くて硬く、そしてとても熱い。
「ああ、ああ、ああ、あああっ」
されるがままに喘ぐ先生の表情は、なかなかの見ものだった。
もとよりどちらかといえば怜悧な整った顔立ちをしているだけに、落差が激しいのだ。
顏の下半分が愉悦で溶け崩れ、ひどく下品に歪んでいる。
眼鏡をかけていない切れ長の眼には淫蕩な光が宿って、熾火のように揺らいでいる。
今や先生は自分からだらしなく股を開き、僕に下半身を任せきっている。
自ら陰茎をしごくのをやめ、両手でそれぞれの膝を抱えて、僕のほうに腰を思いきり突き出しているのだ。
突き出された勃起陰茎を、僕は何か神聖な儀式でも執り行うように、ガーゼでじっくりこすっていく。
力いっぱい引っ張ったガーゼにこすられて、濡れた亀頭の肌色の地肌が透けて見えた。
「あひい、で、出るぅっ・・・」
何度目かの往復の後だった。
眼を一杯に見開き、顎を上向かせ、白い喉を曝け出して、びくんと先生が痙攣した。
ガーゼを押し上げる亀頭がひと際大きく膨れ上がり、布の表面にミルクのように白い液体がにじんでくる。
にゅるり。
チューブからひねり出されたような真っ白な液が、ガーゼを通り抜けて丸い粒になる。
かぐわしい香りがぷんと漂った。
「ざまあないね」
僕は嗤った。
先生が、ついに射精したのである。
ガーゼを大きくスライドする。
ガーゼの下で、先の割れたこぶし状の山が移動していく。
布を押し分けて動いていくのは、もちろん先生の陰茎だ。
ガーゼに包まれたそれは、この際、ペニスと呼ぶより、陰茎という古風な呼び名がふさわしい。
陰に隠された茎。
先生の躰の中心から生えた茎は、筋肉質で太くて硬く、そしてとても熱い。
「ああ、ああ、ああ、あああっ」
されるがままに喘ぐ先生の表情は、なかなかの見ものだった。
もとよりどちらかといえば怜悧な整った顔立ちをしているだけに、落差が激しいのだ。
顏の下半分が愉悦で溶け崩れ、ひどく下品に歪んでいる。
眼鏡をかけていない切れ長の眼には淫蕩な光が宿って、熾火のように揺らいでいる。
今や先生は自分からだらしなく股を開き、僕に下半身を任せきっている。
自ら陰茎をしごくのをやめ、両手でそれぞれの膝を抱えて、僕のほうに腰を思いきり突き出しているのだ。
突き出された勃起陰茎を、僕は何か神聖な儀式でも執り行うように、ガーゼでじっくりこすっていく。
力いっぱい引っ張ったガーゼにこすられて、濡れた亀頭の肌色の地肌が透けて見えた。
「あひい、で、出るぅっ・・・」
何度目かの往復の後だった。
眼を一杯に見開き、顎を上向かせ、白い喉を曝け出して、びくんと先生が痙攣した。
ガーゼを押し上げる亀頭がひと際大きく膨れ上がり、布の表面にミルクのように白い液体がにじんでくる。
にゅるり。
チューブからひねり出されたような真っ白な液が、ガーゼを通り抜けて丸い粒になる。
かぐわしい香りがぷんと漂った。
「ざまあないね」
僕は嗤った。
先生が、ついに射精したのである。
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