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ヤミイ

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「あうっ」
 気持ちよさそうに目を細め、少し腰を引く先生。
 そうしておいて、僕は自分の勃起男根の先っぽに先生の男根の先を密着させた。
 包皮は元に戻してあった。
 剥いて何度かしごき、カウパー腺液で表面が濡れるのを確認して、もう一度亀頭を包茎状態にしたのである。
 包皮でできた”カルデラ”に、先生の亀頭を差し込んだ。
 亀頭同士がくっついたところで、包皮を伸ばし、先生の亀頭をも包み込む。
 ここへきてすぐ、先生にやられた方法だった。
 仮性包茎の僕に負担をかけないために、先生がしてくれたのだ。
 助清や佐平にやられた兜合わせに持ち込むことも考えてけど、それは後の楽しみに取っておくことにした。
 ここで大好きな先生と兜合わせまでしてしまったら、僕はあっという間に絶頂に達してしまい、コマのようにくるくる回って、精液を天井までまき散らしながらあっけなく果ててしまうに違いない。
「す、すごい・・・」
 僕の包皮に包まれた己の亀頭を食い入るように見つめながら、先生がつぶやいた。
「中が、あの時より、もっと熱くて、どろどろしている・・・」
 カウパー腺液とローションでとろとろになった包皮空間は、女性の蜜壺状態だ。
「先生のおかげです。僕もかなり学習しましたから」
 小さく笑い、亀頭同士を密着させ、僕はおもむろに腰を振り出した。
「ああっ!」
 先生がのけぞった。
 喉仏をふくらませ、
「ひゃうっ」
 下半身をおこりにかかったように震わせた。
 先生の快感が、亀頭を通してダイレクトに伝わってくる。
 括約筋がゆるみ、ずぼっと音を立て、ローターが肛門内に吸いこまれていくのがわかった。
 今だ。
 それを人差し指で思いきり押し込むと、稲妻のような快感が僕の脊髄を脳天まで一気に貫いた。
 

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