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ヤミイ

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 はたから見れば、まるで漫画の1シーンだっただろう。
 おのれの勃起陰茎を頬張り、躰を丸めた全裸の少年。
 その肛門に手首まで右腕を突っ込んだ、スレンダーながら筋骨たくましい全裸の青年。
 青年は右腕を高々と掲げ、手首に突き刺した少年の裸体を、軽々と持ち上げているのだ。
 僕が小柄でやせており、先生が発達した筋肉の持ち主だからこそ、可能な技だった。
 先生の右腕に僕の全体重がかかり、前立腺を握った五本の指に力がこもる。
「ぐふう」
 ジンジンと全身に広がる快感に、たまらず僕は勃起男根を口から吐き出した。
 しずくを散らしてぶるんと跳ね上がり、垂直に屹立するカチコチの肉の恥茎。
 もう、ちんぐり返しの体勢を取っている意味もなかった。
 こっちのほうが、もっと感じるー。
 僕は先生の右腕に肛門を貫かれたまま、躰を伸ばして空中で反り返った。 
 脚を広げ、すべてを先生の右腕に委ねた、一番淫らな姿勢を見せつけてやるのだ。
 どくんどくんは止まらず、恥ずかしいほど濡れそぼった亀頭は、まだスキムミルクを垂れ流し続けている。
「これでもか、これでもか!」
 ずんずんと、先生が激しく右手を突き上げる。
「あ、あ、あ、あ、あああああああああああっ!」
 真っ白なミルクをしたたらせて。宙に伸びたまま、僕はガクガク痙攣する。
 先生の手首が、あふれ出る僕の肛門汁でどろどろに濡れていく。
 気持ち、いい。
 気持ちよすぎて、死にそうだ。
「ねえ、こうしたらどう?」
 ひくひくと痙攣を繰り返す、瀕死状態の虫みたいな僕を見て、ジュリが言う。
「その状態でさ、こいつの躰を逆さにしてやるの」
「どういうことだ?」
 ゆさゆさ僕を揺すりながら、先生が訊き返す。
「前立腺を握ったまま、こいつを右手で吊り下げるのよ」
「吊り下げる? そんなことしたら、いくらなんでも直腸なり、前立腺なりが千切れるだろう」
「だからいいのよ」
 ジュリが意地悪そうにニタリと笑った。
「ま、と言っても、死んじゃったら面白くないから、いざという時はあたしが手助けするけどね。下からこいつの勃起チンコを握ってさ」
「つまり、ペニスと前立腺だけで、身体を支えて宙吊りにしろと?」
「そういうこと。どう、いい考えでしょう? 想像するだけでゾクゾクして、ギンギンに勃起してきちゃう」



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