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ヤミイ

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「だ、だって・・・」
 ジュリが怒りに顔を赤らめた。
「あたしは道具なんて使われたこと、ないもの。使うほう、専門だから」
 やっぱりか。
 僕はにたりと笑う。
 ならば、ちょうどいい。
 性具の餌食になるのが、どんな気分なのか、たっぷり教えてやろう。
 受け手になるか、攻め手になるか。
 嗜好のせいもあるが、それは環境や置かれた立場によって、変わるものである。
 僕だって、あるいは先生でさえ、相手次第で、MにもなればSにもなれる。
 本来、根が変態性欲者ならば、どちらに転んでも楽しめるはずなのだ。
 だから、ジュリの中に、これを機にマゾヒストの資質が目覚めたとしても、それはあながち不自然ではない。
「ちょっと顔が可愛くてスタイルがいいからって、あまり威張るのは考えものですね。少しは謙虚になったらどうですか? ほら」
 嘲るように言い、僕は乳首吸引機とアナルバイブのスイッチを入れてやる。
 どちらもワイヤレスなので、手元のリモコンで操作が可能なのだ。
「あふっ」
 早速効き目が現れた。
 まん丸の乳房が振動し始めた。
 乳房に貼りついた乳房吸引機が、水母の傘みたいに蠢動し始めたのだ。
 それと同時に、ジュリのアナルに突き刺さった細身のバイブも作動を開始している。
 鉛筆ほどの太さのシリコンの棒が細かく震え、括約筋の作用で徐々に肛門内に呑み込まれていくのである。
「あ、あ、あ、あっ」
 断続的にジュリがうめく。
 こめかみに青筋が浮き上がり、額に汗の玉が滲み始めた。
 チャンスだった。
 僕はベッドの上をジュリににじり寄ると、水平に開いたむっちりした両の太腿を両手で掴み、更に押し広げた。
 そうしてつるつるの股間を全開にしておいて、おもむろに斜め下から腰を突き上げる。
 僕の怒張肉茎の先端が、ジュリの湿ったヴァギナを割った。
「あうううっ、はあああっ」
 柔らかい肉襞の間に、猛り立った獰猛な生殖器官をはめられて、ジュリが悦びの声を上げた。
「ま、また、入ってくるゥっ!」
 腰をぐいぐい前に突き出しながら、目の前に聳え立つジュリの勃起ペニスに顔を近づけていく。
 ジュリの亀頭の先からは、新たな潤滑油が溢れ始めている。
 鰹出汁の匂いをさせる先走り汁、いわゆるカウパー腺液というやつだ。
 咥えて、舐め、舌先で尿道口をつんつんつつく。
「んんんんんっ! あひいっ!」
 ジュリが鳴いた。
 いい眺めだった。
 全裸で緊縛されて、乳首吸引機で乳房を吸われ、アナルにバイブをつっこまれた、そそり立つ大人ペニスを持つ美少女ジュリ。
 その両性具有の妖精ともいうべき美しい生き物が、僕に女の穴のほうを犯されたあげく、あまつさえちゅぱちゅぱフェラチオまでされて、身も世もなくむせび泣いている。
 その官能的な姿の後ろには鏡があり、画面の中の先生を映し出している。
 人間杭打機にされ、勃起ペニスをカチコチにして、ずぶ濡れに濡らし、佐平の肛門に突き立てる先生・・・。
 そうしながらも、先生自身の肛門には、今や助清の極太フランクフルトが根元までめり込んでいる。
 その先生が、カメラ越しにこっちを見ている。
 凌辱されるジュリの痴態を食い入るように凝視しているのだ。
「ジュリ、おまえ・・・」
 音声が聞えてきた。
「なんだ、そのザマは・・・。おまえまで、俺を裏切るのか・・・」
 先生は泣いているようだった。

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