R指定

ヤミイ

文字の大きさ
671 / 873

663

しおりを挟む
「彼を私に? ジュリ、あなたの口から、その言葉が出るとはね」
 腰にペニバンを装着し、先生の背後に回った塁が、皮肉たっぷりの口調でそう言った。
 全裸の塁の腰のベルトの中央からそそり立つのは、先が太くなった天狗の鼻そっくりの人造ペニスである。
 肌色の素材でできたそれは、長さといい太さといい、成人男性の陰茎の倍は軽くありそうだ。
「ひょっとして、勝者の余裕ってやつかしら?」
 ジュリを見つめる切れ長の塁の眼は、くすぶる怒りで熾火のように燃えている。
 やはりそうなのだ。
 塁が先生に婚約破棄された原因は、先生とジュリの関係にあるー。
 その僕の推理は、まさに正鵠を射ていたというわけだ。
「なんとでも言いなさいよ。とにかくあなたが私を恨むのは筋違い。生まれつき、私にはこの肉体が与えられていた。だから、兄貴は第二次性徴期に入る頃から、ずっと私の躰に溺れていた。それが私のせい? 私はこいつの快楽を満たすために、この躰を貸してやっただけ。悪いのは、”妹”の私にに勝手に欲情したそのケダモノのほう。それに、その器具をつければ、塁、あなたも一時的に私と同じ立場に立てる。婚約破棄の怒りは私に向けるんじゃなくて、そのケダモノの肛門に向けてやることね」
「両性具有者って…ほんと、クズ」
 憎々しげにつぶやいて、塁が先生の腰を両手でつかむ。
 少しお尻を持ち上げておいて、直腸の一部がはみ出た肛門に、天狗の鼻の先端を押し当てた。
 塁の両手が、果物の皮を剥くように、先生のお尻の肉を左右に割った。
 引っ張られて開く肛門から、ずるりと更に直腸が垂れ下がる。
 そのコンドームの先のようにすぼまった口を指でこじ開けると、塁が中に天狗の鼻を押し込んだ。
「はうっ」
 たくましい首に両足を膝の裏で絡ませて尻を突き出し、巨大な一個の肉の洋梨と化した先生。
 今その口が奇声を発して、大きく湾曲した青バナナを打ち振った。
「やっぱりスタンダードな兜合わせがいいかも。もっと躰を密着させないと」
 その様子を見ていたジュリが、僕らのペニスからいったんオナホをはずし、しかつめらしい表情でつぶやいた。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...