R指定

ヤミイ

文字の大きさ
685 / 872

677

しおりを挟む
 股間を密着させ合って、ベッドと水平に吊るされた僕らー。
 補助のロープはたるんだままだから、支えるのは四つの乳首と二本のペニスを縛った六本の紐だけ。
 ジュリが紐を巻き上げるにつれ、全体重のかかった乳首と性器は徐々に引き伸ばされていくようだ。
 最初に感じた痛みは数秒すると快感に変わり始め、僕と先生の全身の肌を快感のさざ波が走り抜けた。
 普段のオナニーでも興が乗るとペニスを緊縛する性癖のある僕には、この体位はむしろ歓迎すべきものだ。
 勃起ペニスが千切れんばかりに引っ張られるこの感触は、あたかも巨漢に凌辱されているかのようで、ある意味とてつもなく気持ちがいい。
 少し上体を起こしてみると、目の前で、ジュリから手渡された電動マッサージ器を掲げた塁が見えた。
 塁は細かく振動する電マの松茸の笠みたいなウレタンゴムを、先生の裸体のあちこちに押し当てている。
 頸筋から腋の下、鎖骨の間を通って平らな腹へ、そして勃起ペニスのつけ根、垂れ下がった陰嚢へとー。
「あああ…」
 切なげにうめく先生。
 気持ちよくてならないのだ。
 その証拠に、オナホから突き出た先生の亀頭の先では、おなじみのカウパー腺液が露となって光っている。
「いい感じね。じゃあ、そろそろ、こっちもスイッチオンといこうかしら」
 ジュリが言って、リモコンのようなものを手に取った。
 そうか。
 僕の心臓が、期待で烈しく高鳴った。
 僕と先生の肛門を繋いだ双頭バイブ。
 奥の奥までずっぽり埋まり、僕らの直腸の入口を密着させたこの人工のペニスも、他のと同様、無線なのだ。
 ジュリの手のリモコンで、リモート操作できるというわけなのである。
 ただでさえ躰の中の空虚をみっしり埋め尽くし、こんなにも気持ちがいいというのに、もしこれが動いたらー。
 そう思った瞬間だった。
 ウイーン!
 肛門から大腸へと続く、焼肉の生ホルモンのような窮屈な管の中で、ふいにバイブが首を振り始めた。
「あぎゃっ」
 先生が硬直した。
「はぐうっ」
 僕も同じだった。
 す、すごい…。
 すご、すぎるー。
 躰が内側から滅茶苦茶に掻き回される。
 その快感のすさまじさといったら、もう…。
「あひ、いくうっ」
「で、ででりゅっ!」
 オナホで束にして緊縛され、根元を紐で縛られた僕と先生の勃起ペニスが、またしてもぐわんと膨張した。
 ちゅぶっ。
 どびゅっ。
 くちゅっ。
 僕らは浅ましくも裸体をひくつかせ、痙攣を繰り返したあげく、色々な穴からさまざまな汁を吐き出した。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

処理中です...