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ヤミイ

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「どうだ? 気持ちいいか?」
 先生を腰の上に乗せたまま、アキラが下から突き上げる。
「いい、ああ、い、いい…」
 ガクガク揺れながら、先生が喘ぎ出す。
 先生はアキラに両腕を取られ、上半身を突き出すような格好になっている。
 飛行機ごっこみたいな姿勢の先生を立ったまま犯しまくる彼に、僕は凄まじい嫉妬の念を抱かずにはいられない。
 せめてあのチンポを舐めたい。
 突き出た先生の陰茎を切実に見て思う。
 先生の陰茎は限界まで勃起して青バナナのように見事に反り返っている。
「く、ください…」
 僕は両手を伸ばしてよろめき出た。
「やめなさいってば! 今は何をやっても無駄。お兄ちゃんはアキラにメロメロなんだから」
 止めようとしたジュリの手を振りほどく。
「そうか。坊主、こいつのチンコがほしいのか」
 アキラが僕のほうに先生の躰を向けて、腰を揺すり上げた。
 床に足がついていないため、はしたない先生の裸体が、壊れた人形のように揺れる。
 メトロノームの針みたいに動く勃起陰茎は、まるで僕を誘っているかのようだ。
「ほ、ほしい…。先生の、硬いおチンポ…」
 もうすぐだ。
 もうすぐ、あの肉松茸に手が届く。
 僕の大好きな、筋肉製の厚く火照ったミルク製造器官に…。
「だが、断る」
 突然、アキラが吐き捨てるように言い、先生の躰を腰の上で180度回転させた。
 両脚をV字になるまで押し上げ、貫いた肛門を支点にして、ぐるりと半周回したのだ。
 そうすると先生は、背中を僕のほうを向け、股間をアキラの側を向くことになった。
 自分の側にやってきた先生の陰茎を、アキラが両手で握りしめたのが分かった。
 陰茎を握ったまま、どんと先生の胸を押す。
「あああっ!」
 先生の上半身が大きくのけぞり、僕のほうに倒れてきた。
 アキラに肛門と勃起陰茎を支配され、その逆に自由になった上半身が、こっちに向かって折れ曲がってきたのだ。
 逆さになった先生の顔が、僕を見た。
 先生はひどく浅ましい顔をしていた。
 そこに浮かんでいるのは、感じている時の表情そのものだ。
 秀でた額に汗で貼りついた柔らかな髪、半眼になったうつろな目、しどけなく開いた口、ひくひく動く鼻の穴…。
 その官能的な白い喉を、喉仏がゆっくり上下するのさえ、僕は見ていてたまらない。
 なまじ美形なだけに、先生の逝きそうな時の顔は、本当にいやらしすぎる…。
「我慢して」
 ジュリがそっと背後から僕の陰茎を握ってきた。
「あたしが出させてあげるから」
 僕の陰茎は、先生の陰茎に負けないぐらい、天井を衝くほど硬く鋭く勃起してしまっていた。

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