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ヤミイ

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 あれは、正夢だったのか…。
 僕はついさっきまで見ていた白日夢の内容を思い出して、慄然とする思いだった。
 勃起ペニスを扱きながら、指で肛門を責めるー。
 体位こそ違え、それは夢の中で僕が先生を逝かせた手法と同じである。
 そして、先生のいとこだという、唐突なライバルの出現ー。
 夢の中で、先生は、僕やジュリのほかに好きな人がいる、と告白した。
 その謎の人物が、アキラだったというわけか…。
「ああっ、ああっ、ああんっ」
 アキラの指責めに、先生は今にも崩れ落ちそうだ。
 こちらを向いた肛門からはしとどに肛門汁が滲み出し、だらだらアキラの左手を伝っている。
 高速で上下する右手に握りしめられた勃起陰茎の先、膨れ上がった亀頭の鈴口からも、先走り汁が漏れている。
「どうだ? 気持ちいいか? いいならいいと、はっきり言ってみろ!」
 そうけしかけるアキラ自身の男根も、野球のバットよろしく獰猛にそそり立ち、次なる出番を待っている。
「い、言うもんか…。俺を、捨てて、海外に、逃げたおまえなんかのために…」
 一瞬意識が正常に戻ったのか、驚くべきことに、先生が口にしたのは、そんな反抗的な台詞だった。
「今の、俺には、年下の、愛しいセフレが、ちゃんと、いる…。アキラ、おまえなんて…」
 先生に流し目で見つめられ、僕はドキッとした。
 口から心臓が飛び出しそうな衝撃だった。
 じわりと目尻に涙が滲んでくる。
 だって、ついにー。
 先生が、僕のことを認めてくれたのだ!
 最高だ!
 なんたる逆転劇!
 ざまあみろ!
 僕はアキラに勝ったのだ!
「新しいセフレというのは、そこの少年か。はっ、変態性欲者のおまえらしいな。毎年、この季節になると、教え子の中からひとりめぼしいのを選んで、性奴隷に仕立て上げるんだってな。風のうわさで聞いてるぞ」
 にっと口角を吊り上げると、アキラが背後から先生のよく締まった腰を両手で抱え、ぐっと上に持ち上げた。
 そうしておいて、先生の尻肉の割れ目におのれの棍棒を押し当て、腰を前に突き出してずぶりと突き刺した。
「はううっ!」
 アキラの腰の上に乗っかった状態で、先生が大きくのけぞった。
 勃起乳首が震え、半開きの口から唾液が飛び散った。
「さあ、きさまの大好きな立位だぞ。いつまでやせ我慢できるか、試してやろうじゃないか」
 ずぶっ。
 ずぶずぶずぶっ!
 モズのはやにえのごとくペニスで完全に先生を貫いたまま、ゲラゲラ笑いながらアキラが烈しく腰を突き上げた。
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