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ウミちゃん、世界を渡る
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「お支払いする金額なんですが、こちらの金額でどうでしょうか?」
ナルクが急いで部屋を出ていったと思ったら、一つの袋を持って戻ってき、袋の中を見せながらそう言った。
「黒貨が4枚、白貨、金貨、銀貨が9枚ずつと銅貨が10枚入っています。それと今は手持ちがないので渡せないのですが、後日黒貨をもう5枚お渡し致します」
「あ、はいそれじゃあそれで……」
まだこの世界のお金の基準があまり分かってないから、今はそう応えよう…多すぎるようなら後で返せばいいしね。
「おぉ!ありがとうございます。それでは後の黒貨5枚は後日ソラさんのお宅にお届けいたしますね」
「あ、僕宿に泊まっているのでそこにお願いします」
といっても宿の名前を忘れた為、地図を用意してもらい、場所を指定する。
「はい、分かりました……それでは後日こちらの宿へ直接お届けにまいりますね」
「はい、お願いします……それではありがとうございました」
椅子から立ち上がり、お辞儀をする。
「ほら、ウミちゃんもね?」
「………ん…」
少し頭を下げそういった。
「ははは、すいません…ウミちゃんはちょっと人とあまり話したことが無くて…」
「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりこちらこそありがとうございました。貴重な情報の提供に、こんな素晴らしいものも譲って頂いて…」
「喜んで頂けてこちらも嬉しいです、それではまた明日お会いしましょう」
ソラ達はギルドを出ると、いつの間にか夜空に変わっていて賑わっていた街中も静かになっていた。
「もう暗いね…ごめんねウミちゃん、ウミちゃんさえ良ければ今からでも夜のデートをしたいんだけど……どうかな?」
「…!…する!…………ん!…」
その後ウミに腕に抱き締められながら、夜の街でのデートを楽しんだ。
宿に帰ると既に店の人は寝てしまっていた。
晩御飯を準備してくれてたら申し訳ないことをしたな………明日謝ろう…
「………ふ、ふぁぁぁあ!!」
……………
……あ、朝か…夢での感覚がリアル過ぎて少しボーッとしてたや………でも疲れは感じていないな…………
「お兄様、奏美です。起きておられますか?」
「…うん………起きてるよぉ…」
「あ、起きてましたかお兄様。それでは入りますよ?お兄様は身体を起こさせないとなかなか動きませんので…………やっぱりまだ毛布にくるまってい……る………」
………ん?奏美ちゃん?
「どうしたのぉ?奏美ちゃん…………ん?」
ソラは何かの違和感を感じた……その違和感を探す為に身体を起こして毛布から身体を出し立ち上がった。
「……………ありゃ?」
驚くことに誰も居ない筈の毛布に膨らみができていた。
「……もしかして…」
……いや、もしかしなくても…ウミちゃん…だろうなぁ……
ソラは予想しつつ、毛布をバッ!と上に持ち上げた。
「…………んぅ………すぅ…すぅ…………」
毛布の中にいたものはやはりソラが予想した通りウミだった。
あちゃぁ……こっちにも来れちゃうのかぁ…流石にこっちに来られたらなぁ……嬉しいは嬉しいけど養える気がしないんだよねぇ…………まぁ、僕がバイトでもすればいいんだろうけど……それよりともかくウミちゃんを起こすか…
「ウミちゃん…ウミちゃん……」
ソラはウミの身体を揺すった。
「………ん……………………ソラ……おはよ…………………………」
「ん、おはよう。寝起きでダルイだろうけど今ちょっとまずい状況だから頑張って身体を起こしてくれる?」
「………ん…まってて……………………んん…よい…しょ…………?……………ここどこ?…」
ウミは眠たい顔をしながら首を傾げた。
んー、どう説明しようか…
「えーと、ここは僕の家なんだけど……何故か分からないけど、起きたら自宅にいたんだ…ごめん説明難しくてできないや……」
「………?……ソラの家……?……」
「うん、そうなんだ。寝る前にいた所とは違う場所で……とにかく遠いところにあったはずの僕の家の僕の部屋だよ。何故ここにいるのかは分からないけど…」
ほんと、なんでウミちゃんがここに来れたのが分からない……それを言ったらスキルとかを前日で使えるのもわからずじまいだけどね……
「とにかく起きようか……そこに何が何だかわからず固まってる僕の妹もいるしね…」
僕の妹の奏美ちゃんはあれから息もしてないんじゃないんじゃないかというほど、ぴたっと止まっていた。
しょうがない、奏美ちゃんを起動させてあげるかぁ…
そう思いながらソラは奏美に近づき、手を顔の前で振りながら声をかけた。
「おぉい、奏美ちゃーん。起きろー…起動しろー……………」
身体を揺すってみたりもするが、一向に意識を戻そうとしない奏美…
ははぁん…奏美ちゃんどうしても起きないつもりだね?いいよ?そういうつもりなら…
「奏美ちゃん…?今すぐ起きないと………奏美ちゃんの通ってる学校の人達に…あのこと言っちゃうよ?…」
「だ、だめです!!!…え?」
はっ!とした感じで意識を戻す奏美は周りをみる、すると奏美の顔の目の前にはソラの顔が真近にみえ、奏美は再び意識を失いそうになる。
「よし、奏美ちゃん起きたね…じゃあ急だけど、説明させてね」
意識を失いそうになる奏美の意識を目覚めさせようと、ソラは素早く言葉を発し、奏美をベッドの上に座らせた。
ちなみにウミちゃんは奏美ちゃんの真横に座っている。
「……あ、あの……この方は…?」
「うん、その事を今から言おうと思ってね……簡単に言うと…この子は僕の彼女さんなんだ」
「………はい……………………」
奏美は一瞬にして、顔が暗くなった。
(………このお方がお兄様の……もしかしたらお兄様は彼女さんがいるのではないかと前から思っていたけれど………本当におらっしゃったのですね…お兄様はこの方とキスなどをして……)
そう考えるともっと気が重くなり、表情が暗くなっていく…
(それに、こんなにも可愛いお方でこれ以上ないと思ってしまうほどお兄様とお似合いと思ってしまうほど……)
「……よろしく……………」
「へ?」
ウミは奏美に手を差し出した。
「ごめんね奏美ちゃん、本当に急だったけど仲良くして上げてね?ウミちゃんも僕の妹と仲良くしてあげてね?」
「………ん…任せて……………ウミです…ソラの…彼女です………よろしく…お願いします…」
ウミは、ゆっくりと言葉を発して頭を下げた。
「……いえ、こちらこそよろしくお願いします…」
(ウミちゃんと言うんですね……お兄様を取られてしまったけど…それは仕方ない事ですよね…!ウミちゃんもいい人そうですし!)
(お兄様………)
「よし!それと、奏美ちゃん。実は大切な話がもう一つあるんだけどね?」
「……はい、何でしょうか?」
「あ、ウミちゃんも一緒に聞いてくれる?」
「…分かった……」
「うん…じゃあまずこれを見てくれる?」
ソラは手を上げる。奏美はどのことを言っているのかと疑問に思いながらソラの手を見つめた。
すると、いつの間にかソラの手にトンカチが握られていた。
「僕はこのように物を取り出せるんだ。更に…」
そう言って、もう片方の手を上げて今度は鉄のインゴットをとりだした。
「……っ!?」
奏美はインゴットを見ていると、ソラに驚いた。
それはソラが片手でインゴットを握りつぶしたからだ。
「おっと…流石に血が出ちゃったか……」
「ソラ…………気をつけて……」
「あぁ、うん。ごめんね今度から気をつけるよ。それにあまり痛くないから心配しないで……」
するとウミはソラの手をとる、するとみるみる、手についた傷が無くなってしまった。
「あれ?ウミちゃんも魔法使えたんだ?ありがとね」
ウミの頭を撫で、話を続ける。
「えっと、とにかく僕は力が強く、今ウミちゃんがやったように魔法を使えるんだ」
「……ほ、本当なのですか?」
「うん、使えるようになったのは二日前なんだけどね?」
「…………」
「奏美ちゃん?」
奏美は、下を向き力を貯めるような仕草をして、いかにもソラの話は耳に入っていない感じになっていた。
ど、どうしたんだろ……怖がってる??……
「あ、あの?奏「す、凄いですお兄様!!!」…へ?」
「お、お兄様は遂にチートを身につけたのですね!!!!!そ、それで!?いったいどうやってそのお力を!?」
「あ、うん……夢の中の力が出せるようになったんだけど…方法は………」
「夢の中!?!!お兄様は凄いです!!夢の中の事を現実に出来るなんてチートのチート!!!お兄様に相応しい素晴らしい能力!!」
「か、奏美ちゃん……い、一旦落ち着かない?」
「いえ!お兄様がまるで小説の様な能力を身につけたのです!これが落ち着いていられますか!?いえ!落ち着けません!」
ど、どうしよう…奏美ちゃんが壊れちゃった……た、たしか奏美ちゃんは色々本を読んでいたけど、その内容にも出てきてるのかな……
とにかく奏美ちゃんを落ち着かせないと…
「ウミちゃん……ちょっと、お願いがあるんだけどいいかな?」
「…ん………ソラの妹…………倒す?………」
「ううん、違うよ。ウミちゃんにはここの部屋を出ると階段があるから下りた所の机に飴玉が何粒かあるから全部持ってきて欲しいんだ」
「……ん……分かった……」
トテトテッと行動し始めるウミを見送りソラはアイテムボックスから箱とトンカチを取り出す。
「あ、ウミちゃんありがとう」
ウミが飴玉の入った箱を持ってくる…
たしか15個残ってたはずだからアレが丁度作れるな…あれ?
「ウミちゃん、これ15個無かった?」
箱の中の飴玉は15個ではなく14個だった。
「………ぷちゃ……あった………もぐもぐ……」
ウミちゃんを見ると口に物を含みながら話していた。
「あー……ウミちゃん食べちゃったか…」
「……だめだった…?…………」
「いや、大丈夫だよ………どうしたの?ウミちゃん……っ!?」
「……返す…」
なんとウミはソラへと近づき、唇を奪った。
すると、ウミはまだ舐めきっていない口の中の飴玉をソラの口の中へと舌で押し込んだ。
「…あ、あはは……ありがとね。」
「……ん……別にいい…///」
顔を赤くするウミちゃんは可愛いなぁ……あ、そうだそうだこの飴玉で、精神安定飴を作るんだった……あれ?
ソラは作り始めようとするが、いつの間にか静かになっていた奏美の事が気になり、奏美を見るとまたもや下を向き、力を貯めていた。
ナルクが急いで部屋を出ていったと思ったら、一つの袋を持って戻ってき、袋の中を見せながらそう言った。
「黒貨が4枚、白貨、金貨、銀貨が9枚ずつと銅貨が10枚入っています。それと今は手持ちがないので渡せないのですが、後日黒貨をもう5枚お渡し致します」
「あ、はいそれじゃあそれで……」
まだこの世界のお金の基準があまり分かってないから、今はそう応えよう…多すぎるようなら後で返せばいいしね。
「おぉ!ありがとうございます。それでは後の黒貨5枚は後日ソラさんのお宅にお届けいたしますね」
「あ、僕宿に泊まっているのでそこにお願いします」
といっても宿の名前を忘れた為、地図を用意してもらい、場所を指定する。
「はい、分かりました……それでは後日こちらの宿へ直接お届けにまいりますね」
「はい、お願いします……それではありがとうございました」
椅子から立ち上がり、お辞儀をする。
「ほら、ウミちゃんもね?」
「………ん…」
少し頭を下げそういった。
「ははは、すいません…ウミちゃんはちょっと人とあまり話したことが無くて…」
「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりこちらこそありがとうございました。貴重な情報の提供に、こんな素晴らしいものも譲って頂いて…」
「喜んで頂けてこちらも嬉しいです、それではまた明日お会いしましょう」
ソラ達はギルドを出ると、いつの間にか夜空に変わっていて賑わっていた街中も静かになっていた。
「もう暗いね…ごめんねウミちゃん、ウミちゃんさえ良ければ今からでも夜のデートをしたいんだけど……どうかな?」
「…!…する!…………ん!…」
その後ウミに腕に抱き締められながら、夜の街でのデートを楽しんだ。
宿に帰ると既に店の人は寝てしまっていた。
晩御飯を準備してくれてたら申し訳ないことをしたな………明日謝ろう…
「………ふ、ふぁぁぁあ!!」
……………
……あ、朝か…夢での感覚がリアル過ぎて少しボーッとしてたや………でも疲れは感じていないな…………
「お兄様、奏美です。起きておられますか?」
「…うん………起きてるよぉ…」
「あ、起きてましたかお兄様。それでは入りますよ?お兄様は身体を起こさせないとなかなか動きませんので…………やっぱりまだ毛布にくるまってい……る………」
………ん?奏美ちゃん?
「どうしたのぉ?奏美ちゃん…………ん?」
ソラは何かの違和感を感じた……その違和感を探す為に身体を起こして毛布から身体を出し立ち上がった。
「……………ありゃ?」
驚くことに誰も居ない筈の毛布に膨らみができていた。
「……もしかして…」
……いや、もしかしなくても…ウミちゃん…だろうなぁ……
ソラは予想しつつ、毛布をバッ!と上に持ち上げた。
「…………んぅ………すぅ…すぅ…………」
毛布の中にいたものはやはりソラが予想した通りウミだった。
あちゃぁ……こっちにも来れちゃうのかぁ…流石にこっちに来られたらなぁ……嬉しいは嬉しいけど養える気がしないんだよねぇ…………まぁ、僕がバイトでもすればいいんだろうけど……それよりともかくウミちゃんを起こすか…
「ウミちゃん…ウミちゃん……」
ソラはウミの身体を揺すった。
「………ん……………………ソラ……おはよ…………………………」
「ん、おはよう。寝起きでダルイだろうけど今ちょっとまずい状況だから頑張って身体を起こしてくれる?」
「………ん…まってて……………………んん…よい…しょ…………?……………ここどこ?…」
ウミは眠たい顔をしながら首を傾げた。
んー、どう説明しようか…
「えーと、ここは僕の家なんだけど……何故か分からないけど、起きたら自宅にいたんだ…ごめん説明難しくてできないや……」
「………?……ソラの家……?……」
「うん、そうなんだ。寝る前にいた所とは違う場所で……とにかく遠いところにあったはずの僕の家の僕の部屋だよ。何故ここにいるのかは分からないけど…」
ほんと、なんでウミちゃんがここに来れたのが分からない……それを言ったらスキルとかを前日で使えるのもわからずじまいだけどね……
「とにかく起きようか……そこに何が何だかわからず固まってる僕の妹もいるしね…」
僕の妹の奏美ちゃんはあれから息もしてないんじゃないんじゃないかというほど、ぴたっと止まっていた。
しょうがない、奏美ちゃんを起動させてあげるかぁ…
そう思いながらソラは奏美に近づき、手を顔の前で振りながら声をかけた。
「おぉい、奏美ちゃーん。起きろー…起動しろー……………」
身体を揺すってみたりもするが、一向に意識を戻そうとしない奏美…
ははぁん…奏美ちゃんどうしても起きないつもりだね?いいよ?そういうつもりなら…
「奏美ちゃん…?今すぐ起きないと………奏美ちゃんの通ってる学校の人達に…あのこと言っちゃうよ?…」
「だ、だめです!!!…え?」
はっ!とした感じで意識を戻す奏美は周りをみる、すると奏美の顔の目の前にはソラの顔が真近にみえ、奏美は再び意識を失いそうになる。
「よし、奏美ちゃん起きたね…じゃあ急だけど、説明させてね」
意識を失いそうになる奏美の意識を目覚めさせようと、ソラは素早く言葉を発し、奏美をベッドの上に座らせた。
ちなみにウミちゃんは奏美ちゃんの真横に座っている。
「……あ、あの……この方は…?」
「うん、その事を今から言おうと思ってね……簡単に言うと…この子は僕の彼女さんなんだ」
「………はい……………………」
奏美は一瞬にして、顔が暗くなった。
(………このお方がお兄様の……もしかしたらお兄様は彼女さんがいるのではないかと前から思っていたけれど………本当におらっしゃったのですね…お兄様はこの方とキスなどをして……)
そう考えるともっと気が重くなり、表情が暗くなっていく…
(それに、こんなにも可愛いお方でこれ以上ないと思ってしまうほどお兄様とお似合いと思ってしまうほど……)
「……よろしく……………」
「へ?」
ウミは奏美に手を差し出した。
「ごめんね奏美ちゃん、本当に急だったけど仲良くして上げてね?ウミちゃんも僕の妹と仲良くしてあげてね?」
「………ん…任せて……………ウミです…ソラの…彼女です………よろしく…お願いします…」
ウミは、ゆっくりと言葉を発して頭を下げた。
「……いえ、こちらこそよろしくお願いします…」
(ウミちゃんと言うんですね……お兄様を取られてしまったけど…それは仕方ない事ですよね…!ウミちゃんもいい人そうですし!)
(お兄様………)
「よし!それと、奏美ちゃん。実は大切な話がもう一つあるんだけどね?」
「……はい、何でしょうか?」
「あ、ウミちゃんも一緒に聞いてくれる?」
「…分かった……」
「うん…じゃあまずこれを見てくれる?」
ソラは手を上げる。奏美はどのことを言っているのかと疑問に思いながらソラの手を見つめた。
すると、いつの間にかソラの手にトンカチが握られていた。
「僕はこのように物を取り出せるんだ。更に…」
そう言って、もう片方の手を上げて今度は鉄のインゴットをとりだした。
「……っ!?」
奏美はインゴットを見ていると、ソラに驚いた。
それはソラが片手でインゴットを握りつぶしたからだ。
「おっと…流石に血が出ちゃったか……」
「ソラ…………気をつけて……」
「あぁ、うん。ごめんね今度から気をつけるよ。それにあまり痛くないから心配しないで……」
するとウミはソラの手をとる、するとみるみる、手についた傷が無くなってしまった。
「あれ?ウミちゃんも魔法使えたんだ?ありがとね」
ウミの頭を撫で、話を続ける。
「えっと、とにかく僕は力が強く、今ウミちゃんがやったように魔法を使えるんだ」
「……ほ、本当なのですか?」
「うん、使えるようになったのは二日前なんだけどね?」
「…………」
「奏美ちゃん?」
奏美は、下を向き力を貯めるような仕草をして、いかにもソラの話は耳に入っていない感じになっていた。
ど、どうしたんだろ……怖がってる??……
「あ、あの?奏「す、凄いですお兄様!!!」…へ?」
「お、お兄様は遂にチートを身につけたのですね!!!!!そ、それで!?いったいどうやってそのお力を!?」
「あ、うん……夢の中の力が出せるようになったんだけど…方法は………」
「夢の中!?!!お兄様は凄いです!!夢の中の事を現実に出来るなんてチートのチート!!!お兄様に相応しい素晴らしい能力!!」
「か、奏美ちゃん……い、一旦落ち着かない?」
「いえ!お兄様がまるで小説の様な能力を身につけたのです!これが落ち着いていられますか!?いえ!落ち着けません!」
ど、どうしよう…奏美ちゃんが壊れちゃった……た、たしか奏美ちゃんは色々本を読んでいたけど、その内容にも出てきてるのかな……
とにかく奏美ちゃんを落ち着かせないと…
「ウミちゃん……ちょっと、お願いがあるんだけどいいかな?」
「…ん………ソラの妹…………倒す?………」
「ううん、違うよ。ウミちゃんにはここの部屋を出ると階段があるから下りた所の机に飴玉が何粒かあるから全部持ってきて欲しいんだ」
「……ん……分かった……」
トテトテッと行動し始めるウミを見送りソラはアイテムボックスから箱とトンカチを取り出す。
「あ、ウミちゃんありがとう」
ウミが飴玉の入った箱を持ってくる…
たしか15個残ってたはずだからアレが丁度作れるな…あれ?
「ウミちゃん、これ15個無かった?」
箱の中の飴玉は15個ではなく14個だった。
「………ぷちゃ……あった………もぐもぐ……」
ウミちゃんを見ると口に物を含みながら話していた。
「あー……ウミちゃん食べちゃったか…」
「……だめだった…?…………」
「いや、大丈夫だよ………どうしたの?ウミちゃん……っ!?」
「……返す…」
なんとウミはソラへと近づき、唇を奪った。
すると、ウミはまだ舐めきっていない口の中の飴玉をソラの口の中へと舌で押し込んだ。
「…あ、あはは……ありがとね。」
「……ん……別にいい…///」
顔を赤くするウミちゃんは可愛いなぁ……あ、そうだそうだこの飴玉で、精神安定飴を作るんだった……あれ?
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