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スタンピート
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カレンの朝食が届くまでの間、ソラはウミと今日の予定について詳しく話していた。
「順に言うと、まず寄り道しながら学園に向かって、その後時間が空いたら狩りに出発かな?あ、レベル上げに、オーブ集めもしたいからね」
それにしてもナルクさん遅いなぁ…何かあったのかな?それとも寝坊?いやそれはないか…
「暇だなぁ……うーん…ウミちゃんちょっといい?」
「…?…どうしたの?」
「いやぁ…少し暇だなぁと思ったからウミちゃんの事を抱きしめようかなぁと思ってね…」
「…!………………とうっ…」
ソラの言葉を聞いたウミは勢いよくソラにジャンプして抱きついた。
「おっと…あははウミちゃんは可愛いなぁ」
「………当たり前……だよ?」
「当たり前かぁ…そっかぁ…」
ギュッとウミを抱きしめ、頭を撫でる。
ウミちゃん、なんで魔族に狙われるんだろう……この笑顔を無くさせるなんてこと僕にはできないなぁ………守るからね……
グラァ!!………………
「な、なにっ?!!!」
突如地面が揺れた…
地震?!?いや、ちがうな……外に魔物がいるっ!!!
さっきまで気配は無かったのに!?どうやってここまで!?門は!?
「ウミちゃん!魔物だ!外に出るよ!
」
「…ん!………」
ソラは剣を取り出し部屋を出た。すると下の階からカレンと思わしき叫び声が聞こえた。
「カレンさんっ!!!」
下に急いで降りると、カレンの周りには三人の死体とリザードマンというトカゲの魔物が二匹いた。
「そ、ソラさん!!ウミちゃんを連れて逃げてください!私がこの魔物の囮になっているうちに!」
そう言ってソラを逃がそうとするカレン、だがソラはその言葉を聞くことはなく逆に魔物に素早く近寄った。
魔物達にはソラが一瞬の間で目の前に移動していたように見えただろう。
そのため何が起きたのか分からず魔物は一瞬戸惑ってしまう。
「グギャァ!」
咄嗟に手に持っていた剣をソラに向かって振り下ろすが、それは虚しく空を斬り地面へと刺さった。
「ギャ!グキャァ!」
「はぁぁ!!」
魔物の攻撃を横に避けたソラは
その隙を見逃さず、剣を横に振り、リザードマン2人の身体を腕ごと切断した。
「…ふぅ、大丈夫?カレンさん」
「ヒッ…………ぁ、大丈夫です…」
カレンに手を差し伸べると一度カレンはソラの手から怖がるように避けた……が、すぐに状況を理解してソラの手を取りその場に立ち上がった。
「…はは、大丈夫ならよかった。それにしても今の魔物……なぜ街の中に…」
「私にも分かりません…先ほどの地震が起きた後すぐに外から入ってきてお客様を……」
そう言って近くに倒れてる人を見る。
「…ごめん、もう少し早く来れてれば……」
「いえ…ソラさんは悪くありません…本当ならお客様を守るのは私の仕事ですので……」
「……ごめんね?嫌なことをいったね………」
カレンさんの気を落としたのは僕が気の落ちるような話をし始めたからだ……なんとか話を変えないと…
「…カレンさん、僕は外の様子を見てきます。カレンさんは隠れててください」
ちょっと強引に変えたけどカレンさんを安全にさせないとだからね…
「わ、分かりました」
「…ウミちゃん、行くよ。カレンさん、なるべく魔物から見つからなそうな所にいてくださいね」
「はい、お気を付けて……ウミちゃんも…」
「…ん………もちろん…」
宿を出ると、そこにはたくさんの魔物がいた。
空を飛ぶ鳥型の魔物や、先程見たリザードマン、ビッグスライムなど色々だ。
その中人間は皆近くで倒れ、死んでいた。
「うっ………ウミちゃん!危なくなったら回復魔法を頼む!僕はここ一帯にいる魔物を倒す!」
「…分かった、任せて……」
ソラは辺りに居る、魔物に接近し次々と剣で倒していく、空を飛んでいる者は付近の石を投げ、顔に命中させ、倒した。
30匹位だろうか、そのくらい行くであろう量の魔物を倒すと、魔物は居なくなりドロップしたオーブや素材だけが残っていた。
「ふぅ、おわった…ウミちゃんは大丈夫?」
「ん……見てるだけ…簡単………」
「それならよかった。それじゃあカレンさんの元へ魔物が来ることは無くなっただろうから、街中の魔物を探して倒しに行こっか。」
多分ここだけじゃなくてほかの所も被害が出てるだろうからな……
「きゃー!!!」
「っ!?今の…ギルドの方かっ!」
「うん………たぶん……まり?………」
しばらく辺りの敵を倒しながら街中の屋根の上を移動していたソラはギルドの方からマリとおもわしき声を聞き、ギルドの方へと走った。
「…ゴー…………」
因みにウミちゃんは僕のお姫様抱っこで運ばせてもらってます。
「ギルドマスター!大変です!」
「ん?あぁ、マリですか。どうしたのです?」
「そ、それが…ま、魔物が、攻めてきました!」
「っ!な、何体だい?!」
「…詳しくは分かりませんが…… いま、報告しに来た冒険者の方々によると…千は超えます………」
「っ!た、ただちに討伐依頼を出してくれ!報酬は5体で銀貨5枚!早く!」
「は、はい!」
マリは急いで下の階に降りていった。
「………魔物が攻めてくるなんて…10年ぶりか……」
「緊急です!ただ今から街中に迫ってきた魔物、5体につき銀貨5枚!5枚報酬に出します!ランクは下でも構いません!魔物のドロップ品を5つ持ってきて下さい!」
「お、おい!聞いたか!?俺達の5日分の報酬じゃねぇか!!行くぞ!!」
「聞いた!?私達も行くわよ!」
「……ふぅ…」
マリの報告と同時にギルドにいた冒険者達はいっせいに立ち上がり、武器を手に取り魔物を討伐しに行った。
「大丈夫でしょうか………」
マリは報告に受けていた魔物、スピードウルフやメイジが付く名前の魔物に冒険者は倒せるかと心配した。
「ふっふっふ!!!大丈夫よ!!!」
「あ、貴方は!」
突如ギルド内から声がし、その方向をマリは見ると1人の赤髪の少女が杖を手に立っていた。
「そう!スキル魔法学園の長の娘であるこの私がいるわ!雑魚の魔物の千や二千なんか私の火炎魔法でチョチョイのちょいよ!」
「………」
赤髪の少女が胸を張り自信満々に言う中、マリは苦笑いで赤髪の少女に話しかける。
「アリーさん、それは依頼をしてくれるという事でしょうか?それなら私もすこしは安心できます。ですが、今回のスタンピードは数だけでなく魔物の質も高いんです」
「ふふふっ、どうせオークやハゲタカ、それかファンゴでしょ?そんなの私にとっては雑魚の中の雑魚よ」
アリーと呼ばれる少女は片手で持てるほどの小さな杖を上に向け、先端から炎をボッと出しながらいう。
「いえ、実はリザードマンやスピードウルフなど、Bランクに入る魔物を見たとの情報があります。」
「はぁ!?リザードマン!?な、なんでそんな奴らがこんな所に来てるのよ!そいつらって隣の隣の街付近にしかいないんじゃないのぉ!?」
「や、やっぱり無理ですよね…アリーさんはBクラスの冒険者ですけど、同じクラスの魔物を千以上というのは……」
「な、何言ってるのよ!わ、私に無理な事があるわけないじゃない!Bクラスの魔物がいくらいようとも私は負けたりしないわ!学園長の娘ですもの!」
アリーは少し震えながらそう大声で言った。
「順に言うと、まず寄り道しながら学園に向かって、その後時間が空いたら狩りに出発かな?あ、レベル上げに、オーブ集めもしたいからね」
それにしてもナルクさん遅いなぁ…何かあったのかな?それとも寝坊?いやそれはないか…
「暇だなぁ……うーん…ウミちゃんちょっといい?」
「…?…どうしたの?」
「いやぁ…少し暇だなぁと思ったからウミちゃんの事を抱きしめようかなぁと思ってね…」
「…!………………とうっ…」
ソラの言葉を聞いたウミは勢いよくソラにジャンプして抱きついた。
「おっと…あははウミちゃんは可愛いなぁ」
「………当たり前……だよ?」
「当たり前かぁ…そっかぁ…」
ギュッとウミを抱きしめ、頭を撫でる。
ウミちゃん、なんで魔族に狙われるんだろう……この笑顔を無くさせるなんてこと僕にはできないなぁ………守るからね……
グラァ!!………………
「な、なにっ?!!!」
突如地面が揺れた…
地震?!?いや、ちがうな……外に魔物がいるっ!!!
さっきまで気配は無かったのに!?どうやってここまで!?門は!?
「ウミちゃん!魔物だ!外に出るよ!
」
「…ん!………」
ソラは剣を取り出し部屋を出た。すると下の階からカレンと思わしき叫び声が聞こえた。
「カレンさんっ!!!」
下に急いで降りると、カレンの周りには三人の死体とリザードマンというトカゲの魔物が二匹いた。
「そ、ソラさん!!ウミちゃんを連れて逃げてください!私がこの魔物の囮になっているうちに!」
そう言ってソラを逃がそうとするカレン、だがソラはその言葉を聞くことはなく逆に魔物に素早く近寄った。
魔物達にはソラが一瞬の間で目の前に移動していたように見えただろう。
そのため何が起きたのか分からず魔物は一瞬戸惑ってしまう。
「グギャァ!」
咄嗟に手に持っていた剣をソラに向かって振り下ろすが、それは虚しく空を斬り地面へと刺さった。
「ギャ!グキャァ!」
「はぁぁ!!」
魔物の攻撃を横に避けたソラは
その隙を見逃さず、剣を横に振り、リザードマン2人の身体を腕ごと切断した。
「…ふぅ、大丈夫?カレンさん」
「ヒッ…………ぁ、大丈夫です…」
カレンに手を差し伸べると一度カレンはソラの手から怖がるように避けた……が、すぐに状況を理解してソラの手を取りその場に立ち上がった。
「…はは、大丈夫ならよかった。それにしても今の魔物……なぜ街の中に…」
「私にも分かりません…先ほどの地震が起きた後すぐに外から入ってきてお客様を……」
そう言って近くに倒れてる人を見る。
「…ごめん、もう少し早く来れてれば……」
「いえ…ソラさんは悪くありません…本当ならお客様を守るのは私の仕事ですので……」
「……ごめんね?嫌なことをいったね………」
カレンさんの気を落としたのは僕が気の落ちるような話をし始めたからだ……なんとか話を変えないと…
「…カレンさん、僕は外の様子を見てきます。カレンさんは隠れててください」
ちょっと強引に変えたけどカレンさんを安全にさせないとだからね…
「わ、分かりました」
「…ウミちゃん、行くよ。カレンさん、なるべく魔物から見つからなそうな所にいてくださいね」
「はい、お気を付けて……ウミちゃんも…」
「…ん………もちろん…」
宿を出ると、そこにはたくさんの魔物がいた。
空を飛ぶ鳥型の魔物や、先程見たリザードマン、ビッグスライムなど色々だ。
その中人間は皆近くで倒れ、死んでいた。
「うっ………ウミちゃん!危なくなったら回復魔法を頼む!僕はここ一帯にいる魔物を倒す!」
「…分かった、任せて……」
ソラは辺りに居る、魔物に接近し次々と剣で倒していく、空を飛んでいる者は付近の石を投げ、顔に命中させ、倒した。
30匹位だろうか、そのくらい行くであろう量の魔物を倒すと、魔物は居なくなりドロップしたオーブや素材だけが残っていた。
「ふぅ、おわった…ウミちゃんは大丈夫?」
「ん……見てるだけ…簡単………」
「それならよかった。それじゃあカレンさんの元へ魔物が来ることは無くなっただろうから、街中の魔物を探して倒しに行こっか。」
多分ここだけじゃなくてほかの所も被害が出てるだろうからな……
「きゃー!!!」
「っ!?今の…ギルドの方かっ!」
「うん………たぶん……まり?………」
しばらく辺りの敵を倒しながら街中の屋根の上を移動していたソラはギルドの方からマリとおもわしき声を聞き、ギルドの方へと走った。
「…ゴー…………」
因みにウミちゃんは僕のお姫様抱っこで運ばせてもらってます。
「ギルドマスター!大変です!」
「ん?あぁ、マリですか。どうしたのです?」
「そ、それが…ま、魔物が、攻めてきました!」
「っ!な、何体だい?!」
「…詳しくは分かりませんが…… いま、報告しに来た冒険者の方々によると…千は超えます………」
「っ!た、ただちに討伐依頼を出してくれ!報酬は5体で銀貨5枚!早く!」
「は、はい!」
マリは急いで下の階に降りていった。
「………魔物が攻めてくるなんて…10年ぶりか……」
「緊急です!ただ今から街中に迫ってきた魔物、5体につき銀貨5枚!5枚報酬に出します!ランクは下でも構いません!魔物のドロップ品を5つ持ってきて下さい!」
「お、おい!聞いたか!?俺達の5日分の報酬じゃねぇか!!行くぞ!!」
「聞いた!?私達も行くわよ!」
「……ふぅ…」
マリの報告と同時にギルドにいた冒険者達はいっせいに立ち上がり、武器を手に取り魔物を討伐しに行った。
「大丈夫でしょうか………」
マリは報告に受けていた魔物、スピードウルフやメイジが付く名前の魔物に冒険者は倒せるかと心配した。
「ふっふっふ!!!大丈夫よ!!!」
「あ、貴方は!」
突如ギルド内から声がし、その方向をマリは見ると1人の赤髪の少女が杖を手に立っていた。
「そう!スキル魔法学園の長の娘であるこの私がいるわ!雑魚の魔物の千や二千なんか私の火炎魔法でチョチョイのちょいよ!」
「………」
赤髪の少女が胸を張り自信満々に言う中、マリは苦笑いで赤髪の少女に話しかける。
「アリーさん、それは依頼をしてくれるという事でしょうか?それなら私もすこしは安心できます。ですが、今回のスタンピードは数だけでなく魔物の質も高いんです」
「ふふふっ、どうせオークやハゲタカ、それかファンゴでしょ?そんなの私にとっては雑魚の中の雑魚よ」
アリーと呼ばれる少女は片手で持てるほどの小さな杖を上に向け、先端から炎をボッと出しながらいう。
「いえ、実はリザードマンやスピードウルフなど、Bランクに入る魔物を見たとの情報があります。」
「はぁ!?リザードマン!?な、なんでそんな奴らがこんな所に来てるのよ!そいつらって隣の隣の街付近にしかいないんじゃないのぉ!?」
「や、やっぱり無理ですよね…アリーさんはBクラスの冒険者ですけど、同じクラスの魔物を千以上というのは……」
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