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不器用なユノ
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笈川に拝み倒され、片桐は渋々と笈川のラボを後にした。八時近い電車の吊革につかまって、川をわたる電車の窓から立ち並ぶマンションやアパートの明かりを見た。
あの中にそれぞれの家庭があり、別々の人が住んでいると思うと、どこか不思議な気持ちになる。そして、どの窓の中にも自分が一番愛した人がいないという絶望感も味わうのだ。
いつしか窓には雫が線を引き始めた。駅に着くと、雨は本降りになっていた。傘を持ってこなかった不運さを舌打ちして改札を抜けると、駅舎の出入り口の扉のそばに、小さな人影があった。初秋の冷たい雨が降る中、半袖に膝丈のキュロット姿は寒々しく目立っている。
「ユノ?」
片桐の声に気づいたのか、ユノが顔をあげた。肩に買い物バッグをかけている。商店街で買い物をした帰りらしい。
「どうしたんだ、こんなところに」
ユノは片桐に傘を差し出した。
「GPSで片桐が帰るの、分かった」
片桐のモバイルのGPSをユノは捕捉できるようになっている。便利といえば便利、四六時中監視されているようで、窮屈といえば窮屈だ。
「あ、ありがとう」
ユノは小さくうなずいた。さっきからずっとユノのチョーカーは赤紫色に明滅している。危険と安全が半々らしい。傘を片桐にわたすと、ユノは踵をかえして雨の中へと出ていく。
「ちょっと待てっ」
片桐はユノの後を追いかけたが、ユノは人波をかいくぐり先へと行く。必死に追う片桐はユノを止める方法を思い出した。
「止まれ!」
ユノは突然動きを止めた。マスターの声でだけできる強制停止だ。五秒間動きを止められる。ようやく追い付いた片桐は、ユノを傘の中へ入れた。
「ユノは防水加工してある」
強制停止が解けたユノは片桐を見上げた。ユノのチョーカーはまだ赤みがつよい。片桐はユノから買い物バッグを外すと、自分の肩にかけた。
「片桐が濡れる」
「大丈夫だ」
二人の会話に、道行く人が振り返る。アンドロイドが生活に溶け込んでいるとはいえ、少年少女型は周囲からあらぬ誤解を受ける危険性がある。チョーカーがアンドロイドと分かるように光るのは、トラブル回避のためだ。
「何か買い物をしてきたのか」
片桐は、そろそろと言葉を選んでユノに話しかけた。
「おかず、ユノは作れない」
片桐は思わず首肯する。
「そうじ、できない」
廊下は水たまりができるし、リビングはものが散乱している。
「せんたく、できない」
乾燥機を使えばいいものを、ユノはなぜか外干しにこだわる。
ついさっきまで、同様のことを笈川に言っていたくせに、自身の欠点をあげるユノに片桐は聞いていていい気がしなかった。
「教える、こんどから教える」
ユノのチョーカーが徐々に青色になってきた。片桐は車道側を歩き、ユノに車からの水しぶきがかからないように気を付けた。ユノの足元は、スニーカーだ。長靴を買った方がいいだろう。長すぎるエプロンも手直ししたほうがいいだろうし、季節に合わせた服も揃えてやった方がいいかもしれない。
いままでユノの行動にばかりが気になり、ユノ自身には目がいっていなかったようだ。片桐はわずかばかり反省する気持ちになった。
ようやく部屋にたどり着くと、片桐のコートやズボンの裾は、すっかり雨に濡れてしまっていた。
「先にバスタオルを取ってきてくれ」
ユノは靴を脱ぐとバスルームへかけていった。廊下に小さな足跡がついていく。これはあとから拭くしかないか、と片桐は早く休むことを諦めた。ユノはすぐにタオルを持って玄関に戻ってきた。
「あれ?」
ユノの首元が赤く明滅している。片桐は思わず周囲を見渡した。危険なものは、これといって目につかない。
と、ユノがはでな音を立てて倒れ、片桐は悲鳴を上げた。
「バッテリー切れかーっっ!!」
なぜかユノは自分で充電ができない仕様だった。片桐の家に来て倒れたのはこれで二度目だ。
放っておくのはなんだか目覚めが悪い。ユノの腕からタオルと取ると、片桐は足だけ拭いてユノを抱き上げリビングへ行きソファに寝かせた。
ユノの髪から水気をふき取ると、うなじの後ろをスライドさせて専用ケーブルを差し込み、充電を始めた。
「困ったな」
いかなアンドロイドとはいえ、服を脱がせるのには抵抗がある。苦肉の策として、水を吸った靴下とデニムのエプロンだけをそろそろと外し、あとはバスタオルでユノの体を包んだ。
片桐が風呂からあがると、ユノは目をつぶり、体を胎児のように丸めている。そうしていると、本当の子どものように見えた。
フル充電までは、およそ三時間ほどだが、朝までスリープモードにしたままでも差し支えない。
ユノのタイマーをセットすると片桐はキッチンのフライパンにあった焦げたしょうが焼きと、買い物バッグにはいっていた、ほうれんそうのおひたしやコロッケをテーブルに並べて遅い夕食をとった。
――おかず、ユノは作れない。そうじ、できない。せんたく、できない。
笈川のところで自分でも言っておきながら、ユノの口から同じことを言われると、どれだけ酷いことを口にしたか分かる。アンドロイドとはいえ、片桐は年端もいかない子供をいじめたような気持ちになった。
「後味が悪いだろ」
食器をシンクに持っていくと、せめてユノのエプロンの丈くらいは直そうと思った。笈川から渡されたユノの服は二着ずつある。雨に濡れた分はすでに洗濯機の中だ。もう一着のエプロンをユノの鞄から取り出すと、ソーイングボックスを探した。
「たしか、泉美の仕事部屋だな」
泉美が亡くなって以来、ほとんど足を踏み入れていなかった。ユノが来てからは、荒らされるのを用心して扉に鍵を付けていた。リビングのチェストから鍵を持ってきて開ける。四畳半ほどの狭いスペースに作業用の机と、机の上には画材が並べられてある。
イラストレーターだった泉美は、仕事のほとんどを自宅でしていた。何色もの色鉛筆、マーカー、カラーインクにパステル。様々な画材が使い勝手のいいように配置されている。泉美はアナログで絵を描いていたから、道具が多かったのだ。
亡くなった日は、新年のあいさつを兼ねて雑誌の編集者と打合わせをすることになっていた。打合わせ先の喫茶店で心筋梗塞を起こして、帰らぬ人になったのだ。
部屋の中にはまだ泉美の気配が残っているように感じた。付箋のつけられた本や、試し塗りされた画用紙、椅子に乗せられたくぼんだクッション。泉美は今たまたま外出しているような気がする。マンション下のコンビニまで、ちょっとアイスクリームでも買いにでも行っているような……。
片桐は頭を一つふると、クロッキー帳や資料が詰まった棚の下から木製のソーイングボックスを見つけて、リビングへと戻った。
翌朝、片桐は出勤時間ギリギリに飛び起きた。
「おはよう、片桐」
ユノは、慌ただしく出かける準備をする片桐に挨拶をした。片桐はネクタイを絞めながら、横目でユノの服装を確認した。
ユノは電源が入ってから着替えたらしく、シャツはミントグリーンのものになっていた。エプロンは、昨夜片桐が悪戦苦闘してボタンを付けなおし、長さを調節したものを身に着けている。
「じゃあ、行ってくる」
玄関で靴を履く片桐にユノは小さな包みを差し出した。「お弁当」
どうやら、おにぎりらしい。
「お、おう」
初めてのことに、片桐はうろたえ気味に返事をして受け取った。ユノは片桐の絆創膏だらけの指先を見ているようだ。
「エプロン、ありがとう。片桐」
ユノは片桐を見あげて、ほほえんだ。片桐は思わず目を見張った。家に来て、初めて見るユノの表情だった。
「いってきます」
ユノの笑顔は嬉しいと感じるが、心の片隅では今日はどうか大きな失敗はしないでくれ、と片桐は思った。
胸に抱いたおにぎりは、じんわりと温かった。
あの中にそれぞれの家庭があり、別々の人が住んでいると思うと、どこか不思議な気持ちになる。そして、どの窓の中にも自分が一番愛した人がいないという絶望感も味わうのだ。
いつしか窓には雫が線を引き始めた。駅に着くと、雨は本降りになっていた。傘を持ってこなかった不運さを舌打ちして改札を抜けると、駅舎の出入り口の扉のそばに、小さな人影があった。初秋の冷たい雨が降る中、半袖に膝丈のキュロット姿は寒々しく目立っている。
「ユノ?」
片桐の声に気づいたのか、ユノが顔をあげた。肩に買い物バッグをかけている。商店街で買い物をした帰りらしい。
「どうしたんだ、こんなところに」
ユノは片桐に傘を差し出した。
「GPSで片桐が帰るの、分かった」
片桐のモバイルのGPSをユノは捕捉できるようになっている。便利といえば便利、四六時中監視されているようで、窮屈といえば窮屈だ。
「あ、ありがとう」
ユノは小さくうなずいた。さっきからずっとユノのチョーカーは赤紫色に明滅している。危険と安全が半々らしい。傘を片桐にわたすと、ユノは踵をかえして雨の中へと出ていく。
「ちょっと待てっ」
片桐はユノの後を追いかけたが、ユノは人波をかいくぐり先へと行く。必死に追う片桐はユノを止める方法を思い出した。
「止まれ!」
ユノは突然動きを止めた。マスターの声でだけできる強制停止だ。五秒間動きを止められる。ようやく追い付いた片桐は、ユノを傘の中へ入れた。
「ユノは防水加工してある」
強制停止が解けたユノは片桐を見上げた。ユノのチョーカーはまだ赤みがつよい。片桐はユノから買い物バッグを外すと、自分の肩にかけた。
「片桐が濡れる」
「大丈夫だ」
二人の会話に、道行く人が振り返る。アンドロイドが生活に溶け込んでいるとはいえ、少年少女型は周囲からあらぬ誤解を受ける危険性がある。チョーカーがアンドロイドと分かるように光るのは、トラブル回避のためだ。
「何か買い物をしてきたのか」
片桐は、そろそろと言葉を選んでユノに話しかけた。
「おかず、ユノは作れない」
片桐は思わず首肯する。
「そうじ、できない」
廊下は水たまりができるし、リビングはものが散乱している。
「せんたく、できない」
乾燥機を使えばいいものを、ユノはなぜか外干しにこだわる。
ついさっきまで、同様のことを笈川に言っていたくせに、自身の欠点をあげるユノに片桐は聞いていていい気がしなかった。
「教える、こんどから教える」
ユノのチョーカーが徐々に青色になってきた。片桐は車道側を歩き、ユノに車からの水しぶきがかからないように気を付けた。ユノの足元は、スニーカーだ。長靴を買った方がいいだろう。長すぎるエプロンも手直ししたほうがいいだろうし、季節に合わせた服も揃えてやった方がいいかもしれない。
いままでユノの行動にばかりが気になり、ユノ自身には目がいっていなかったようだ。片桐はわずかばかり反省する気持ちになった。
ようやく部屋にたどり着くと、片桐のコートやズボンの裾は、すっかり雨に濡れてしまっていた。
「先にバスタオルを取ってきてくれ」
ユノは靴を脱ぐとバスルームへかけていった。廊下に小さな足跡がついていく。これはあとから拭くしかないか、と片桐は早く休むことを諦めた。ユノはすぐにタオルを持って玄関に戻ってきた。
「あれ?」
ユノの首元が赤く明滅している。片桐は思わず周囲を見渡した。危険なものは、これといって目につかない。
と、ユノがはでな音を立てて倒れ、片桐は悲鳴を上げた。
「バッテリー切れかーっっ!!」
なぜかユノは自分で充電ができない仕様だった。片桐の家に来て倒れたのはこれで二度目だ。
放っておくのはなんだか目覚めが悪い。ユノの腕からタオルと取ると、片桐は足だけ拭いてユノを抱き上げリビングへ行きソファに寝かせた。
ユノの髪から水気をふき取ると、うなじの後ろをスライドさせて専用ケーブルを差し込み、充電を始めた。
「困ったな」
いかなアンドロイドとはいえ、服を脱がせるのには抵抗がある。苦肉の策として、水を吸った靴下とデニムのエプロンだけをそろそろと外し、あとはバスタオルでユノの体を包んだ。
片桐が風呂からあがると、ユノは目をつぶり、体を胎児のように丸めている。そうしていると、本当の子どものように見えた。
フル充電までは、およそ三時間ほどだが、朝までスリープモードにしたままでも差し支えない。
ユノのタイマーをセットすると片桐はキッチンのフライパンにあった焦げたしょうが焼きと、買い物バッグにはいっていた、ほうれんそうのおひたしやコロッケをテーブルに並べて遅い夕食をとった。
――おかず、ユノは作れない。そうじ、できない。せんたく、できない。
笈川のところで自分でも言っておきながら、ユノの口から同じことを言われると、どれだけ酷いことを口にしたか分かる。アンドロイドとはいえ、片桐は年端もいかない子供をいじめたような気持ちになった。
「後味が悪いだろ」
食器をシンクに持っていくと、せめてユノのエプロンの丈くらいは直そうと思った。笈川から渡されたユノの服は二着ずつある。雨に濡れた分はすでに洗濯機の中だ。もう一着のエプロンをユノの鞄から取り出すと、ソーイングボックスを探した。
「たしか、泉美の仕事部屋だな」
泉美が亡くなって以来、ほとんど足を踏み入れていなかった。ユノが来てからは、荒らされるのを用心して扉に鍵を付けていた。リビングのチェストから鍵を持ってきて開ける。四畳半ほどの狭いスペースに作業用の机と、机の上には画材が並べられてある。
イラストレーターだった泉美は、仕事のほとんどを自宅でしていた。何色もの色鉛筆、マーカー、カラーインクにパステル。様々な画材が使い勝手のいいように配置されている。泉美はアナログで絵を描いていたから、道具が多かったのだ。
亡くなった日は、新年のあいさつを兼ねて雑誌の編集者と打合わせをすることになっていた。打合わせ先の喫茶店で心筋梗塞を起こして、帰らぬ人になったのだ。
部屋の中にはまだ泉美の気配が残っているように感じた。付箋のつけられた本や、試し塗りされた画用紙、椅子に乗せられたくぼんだクッション。泉美は今たまたま外出しているような気がする。マンション下のコンビニまで、ちょっとアイスクリームでも買いにでも行っているような……。
片桐は頭を一つふると、クロッキー帳や資料が詰まった棚の下から木製のソーイングボックスを見つけて、リビングへと戻った。
翌朝、片桐は出勤時間ギリギリに飛び起きた。
「おはよう、片桐」
ユノは、慌ただしく出かける準備をする片桐に挨拶をした。片桐はネクタイを絞めながら、横目でユノの服装を確認した。
ユノは電源が入ってから着替えたらしく、シャツはミントグリーンのものになっていた。エプロンは、昨夜片桐が悪戦苦闘してボタンを付けなおし、長さを調節したものを身に着けている。
「じゃあ、行ってくる」
玄関で靴を履く片桐にユノは小さな包みを差し出した。「お弁当」
どうやら、おにぎりらしい。
「お、おう」
初めてのことに、片桐はうろたえ気味に返事をして受け取った。ユノは片桐の絆創膏だらけの指先を見ているようだ。
「エプロン、ありがとう。片桐」
ユノは片桐を見あげて、ほほえんだ。片桐は思わず目を見張った。家に来て、初めて見るユノの表情だった。
「いってきます」
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