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昼休み
10話
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冬華の家の前で別れてから、ずっと考えていた。
帰り道、街灯の下を歩きながら、今日の自分を振り返る。
クールな人になりたくて意識して黙っていた。クールな人は話しすぎない、と雑誌に書いてあったし。でも冬華が「本当に大丈夫?」と聞いてきた。
心配させてしまった。
それは望んでいなかった。クールにしたかっただけで、冬華を不安にさせたかったわけじゃない。
家に帰って、ベッドに寝転がる。
クールって何だろう、とぼんやり考えた。
話しすぎない。感情を出さない。落ち着いている。雑誌にはそう書いてあった。でもそれをやったら冬華が心配した。それはクールじゃなくて、ただ冷たかっただけなのかな。
クールとは何か。
しばらく天井を見る。
冬華はいつもクールだけど、どういうところでそう思うんだろう。表情?性格?それとも……
自立してるところかな
誰かに頼りすぎない。自分のことは自分でできる。それがクールということじゃないか。毎日冬華に弁当を作ってもらうなんて、自立から1番遠いところじゃないか。
明日は自分で弁当を作ろう。
そう決意して、お姉が起きないようにこっそりとご飯を炊くことにした。
ご飯を炊いたことがないので、スマホをぽちぽちしながら炊き方を探る。
冬華はいつもこれをやって僕にご飯を食べさせたくてれたんだな。そう考えると胸が温かくなる。
明日は早起きして頑張ろう。炊飯器の音楽を聴きながら、冬華におにぎりを自慢する姿を思い描いていた。
帰り道、街灯の下を歩きながら、今日の自分を振り返る。
クールな人になりたくて意識して黙っていた。クールな人は話しすぎない、と雑誌に書いてあったし。でも冬華が「本当に大丈夫?」と聞いてきた。
心配させてしまった。
それは望んでいなかった。クールにしたかっただけで、冬華を不安にさせたかったわけじゃない。
家に帰って、ベッドに寝転がる。
クールって何だろう、とぼんやり考えた。
話しすぎない。感情を出さない。落ち着いている。雑誌にはそう書いてあった。でもそれをやったら冬華が心配した。それはクールじゃなくて、ただ冷たかっただけなのかな。
クールとは何か。
しばらく天井を見る。
冬華はいつもクールだけど、どういうところでそう思うんだろう。表情?性格?それとも……
自立してるところかな
誰かに頼りすぎない。自分のことは自分でできる。それがクールということじゃないか。毎日冬華に弁当を作ってもらうなんて、自立から1番遠いところじゃないか。
明日は自分で弁当を作ろう。
そう決意して、お姉が起きないようにこっそりとご飯を炊くことにした。
ご飯を炊いたことがないので、スマホをぽちぽちしながら炊き方を探る。
冬華はいつもこれをやって僕にご飯を食べさせたくてれたんだな。そう考えると胸が温かくなる。
明日は早起きして頑張ろう。炊飯器の音楽を聴きながら、冬華におにぎりを自慢する姿を思い描いていた。
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