「赤い瞳に誘われて」

はひ〜

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第五話(あいつの年齢)

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うぅ。っは!いててて。

おはようございます、キリエ様。
キリエ様大丈夫ですか?昨日は随分とキリエ様の苦しそうなお声が聞こえていましたので心配しておりました。何故アルヴェルト様から絶対にこのフロアに近づくなと命令されていたのでご様子をお伺いできなかったのです。ヴァンパイアの唾液きには媚薬効果もございますから、吸血自体は人間にはそんなに痛みはないと存じ上げていたのですが、そうではないのでしょうか。

ああ、おはよう。(そっかウィルは12歳だしまだセックスのこと知らないのか。あいつもその判断だけは優秀だな。それにしても気持ち良くて声を上げていたなんて言えねぇ。)

あ、アルヴェルト様は今は出かけておられていますが、もう直ぐ帰ってきますのでご安心を。

そ、そっか。アルヴェルトは普段血液パックを吸ってるの?

はい、私は番の人間がまだいないので、通常アルヴェルト様くらいの年代になりましたら番をつくることが多いですね。

っ!(そ、そう言えばアイツいくつなんだ?!)

あ、あのアルヴェルトさんっていくつなのかな?

あ、ご存知ないですよね。えっと今年で17歳になられます。

へ?(は、犯罪じゃねぇか!!!未成年に俺は手を出したのか?!いや、手を出されたからセーフか?まじかこれは法律的には大丈夫なのか?)

あ、あの俺26歳なんだけど。これって法律的に大丈夫なの?

え?!26歳なんですか?!

はひ、そうです……。

てっきりアルヴェルト様より年下の方だと思っておりました!すみません。

あ、いや!どっちかというと今気になるのは未成年と関係を持ってしまったというこの状況は大丈夫かなと思って。

それは、大丈夫だとおもわれます。ヴァンパイアは17歳で成人ですから。

そ、そうなんだ。(少しホッとした…。)

ガチャっ。

ただいま~。

アルヴェルト様おかえりなさいませ。

ただいま。キリエは言ってくれないの?

………オカエリ。

うん、ただいま。ねぇ、君にプレゼントを色々買ってきたんだ。昨日もだいぶ無理させちゃったみたいだから!軟膏と包帯、それに新しい洋服!今君がきてるのは処分するからね。それから僕とお揃いのアクセサリー!ペアリングだから指に嵌めてもいいしネックレスにしてもオシャレだよ!

え、ちょ。ちょま!

それから!それから!

アルヴェルト様、キリエ様がお困りのご様子です。

?どうしたの、キリエ。

……いや、おれそんなに貰えない。
それにこんなにお金使って大丈夫なのか?!というかこんなにプレゼントして俺をどうするつもりなんだ!

…………ぷふっ。

お金のことなら心配しないで、それにこれは君に喜んで貰いたいからプレゼントするんであってどうこうするなんてことないんだよ?

は?そんなわけねぇだろ!ちゃんと見返りがあるってわかってるんだからな!昨日だって騙すような真似してせっ!

ちょっとストープ!ウィルの前ではそういう話はなし。

はっ!そうだった!(俺は危うく子供の前でそんな話をしようとしていたのか!不覚だ。)

何がそうだったんですか?!教えてくださいキリエ様!

………。

アルヴェルト様!

…い、いやぁ。これはウィルがもう少し大きくなったらわかることだから。

もういいです!僕他の人に聞いてきますから!

ちょっ!ウィル!ウィルさん!

ガチャン。

はぁ、やってしまった。俺のせいだ。

しょうがないよ。俺もあの頃ぐらいでそういう行為の実態をしったからね。

そ、そうか…。(こんな奴にフォローまでさせてしまった……)
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