旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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大学時代 詩織とフレッド 14

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フレッドは詩織に追いつき、搭乗手続きに行った。荷物を預け、ラウンジに行った。飲み物とお菓子を取り、窓際の席に座った。

「はぁ~」と詩織は溜め息を付いた。

「シェリー、何か心配?」

「これから起こる全てのことが心配だわ」

「僕じゃ頼りにならない?」

「そういうわけじゃないけど・・・」

「シェリーは、傍にいてくれるだけでいい。僕が全部やるから何もする必要はない」

「じゃあ、夜も何もしないで寝るわ」

「うっ!それは・・・。でも、嫌ならそれでもいい。別に僕は急いでないから・・・」とフレッドは下を向いた。

「少なくとも裸で寝てあげる」詩織は恥ずかしそうに呟いた。

「えっ!あぁ、そうだね。少しずつ慣れていこうね」

「本当に私でいいの?」

「何言ってるんだよ。シェリーだから、僕は一緒にいたいんだ。他の誰でもないシェリーだから」

「うん。私もフレッドだから、全部を見せてもいい・・・」

「シェリーのこと、ずっと大切にする」スレッドは詩織の隣の席に移って、舌を絡めた。

その後フレッドは詩織の腰に手を回した。詩織はフレッドの胸に頭を付けた。

詩織は腰に回ってない方の手を掴んで、自分の掌と合わせた。

「大っきな手」

「子供の頃、初めて子供用のボールを買ってもらったんだ。ご飯を食べる時とお風呂の時以外はずっと触ってた。寝る時も抱いて寝てた。今は、シェリーのことずっと触ってたい」

「私のことは投げないでよ」

「そのボールは無くすのが怖くて投げなかったんだ。投げるのは、いつも別のボール」

「今は?」

「僕の部屋にあるよ。ちゃんと手入れしてるからね」

「そうなんだ」詩織は何故か嬉しくなった。

「今度見せて」

「もちろん。シェリーが初めて僕に言ったこと覚えてる?」

「大学のベンチの時?」

「うん」

「ベストを尽くせだったかしら?」

「まぁ、それもそうなんだけど。始めてボールに触った時を思い出せって」

「あぁ、そんな話したかもしれないわ」

「その時、そのボールのこと思い出したんだ」

「そっか」

「シェリーと別れた後、部屋に戻って、そのボールを探したんだ。確か持ってきたはずだって。まだ段ボールの中にあった。触ってみると、なんか凄い久しぶりのような気がした。危うくなくすところだったよ」

「あって良かったね」

「シェリーのお陰だよ。今の僕があるのは」

「大袈裟ね」

そこでアナウンスが流れた。詩織達が乗る飛行機の準備が終わったことを知らせるものだった。


「そろそろ行こうか?」

詩織達は席を立ち、飛行機に向かった。





今日のファーストクラス担当の客室乗務員達は、男女問わず興奮していた。

もちろん誰が来るかは分かっている。

誰が担当するか?くじ引きで決めた。


そして、詩織達が来た。まず、一番目の案内係は、内心嬉しいのをぐっと堪えて、冷静に微笑みながら言った。
「フレデリック・ベーカー様、美杉詩織様、ご搭乗ありがとうございます。席にご案内します」

詩織達はついていった。
「こちらになります」と案内係が言った。

席は2つ隣り合っていた。

「あら?席は広いけど、もっと一つ一つ分かれているのかと思った」と詩織は言った。

「探すの大変だったんだ。このタイプの席が全然見つからなくて」とフレッドは言った。

「変なところに力を入れないでよ」

「嫌だよ。せっかく一緒にいれるのに」

「はいはい」詩織が座って、フレッドが隣に座った。

「それでは、担当の者に代わります」と隣に立っていた女性を残して、案内係は去っていった。

「ベーカー様、美杉様、本日はご搭乗ありがとうございます。担当のレベッカ・チェンバースです」

「僕はフレッド、彼女のことはシェリーって呼んでください」

「かしこまりました。では、私のことはベッキーとお呼びください」

「ありがとう。ベッキー」

「それでは、何かお持ちしましょうか?」

フレッドは、詩織を見た。詩織は、顔を左右に振った。
「また呼ぶよ」

「はい」と言って、ベッキーは去っていった。

早速フレッドは詩織の腰に手を回した。
「危ないから」

「飛行機が飛ぶまでだから」

「全く」

「あぁ、シェリーと一週間も一緒にいれるなんて夢みたいだ」

「フレッドが夢を見てる間に、私はこっそりと何処かに行ったりして」

フレッドは悲しそうな顔をした。

「冗談よ。一緒にいるから」

「嬉しいな」

「全く」



一方、待機室に戻ったベッキーは、
「あぁ、かっこよかったぁ」と他の客室乗務員に言った。

「どっちかって言うと、フレッドの方が喜んでなかった」言われた客室乗務員は言った。

「そうなのよ。私なら物凄いテンション上がっちゃうけど。彼女は違うみたい」

「凄いお金持ちの娘とかなのかな?」

「まぁ、服装なんかは、ちゃんとしてたわ」

「きっとそうなのよ」

「ほらほら、仕事中だぞ」と中年の男性が顔だけ出して言った。

「は~い」




無事に飛行機は飛び立った。

ずっと飽きずにフレッドは、詩織の身体を触り、隙あらばキスをしてきた。

「飽きないの?」

「うん、これから先100年ずっと飽きない」

「本当に子供ができたら、我慢できるの?」と少しだけサービスしてあげる。

フレッドは満面の笑みを浮かべて、
「我慢するよ。何人できるかな?」

「作れば作るだけ、あなたにかまってあげられなくなるのよ」

「僕も子供に混ざるから」

「はぁ~、子供達のパパはいないのね」と呆れた。



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