旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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大学時代 詩織とフレッド 18

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ホテルやレストランの料理も飽きたので、自炊するために、スーパーに買い出しに来た。

棚から商品をカートに入れていると、
「あれ?フレッド?」と男の声がした。

フレッドが振り返ると、
「えっ!ジミー?」

「久し振りじゃん。旅行?」

「あぁ」とフレッドは詩織を見た。
ジミーも詩織を見る。

「へぇ~、フレッド、彼女できたんだ?」ジミーと呼ぼれた男性は、とても感心した様子だった。

「あぁ、やっと見つけたんだ」とフレッドは嬉しそうに言って、

「ジミーも旅行?」

ジミーは呆れた顔をして、
「高校卒業する時に、こっちに引っ越すって言っただろ」

「えっ!あぁ、そうだったっけ?」

「何度も泊まりに来るくらい仲は良かったはずだけど」

「ごめん、色々と大変だったんだ」

「まぁ、活躍はチェックしてるから知ってる。メール送ったけど、返事ないし」

「ごめん、余りにも多くて途中で諦めた」

「そんなことだろうと思ったよ」

そして、
「ジミー、帰るわ・・・」と棚の先から女性が覗き込んで、すぐに驚いた顔になった。

「あぁ、姉ちゃん」

女性は近づいてきた。
「フレッドなの?」

「久し振りだね」とフレッドは気まずそうにしている。

女性はフレッドとそんなに目線が変わらないくらい背が高く、胸は詩織ほどではないが出て、腰はくびれていた。お尻は小さく手足は長かった。ブロンドの髪が後ろで絞られて。目鼻立ちがはっきりした顔が更に小さく見えた。

その脇には、フレッドよりも10センチ以上は背が高い細身の男性がいた。

女性は詩織を見た。
「へぇ~、あなたに彼女ができるなんてことがあるんだ?」と女性は少し驚いたように、また少し嫌味っぽく言った。

「あぁ、やっと理想の相手を見つけられたんだ」

「へぇ~、あなたが女の子相手に、そんなことを言う日が来るなんてね。驚いたわ」
目を見開いていたが、今度は明らかに嫌味っぽかった。

「キャシー、彼はフレデリック・ベーカーだよね?」背の高い男性は言った。

「そうよ。弟の昔のチームメイトなの」

「君の活躍はよく見てるよ」と男性は笑顔で言って、手を差し出した。

「ありがとうございます」とフレッドは手を握り返した。

「ベンは、プロのバレーボール選手なんだ」とジミーは言った。

「ごめんなさい。他の競技はあんまり見ないので」とフレッドは申し訳なさそうな顔をした。

「マイナーだからね。しょうがないよ」と男性は苦笑いした。

「シェリーです。フレッドのガールフレンドです」と日本式のお辞儀をした。

「おぉ、日本人かい?」

「はい」

「日本ではバレボールの方が人気あるんだけどなぁ」

「日本では男女問わず人気ですね」

「私も何度か試合しに行ったけど、楽しかったわ」とキャシーは言った。

「キャシーもバレーボールを?」

「今は国内リーグでやってる」

「そうなんですね。だからスタイルがいい」

「あら、ありがとう」

「フレッドは少し変ですけど、大切にしてくれてます」

「少しではないけどね。まぁ、良かったわ。人を愛せるようになれて。お幸せに」

ジミー達は去っていった。

「確かに凄い美人だし、スタイルいいし、スポーツやってるし。何が不満なの?」と詩織はフレッドを見て言った。

「彼女は、僕を連れてる自分が好きだったんだよ」

「なるほど。そうすれば、フレッドは私のことを嫌いになるのね?」

「いや、今さらシェリーがどうなろうと嫌いにはならないね」
 
「アチコチで、フレッドが寝かせてくれないのよぉとか話してたら?」

「事実だし」

「そんなにしません」

「そっか、お互いの部屋ってわけにもいかないし、考えなくちゃならないな」

「嫌な予感しかしないんだけど」

「まぁ、帰ってから考えよう」




残りの旅行期間、もう痛みはなくなっていて、フレッドが、まさに言葉通り寝かせてくれなかった。

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