旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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助っ人(サッカー部) 2

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しかし、我が校初の出来事とあって、生徒達の一部が盛り上がり、かなりの人数が試合を観に来るような話になった。

これまでは、サッカー部員の友達や彼女等は応援に来ていた。もちろん優一目当ての女子生徒も。そして、小百合も。

それで、先生達も一応、引率というか、監視のために何人か行くことになり、詩織も参加することにした。




試合の前日の金曜の夜、絶対にしないという約束で、詩織は優一の部屋に来ている。

夕飯を食べながら、
「ゆうくん、私も行くから頑張ってね」

「できることはする。でも、勝つのは正直無理だと思う」

「別にいいじゃない。それに、勝つとか負けるとかは、頭で考えることじゃないでしょ。勝った、負けた、は試合が終わって初めて分かるの。試合終了の笛が鳴るまで、やるべきことはずっと変わらないよ」

「うぅっ!し~ちゃんは、やっぱり最高だ」優一は満面の笑みになる。

「えっ?何か変なこと言った?」詩織は不思議そうな顔をした。

「ううん。し~ちゃんは普通にしてくれてればいい。それが一番、僕にとっていい」

「私の普通は、髪がぼさぼさで、口にはヨダレの跡がある状態よ。それでもいいの?」

「うん、全然気にならないよ。逆に見てみたい」

「見せません」

「残念」



それから風呂に入り、ベッドに行く。優一は詩織を抱きしめてくる。
「今日はダメ。試合に影響しちゃうよ」

「分かってる。そういう約束だから、我慢する」

「明日試合が終わったら、させてあげるから」

「うん」

「日曜は櫻井さんとデートだから、明日のうちに帰るからね」

「ううっ・・・、それも分かってる。でも、1週間我慢できるかな・・・」

「分かったわよ。明日も泊まる。でも絶対に日曜の朝はしない。守らなかったら、2週間来ないからね」

「2週も!分かった。約束守る」

「それと、明日は、起きたらシャワーを1人で浴びること。私はご飯作って、ゆうくんを送ったらシャワーを浴びる。そして、時間になったら会場に行く。
そして、試合が終わったら、会場からは櫻井さんと帰ること。私は部屋で待ってるから。分かった?全部守れたら、明日の夜は好きなだけしていいから」

「勝ったら?」

「そういうのはダメ。ご褒美がないと頑張れなくなっちゃうよ。やるべきことをやる。それが、ゆうくんでしょ?ご褒美は、私との約束を守れた時だけって言ったでしょ」

「分かった。約束守る」

「また明日の夜。おやすみなさい」

「おやすみなさい・・・」

でも、優一は詩織の身体を絶えず触ってくる。

「ゆうくん!」

「寝れない!」

「分かったわよ」詩織は頭を上げて、首の下にある優一の腕を優一の胸のところに戻して、優一の頭の下に自分の腕を入れた。

「今日は私がやってあげるから」

優一は、詩織の胸の前で小さく丸まった。

「ね~んね~ん~、ころ~り~よ~、おこ~ろ~り~よ~。ゆ~うくんは~いい~子だ~、ねんね~し~な~」と歌いながら、優一の背中をトントンと優しく叩いた。

「し~ちゃん」優一は詩織の胸にオデコを付けた。

「大っきい赤ちゃん」詩織は呟いた。

「おっぱい」

「こら!」

「フフフッ」

そして、詩織はまた歌った。優一は眠りにつき、詩織も眠った。





そして、次の朝、約束通り、優一は一人でシャワーを浴び、詩織が作ったご飯を食べた。

歯磨きをし、荷物を確認して玄関に向かった。詩織もついて行く。

「2人で行けないのは寂しいけど、これはこれで新婚生活みたいだ」優一は楽しそうに言った。

「はいはい。気をつけて行くのよ。試合は無理しない。いつも通りでね。スタンドから見守ってるから」

「うん。し~ちゃんが見てるからって、張り切らないようにする」

「フフフッ、そんなこと言っても、試合中は私のことなんか忘れちゃうんでしょ?」

「えっ?何で分かるの?」

「ゆうくんだから、分かるの」

優一は少し照れた。
「はい、おまじない」詩織は、優一の首の後ろに腕を回して、優一の目を見つめた。

優一は満面の笑みになってから、舌を絡めた。

「行ってきます」と優一は玄関を開けた。

「いってらっしゃい」詩織は笑顔で言った。

優一は一度戻りかけたが、そのまま外へと出て行った。



「ふぅ~、何とか我慢させられたわ」詩織は、寝室に行き、シーツ等を外して、洗濯機に向かった。


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