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大学時代 詩織とフレッド 11 お祝い
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いつか気が済むだろう。フレッドも私のことを深く知っているわけではない。だから、私の嫌な部分を知って嫌いになるだろう。詩織はそう思っていた。
それと、他に彼氏候補もいないし、結婚まで一人とも付き合わなかったと言うのも、それはそれでどうなんだ?と思ったりもした。
アメリカでは、見た目も性格も問題なければ、いないことの方が不思議がられる。
そして、今シーズンのプレーオフの優勝校に詩織とフレッドの大学名が刻まれ、ハイズマン・トロフィー(MVPが貰えるトロフィー)にフレッドの名前が刻まれた。
詩織とフレッドは、大学でのお祝いとは別に、2人きりのお祝いをするために、少し高めのレストランに来た。
「おめでとう、フレッド」
「ありがとう。と言っても半分はシェリーのお陰だから、僕達2人で得た結果だよ」
「はいはい。好きに言って」
「僕が子供の頃に描いた夢が面白いように現実となった。本当に感謝しているよ」
「子供の頃、私のことなんて知らないでしょ?だから、あなたの実力よ」
「笑わないで聞いてくれる?」フレッドが真剣な顔をした。
「僕、小学生の頃、大きな病気をしたんだ」
「えっ、ホントに?」
フレッドは頷いて、
「長く入院してた夜、枕元に白いドレスを着た女性が現れた。僕はその人に、病気が治ったら、やりたいことをいっぱい話したんだ。女性は何も言わず、時々頷いて聞いてくれた。そのうち僕は眠ってしまった。その次の日から、みるみる回復して、医者も驚いていた。
大学で初めてシェリーに会った日、その女性がまた僕を助けに来てくれたんだって思った」
「白い服なら看護師さんとか?女医さんとか?」
「そうかもしれないし、夢かもしれない。でも、病気が治ったことと、僕の目の前にシェリーがいること、これは事実だ。夢を見てるわけではない」
「分かったけど、止めて。私はちょっとしたことで腹が立つ短気だし、仕草も全然女性らしくない。幻滅するわよ」
「こんなに綺麗で、スタイルが良くて、全て完璧だったら、僕の方が気後れしちゃうよ。人間らしいシェリーのそういう所も好きだよ」
ダメだ。何を言ったところで無駄なようだ。
まぁ、こんな話ばかりしていたわけではないが、楽しく過ごし、店の外に出た。車まで並んで歩く。
これからしばらくは、フットボールもオフシーズンとなる。
「シェリー、何処か旅行に行かないか?」とフレッドは何気なく言った。
「泊まらないなら行くわよ」
「うっ・・・。シェリー、今まで僕の悪い噂は聞いたかい?」フレッドは詩織の前に立って、目を見つめた。
「ううん。全く。逆にそれが怖いわね」
「うっ!そう言われちゃうと・・・」
詩織は
「子供みたいなことを言うけど、いい?」と恥ずかしそうに少し下を向いた。
「何?」これまで散々拒否されていたので、フレッドは身構えた。
「私のファーストキスの相手になって」詩織は下を向きながら、目だけ上げて、フレッドの目を覗き込んだ。
「えっ?」フレッドは、信じられない言葉が詩織から発せられたことに絶句した。
「嫌ならいいわよ!」詩織は頬を膨らませた。
「ちょっと待って。キスしていいって言った?」
「何回も言わせないで!子供じゃないのは分かってるけど、恥ずか・・・」
フレッドは詩織の身体を抱きしめた。
「あぁ、良かった!これ以上は、詩織の迷惑になると思ったから、諦めようと思ってたんだ」フレッドの目には涙が浮かんだ。
「あぁ、そうなんだ。それなら諦めてもらった方が・・・」
その言葉が終わる前に、フレッドの唇が詩織の口を塞いだ。フレッドの舌が小百合の口の中に入ってくる。
それと、他に彼氏候補もいないし、結婚まで一人とも付き合わなかったと言うのも、それはそれでどうなんだ?と思ったりもした。
アメリカでは、見た目も性格も問題なければ、いないことの方が不思議がられる。
そして、今シーズンのプレーオフの優勝校に詩織とフレッドの大学名が刻まれ、ハイズマン・トロフィー(MVPが貰えるトロフィー)にフレッドの名前が刻まれた。
詩織とフレッドは、大学でのお祝いとは別に、2人きりのお祝いをするために、少し高めのレストランに来た。
「おめでとう、フレッド」
「ありがとう。と言っても半分はシェリーのお陰だから、僕達2人で得た結果だよ」
「はいはい。好きに言って」
「僕が子供の頃に描いた夢が面白いように現実となった。本当に感謝しているよ」
「子供の頃、私のことなんて知らないでしょ?だから、あなたの実力よ」
「笑わないで聞いてくれる?」フレッドが真剣な顔をした。
「僕、小学生の頃、大きな病気をしたんだ」
「えっ、ホントに?」
フレッドは頷いて、
「長く入院してた夜、枕元に白いドレスを着た女性が現れた。僕はその人に、病気が治ったら、やりたいことをいっぱい話したんだ。女性は何も言わず、時々頷いて聞いてくれた。そのうち僕は眠ってしまった。その次の日から、みるみる回復して、医者も驚いていた。
大学で初めてシェリーに会った日、その女性がまた僕を助けに来てくれたんだって思った」
「白い服なら看護師さんとか?女医さんとか?」
「そうかもしれないし、夢かもしれない。でも、病気が治ったことと、僕の目の前にシェリーがいること、これは事実だ。夢を見てるわけではない」
「分かったけど、止めて。私はちょっとしたことで腹が立つ短気だし、仕草も全然女性らしくない。幻滅するわよ」
「こんなに綺麗で、スタイルが良くて、全て完璧だったら、僕の方が気後れしちゃうよ。人間らしいシェリーのそういう所も好きだよ」
ダメだ。何を言ったところで無駄なようだ。
まぁ、こんな話ばかりしていたわけではないが、楽しく過ごし、店の外に出た。車まで並んで歩く。
これからしばらくは、フットボールもオフシーズンとなる。
「シェリー、何処か旅行に行かないか?」とフレッドは何気なく言った。
「泊まらないなら行くわよ」
「うっ・・・。シェリー、今まで僕の悪い噂は聞いたかい?」フレッドは詩織の前に立って、目を見つめた。
「ううん。全く。逆にそれが怖いわね」
「うっ!そう言われちゃうと・・・」
詩織は
「子供みたいなことを言うけど、いい?」と恥ずかしそうに少し下を向いた。
「何?」これまで散々拒否されていたので、フレッドは身構えた。
「私のファーストキスの相手になって」詩織は下を向きながら、目だけ上げて、フレッドの目を覗き込んだ。
「えっ?」フレッドは、信じられない言葉が詩織から発せられたことに絶句した。
「嫌ならいいわよ!」詩織は頬を膨らませた。
「ちょっと待って。キスしていいって言った?」
「何回も言わせないで!子供じゃないのは分かってるけど、恥ずか・・・」
フレッドは詩織の身体を抱きしめた。
「あぁ、良かった!これ以上は、詩織の迷惑になると思ったから、諦めようと思ってたんだ」フレッドの目には涙が浮かんだ。
「あぁ、そうなんだ。それなら諦めてもらった方が・・・」
その言葉が終わる前に、フレッドの唇が詩織の口を塞いだ。フレッドの舌が小百合の口の中に入ってくる。
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