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小百合と優一の金曜日 2 部屋
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優一が部屋に帰ると、小百合はキッチンに立っていた。
「ただいま」
「お帰りなさい」
「何作ってるの?」
「そうめんを野菜と肉で混ぜたやつ。そうめんチャンプルーってところね」小百合は野菜を切りながら言った。
「うわっ、美味しそう」
「食べる?」
「うん、食べる」
「もんじゃ美味しくなかっの?」
「いや、味よりも女子マネージャーに囲まれてて、それに渚さんの相手を探すので、あんまり食べてる暇がなかった」
「ふ~ん、囲まれてたんだ?」
「変なことはしてないよ」
「まぁ、いいわ。それで、誰かいた?」
「うん、キャプテンが今いなくて彼女欲しいって」
「あぁ~、良かったぁ」小百合はホッとした顔をした。
「身長も僕くらいだし、リーダーシップもあるし、性格も優しくて真面目。顔もカッコいいし、自信を持って紹介できる」
「そんな人いた?」小百合は首を傾げた。
「えっ!試合が終わってすぐに観客席に行った時と、スタジアムを出てお礼を言った時に、掛け声をかけてた人だよ」
「う~ん、声は思い出せるんだけど」小百合はまだ首を傾げている。
「どうする?先に会ってみる?」
「そうね。いちおう確認しとこうかな」
「うん、分かった。それで、渚さんの予定を聞いて欲しいんだけど」
「うん、夕飯の後で連絡する」
小百合は豚バラ肉をフライパンに乗せて、焼き始めた。両面を軽く焼いた後は、野菜を入れて炒め始める。
火を止めて、そうめんを沸騰した鍋の中に入れて、タイマーをセットした。
「味向けは、麺つゆか胡麻ダレをかけるんだけど、どっちにする?」
「う~ん、麺つゆはさっぱりして良さそうだし、胡麻ダレも捨てがたいな」
「フフフッ、小皿に分けて、好きにしなさい」
「うん。そうする」
タイマーが鳴り、そうめんをザルにあけて、水分をよく切り、フライパンの中に入れて、混ぜた。
「もうできるわよ。お皿出して」
優一は食器棚から、平らな皿を2つ出した。
その皿に小百合が盛り付けている間に、優一は、小皿と箸、コップ等をテーブルに運んだ。
小百合がテーブルにそうめんチャンプルーが乗った皿を持って来た。
「美味しそう。いただきます」
「いただきます。私は麺つゆで食べよう」と小百合が麺つゆをかけた。
優一は、小皿に分けて、
「僕も麺つゆから」と小百合から受け取り、かけて、口に入れた。
「うん、さっぱりして、美味しい」
「そう。良かった」
「夏場は、食べるラー油でピリ辛でもいいかも」
「うん、夏にも作ろう」
「楽しみだな。次は、胡麻ダレ」
優一が楽しそうに食べているのを見て、小百合は、また来れるのかな?と思っていた。
夏休みもあるから、何日かなら泊まってもいいのかな。その前に旅行か。旅行で何もなかったら、本当に何もないまま卒業しちゃうのかな?
「うん、胡麻ダレも美味しい!」と無邪気に優一は喜んでいる。
「もっと作ろうか?簡単だから」
「これくらいで丁度いいよ」
そして食べ終わった。
「ご馳走様。満足、満足」優一は満足気な顔をした。
「フフフッ、ご馳走様」小百合は食器を片付けようとした。
「いいよ、やるから」と優一は立ち上がって、皿をキッチンに持って行き、洗い始めた。
「ありがと」
「小百合は作ってくれたんだから、当たり前だよ」
小百合は、洗い物をする優一を眺めながら、思った。
もし結婚しても、優一はこうやって手伝ってくれるのだろう。あっ、違うか、2人で協力してやるんだ。私が専業主婦になったら、私の仕事になるんだから、手伝ってもらう、でいいのかな?結婚できれば・・・。
小百合は辛い気持ちになった。
やっぱり優一を誰にも渡したくない。でも、それを言ったところで、優一は自分じゃ満足できない。やっぱり、旅行に全てを賭けるしかない。
「小百合、終わったよ」と優一はテーブルに座った。
「ありがと。明日休みだし、今日は何しよっか?」
「少し運動不足だな。明日、ジム行こうかな?」
「大丈夫なの?」
「さすがに走るだけだよ。腕は使わない。小百合も来る?エアロビならできるんじゃない?」
「そんなのあるんだ?優一もやってるの?」
「うん」
「他の人は、どんな服着てるの?」
「えっ?う~ん、どんなのかな?」
「えっ?分かんないの?」
「別に他の人なんて見てないよ」
「はぁ~」と小百合は頭を振った。
「何だよ」
「少しは興味を持ちなさい」
「自分のために行ってるんだから、関係ないじゃん」
「はいはい、そうね。こんな話ししてたら、体動かしたくなってきた」
「軽く踊る?」
「どこで?ここじゃ迷惑でしょ?」
「近くにオフィスビルがあるから。この時間なら電気消えてる」
「いいね。行こう!」
「ただいま」
「お帰りなさい」
「何作ってるの?」
「そうめんを野菜と肉で混ぜたやつ。そうめんチャンプルーってところね」小百合は野菜を切りながら言った。
「うわっ、美味しそう」
「食べる?」
「うん、食べる」
「もんじゃ美味しくなかっの?」
「いや、味よりも女子マネージャーに囲まれてて、それに渚さんの相手を探すので、あんまり食べてる暇がなかった」
「ふ~ん、囲まれてたんだ?」
「変なことはしてないよ」
「まぁ、いいわ。それで、誰かいた?」
「うん、キャプテンが今いなくて彼女欲しいって」
「あぁ~、良かったぁ」小百合はホッとした顔をした。
「身長も僕くらいだし、リーダーシップもあるし、性格も優しくて真面目。顔もカッコいいし、自信を持って紹介できる」
「そんな人いた?」小百合は首を傾げた。
「えっ!試合が終わってすぐに観客席に行った時と、スタジアムを出てお礼を言った時に、掛け声をかけてた人だよ」
「う~ん、声は思い出せるんだけど」小百合はまだ首を傾げている。
「どうする?先に会ってみる?」
「そうね。いちおう確認しとこうかな」
「うん、分かった。それで、渚さんの予定を聞いて欲しいんだけど」
「うん、夕飯の後で連絡する」
小百合は豚バラ肉をフライパンに乗せて、焼き始めた。両面を軽く焼いた後は、野菜を入れて炒め始める。
火を止めて、そうめんを沸騰した鍋の中に入れて、タイマーをセットした。
「味向けは、麺つゆか胡麻ダレをかけるんだけど、どっちにする?」
「う~ん、麺つゆはさっぱりして良さそうだし、胡麻ダレも捨てがたいな」
「フフフッ、小皿に分けて、好きにしなさい」
「うん。そうする」
タイマーが鳴り、そうめんをザルにあけて、水分をよく切り、フライパンの中に入れて、混ぜた。
「もうできるわよ。お皿出して」
優一は食器棚から、平らな皿を2つ出した。
その皿に小百合が盛り付けている間に、優一は、小皿と箸、コップ等をテーブルに運んだ。
小百合がテーブルにそうめんチャンプルーが乗った皿を持って来た。
「美味しそう。いただきます」
「いただきます。私は麺つゆで食べよう」と小百合が麺つゆをかけた。
優一は、小皿に分けて、
「僕も麺つゆから」と小百合から受け取り、かけて、口に入れた。
「うん、さっぱりして、美味しい」
「そう。良かった」
「夏場は、食べるラー油でピリ辛でもいいかも」
「うん、夏にも作ろう」
「楽しみだな。次は、胡麻ダレ」
優一が楽しそうに食べているのを見て、小百合は、また来れるのかな?と思っていた。
夏休みもあるから、何日かなら泊まってもいいのかな。その前に旅行か。旅行で何もなかったら、本当に何もないまま卒業しちゃうのかな?
「うん、胡麻ダレも美味しい!」と無邪気に優一は喜んでいる。
「もっと作ろうか?簡単だから」
「これくらいで丁度いいよ」
そして食べ終わった。
「ご馳走様。満足、満足」優一は満足気な顔をした。
「フフフッ、ご馳走様」小百合は食器を片付けようとした。
「いいよ、やるから」と優一は立ち上がって、皿をキッチンに持って行き、洗い始めた。
「ありがと」
「小百合は作ってくれたんだから、当たり前だよ」
小百合は、洗い物をする優一を眺めながら、思った。
もし結婚しても、優一はこうやって手伝ってくれるのだろう。あっ、違うか、2人で協力してやるんだ。私が専業主婦になったら、私の仕事になるんだから、手伝ってもらう、でいいのかな?結婚できれば・・・。
小百合は辛い気持ちになった。
やっぱり優一を誰にも渡したくない。でも、それを言ったところで、優一は自分じゃ満足できない。やっぱり、旅行に全てを賭けるしかない。
「小百合、終わったよ」と優一はテーブルに座った。
「ありがと。明日休みだし、今日は何しよっか?」
「少し運動不足だな。明日、ジム行こうかな?」
「大丈夫なの?」
「さすがに走るだけだよ。腕は使わない。小百合も来る?エアロビならできるんじゃない?」
「そんなのあるんだ?優一もやってるの?」
「うん」
「他の人は、どんな服着てるの?」
「えっ?う~ん、どんなのかな?」
「えっ?分かんないの?」
「別に他の人なんて見てないよ」
「はぁ~」と小百合は頭を振った。
「何だよ」
「少しは興味を持ちなさい」
「自分のために行ってるんだから、関係ないじゃん」
「はいはい、そうね。こんな話ししてたら、体動かしたくなってきた」
「軽く踊る?」
「どこで?ここじゃ迷惑でしょ?」
「近くにオフィスビルがあるから。この時間なら電気消えてる」
「いいね。行こう!」
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