続・クラスイチ(推定)ブスだった私が、浮気しない真面目なイケメン彼氏と別れた理由

ぱるゆう

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引っ越し

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私は目覚めた。

目を開けると、いつもの天井だ。
体を起こし、部屋の中を見回す。

私が長い間暮らしたことを証明するモノの数々。一つ一つ思い出を考えたくなる。

時計を見たら、まだ早いが、寝ているのが勿体なく感じたので、リビングに行く。

「あら?随分と早いのね」母さんは定位置のキッチンにいる。

「なんか寝てるのが勿体なくて」

「別に外国に行くわけじゃないでしょ。考え過ぎよ」

「それは分かってるんだけど」

「父さんは?」

「まだ寝てるわ」

分かっている事だが、朝食を作る以外、することがない。シャワーを浴びても、すぐに汗だくになるから、意味がない。

「荷物は大丈夫なの?」

「うん、ほとんど服だし」

「軽いものは車に積んだら?」

あぁ、その手があったか。

「うん、そうする」まずは、軽いものを部屋から玄関に運んだ。それから、ワンボックス車に積み込む。

んっ?全部入るのか?不安になってきた。一回外に出して、後部座席を倒し、積み直した。

部屋に残っているのは、3箱だ。なんとかなりそうだ。

玄関から中に戻ると、楓が階段を下りてきた。
「おはよう。何やってるの?」

「軽い荷物から積んどこうと思って」

「えっ!僕の出番がなくなる」

「大丈夫、重いものは残ってるから」

「それなら良かった」

朝食を食べて、楓に重い荷物を乗せてもらった。

父さんが起きてきた。いつも通り、おはようと挨拶しただけだった。

母さんは父さんが起きてくるまで朝食を食べなかったので、2人で食べ始めた。

私は、シャワーを浴びるために、風呂場に行く。

簡単に汗を流すだけだ。ガチャっと扉の音がした。
ビックリして振り返ると、裸の楓だった。

「ちょっと!母さん達いるのよ!」

「本当にごめんなさい。約束破っちゃうけど、本当に最後にするから、お願い」

ここで揉めてたら、母さん達が来かねない。

「分かったわよ。早くして」

「ありがとう!」楓の顔が満面の笑顔になった。

はぁ、甘やかし過ぎだろうか?

「中で出さないでよ」

「うん、それは絶対に守るから」

キスをして、舌を絡める。そして、楓が私の体に舌を這わせる。

私は楓の背中に手を回す。やはり筋肉がすごい!無駄な肉がない。

楓が乳首を舐め、吸う。

ビクッビクッと震えてしまう。

私も手を伸ばして、肉棒を掴む。
毎回思うが、大きい。

手を動かす。
「花音、気持ちいい」と言って、また舌を絡める。

楓の手が、私の股間に伸びて、動く。

ゴツゴツしているのに、優しく触ってくる。
「はぁっ!」

我慢していても声が出てしまう。

楓が私を浴槽の蓋に座らせて、顔を股間に埋める。

「はあっ」自分の腕を口に押し付ける。

また、優しく舌が這い回る。そして、指が力強く中を擦る。

ダメだ。声が我慢できない。

私は楓の頭をはたき、楓が上を向くと、顔を左右に振った。

楓が立ち上がったので、楓を座らせて、肉棒に舌を這わせた。
「嬉しいよ。姉ちゃん」

少しだけも気持ちよくさせて、早く終わらせないと。咥えて舌を這わせながら、頭を動かす。

「気持ちいい。ダメだ、嬉し過ぎて、出る!」

「えっ!嘘!」口の中に精子が当たった。口を離した。

勢いよく胸に精子が当たる。

早くない?2回目だと長くなっちゃうじゃないか!

「ごめん、次は長く持つから、挿れていい?」

長くされると、私の体が持たない。でも、止めると言ったら、ただをこねるのは間違いない。

「早くして」

私は浴槽に手をついた。

後ろから楓が入ってくる。あっ、やっぱりダメだ。もういきそうだ。

あぁぁぁ、奥に入ってくる!ダメ!いっちゃう!下を向いて、浴槽を掴む手に力が入る。ビクッビクッと体が震える。

「動くよ」
中が擦られる。

ダメだ、声が出てしまう。片手で口を覆う。
楓が両手で私の体を触ってくる。
「姉ちゃんの体、全部覚えておく」

口を閉じてないと、叫んでしまいそうだ。

「気持ちいい、姉ちゃんの体、気持ち良すぎる」

楓の動きが早まる。
私は口だけバクバクとさせた。
またいってしまう。あっ!ビクッビクッと震える。

でも、楓は止まらない。

何回いくんだろうか?

楓の両手が胸を掴み、指先で乳首を摘んだ。

あっ!全身が敏感になってる!またいってしまった。

「楓!早くして!」何とか口に出した。

更に腰が早まる。

はぁぁぁぁ!仰け反って両手で口を塞ぐ。

「姉ちゃん、出る」

「中はダメ!」

「はあっ、出る!」と楓は抜いた。
私のお尻に精子が当たる。

「姉ちゃん、ごめん、本当にごめん」

楓が私の体を回して、抱え上げた。

「なっ、何!」

「ごめん、何でも言うこと聞くから」

丸出しになった私の中に入ってきた。

「バカ!下ろして」

「ごめん、ごめんなさい」
 
私を壁に押し付けて、舌を入れてくる。

壁で衝撃が逃げない。突かれている衝撃が中に響く。

両手で口を塞ぐ。

「姉ちゃん、大好きだ。あぁぁぁ、また出ちゃう。もっと、もっと中にいたいのに」

腰が早まる。
口を大きくあけて、声帯を絞る。声のない叫びを上げる。

「出る!」
楓は抜いた。

ビクンビクンと私の体が大きく震える。

「はぁはぁ、姉ちゃん、ありがとう。もう絶対にしたいなんて言わないから、安心して」 

「約束守ってよね」

「えっ?」

「何でもいうこと聞くって言ったでしょ」

「あぁ、もちろん」

いい機会だ。教会のみんなの所に連れて行こう。

「早く出てってよ、もう!」

「分かったけど、最後にキスだけ。お願い」

舌を粗めた。
 
楓は満足気な笑みを浮かべてから、軽くシャワーを浴びて、出ていった。

「あぁ、全くもう!窒息するかと思ったわよ!」 

シャワーを浴び直す。股間を洗おうとすると、ひりひりとした。

「もぉ~、これから真司に会うのにぃ。楓のバカ!」

体を拭いて、服を着た。

リビングで化粧をする。
父さんは相変わらずソファーで釣り道具を手入れしている。

「いつ行くの?」

「明日だ」

「いっぱい釣れたら連絡してね。取りに来るから」

「いくらなんでも早過ぎるだろ」

「フフフッ、そうね」

「クール宅急便で送る」

「うん、楽しみにしてる」

時計を見る。そろそろか。

「お父さん、お母さん、行くわ」

「うん、頑張ってね」

「私は何も心配していない。2人で一緒にいることを楽しみなさい」

「うん、ありがとう」

玄関に出る。
「楓!行くよぉ」と声を出す。

楓がドタドタと下りてくる。
「お待たせ」

私は洗面女に連れていき、髪をとかす。
「小百合さん、来るんだから」

「ありがとう、姉ちゃん」

玄関には両親が並んでいる。
「今までお世話になりました」と頭を下げた。
「早く孫を見せに来るからね」

「結婚式終わった後でしょ」

「少しだけフライングしようかな?」

「つわりで、結婚式で何も食べられなくなるわよ」

「あっ、そうか」

「私達は元気にしてるから、急がなくても大事よ」

「うん、分かった」私は家の中を見廻した。

「本当にありがとうございました」とまた頭を下げて、外に出た。

車に乗り込む前に、玄関に立つ2人に手を振った。2人も振り返す。

そして、車に乗り込んだ。

車が動き始め、荷物が揺れた。

少しだけ涙が出てくる。



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