続・クラスイチ（推定）ブスだった私が、浮気しない真面目なイケメン彼氏と別れた理由

ご機嫌取り

職場に戻り、課長に話をした。

「そうか」課長は立ち上がって、異動のことをみんなに話した。

みんな、社長室に呼ばれるくらいだから、何かあるとは思っていたようだ。

「残り一ヶ月間、しっかりと働きたいと思いますので、よろしくお願いします」と頭を下げた、

「残念だけど、仕方がない。残り頑張ろう」と言ってくれた。

「はい！頑張ります」

みんな仕事に戻る。


「よし！」と呟き、仕事に取り掛かった。



そして終業のチャイムが鳴った。みんなバタバタと帰っていく。

私も机の上を片付けて、席を離れ、真司の様子を見に行く。

えっ！嘘！
私は目を丸くした。

前と変わらず、女子社員に話しかけられていた。

真司は、私を見つけると、荷物をまとめ、逃げるようにこっちに来た。

私達は廊下に出た。
「嘘でしょ。何しに来たの？」

「前と変わらないよ。彼女で３人目だよ」

「私、辞めるの止めようかな？」

「えっ！僕が浮気するってこと？」

私は頷く。
結局、スカートの話も同じことだと、真司に分かってもらうために、言っただけで、全然そんなことは思ってない。真司がそんな危険を冒すとは思えない。

「大丈夫だよ！そんなことするくらいなら、もっと前にしてるよ」

「みんな綺麗だから、心配」と腕を組む。

「大丈夫だって」

「うん、信じてるから」

人が来たので、離れる。会社を出て、またくっついた。

しかし、一緒に帰るのは嬉しいのだが、夕飯はどうしても簡単なものになってしまう。

さすがに、惣菜を買うわけにはいかない。今日は魚を焼いて、味噌汁と、いんげんの胡麻和えにする。

まずは、炊飯器に米を入れ、グリルに魚を入れ、手際よく野菜を切って鍋に入れていく。

真司は隣で見ている。本当は邪魔なのだが。

「凄いね。次々とできてくる」

「本当は、もっと手の込んだ物作りたいんだけど」

「十分だよ」と後ろから腰に手を回してくる。

やっぱり邪魔だ。早く作りたいのに。

無視をして、鍋の様子を見る。

「大人しく待っててよ」

「会社の続き、ずっと我慢してたんだ」

「私は逃げないなら、待ってて」

「しょうがないな」やっとテーブルに
行った。

ニコニコしながら待っている。

魚のタイマーが鳴り、皿に移す。

胡麻をすり、味噌と和える。
インゲンをザルに上げて、すり鉢の中で混ぜる。

味噌汁の火を止めて！味噌を入れる。

そして、炊飯器のタイマーが鳴る。

それぞれ皿に盛り付けて、テーブルに並べる。

「本当に魔法みたいだ、花音がお嫁さんで幸せだよ」

「ありがとう。食べよ」

「いただきます」と食べ始める。真司は喜んでいる。そんな真司を見て、私も幸せを感じる。

「真司と結婚して良かった」

「そう？」真司は照れている。

ご飯を食べ終わると、さっそく近づいてくる。もういいでしょ？と言いたげだ。
　
朝、機嫌をそこねたので、素直に応じる。風呂場へと行く。

「花音のおっぱいは、僕だけのものだ」と舐め始める。

「はぁん、そんなこと考えてたの？」

「そうだよ、花音が変なこと言うから」

「だって、本当なんだもん。あぁぁん」

真司の肉棒が上を向いてくる。

舌を絡めて、首へと舌を這わせていく。

「いやぁん、ベッド行こうよぉ」

「ダメだ。我慢できない」

「ゴムしてよぉ」ビクッと体が震える。

「あぁ、そうだよね」真司が離れて、ボディシャンプーを手に取る。私も手に出して、お互いの体を洗う。

肉棒を玉から洗う。
真司が舌を絡めてくる。私も我慢できなくなる。

「早く、出よ」シャワーをかけてくる。

体を拭いて、ベッドへと急ぐ。先に真司を寝かせる。
「今日は私が先」固くなった肉棒をしごく。

「あぁぁ、花音、気持ちいい」
私は満足そうな笑みを浮かべて、舐める。

「はぁぁぁ」真司が声を上げる。

咥えて、頭を動かす。

「はあっ！出る！」

口の中で受け止めて、飲み込む。

「はぁ～、気持ちよかったよ」

「いっぱい出たね」

真司は体を起こした。

「次は花音がいく番だ」

「優しくしてよ。真司上手いから、すぐいっちゃう」少しリップサービスしてみる。

真司は満足そうな笑みを浮かべた。

「ゆっくりするから」

私はベッドに寝転ぶ。舌を絡めてから、私の体が愛撫されていく。

「はぁぁん、私の身体のこと、全部知られちゃってる」

「花音は僕のものだからね。隅々まで調べたよ」

「あぁぁぁん、真司のエッチぃ」

そして、２人とも満足して、シンジの腕枕に頭を乗せている。

「真司の子供欲しいな」

「来年は頑張って作ろう」

「今より頑張るの？」

「もちろん」

「会社休まないでね」

「妊活休暇とかないかな？」

「そんなのあったら、真司が干からびちゃうよ。私もいきすぎて、もっとバカになっちゃう」

「やっぱり普通にした方が良さそうだね」

もう一回して、眠りについた。



その週末、またあの店にスカートのスーツを買いに行った。痛い出費だが、あんまり安いものも着れないから、丁度いい。

後で「短い！」とごねられるのも嫌だったので、真司も連れてきた。

必要な日を言うと、オーダーメイドが可能だと言う。

最低でも５着は必要だ。天音さんから、色は濃いグレー、紺、黒と聞いておいた。短すぎるのはダメよ、とも言われたが、その心配は必要ない。

何着か試着し、真司の意見を聞く。
やっばり、座って膝が出ない長さよりも短いものは却下された。

この前と同じ女性の店員は、中に別の生地があるから、見えることはないと話したくれたが、ダメだった。

後はスリットの長さも注意され、予想通り、選択肢は大幅に狭まることになった。

こうなったら、スカートは色違いで６着作ることにして、それに合わせて、ジャケットを選んだ。

インナーで変化をつけるしかないので、それも買うことになった。

そして、後で別の店に行き、パンプスも選び、かなりの金額になってしまった。

「なるべく大切にするわ」

「後は少しずつ買い換えるだけだから、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」

「ありがとう」

問題はパンプスだ。歩き方を変えないとならない。通勤だけでもスニーカーにするか？