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復縁記念 2
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「ちょっと待って、順番がおかしくないか?」
「結婚は楓と小百合さんが先よ」
「えっ!小百合姉さんが、楓くんと?」
「あら?聞いてないの?」
次々と料理が運ばれてきた。私は毎回美味しいと歓声を上げながら、話を続けた。
「全然。僕の大切なものを全部、楓くんは」
「それは、真司も同じでしよ。私と小百合さん。楓にとって、とても大切なもの」
「楓くんは、僕と姉さんのことは?」
「もちろん知ってるわよ」
「そうなんだ。それでも姉さんのことを好きなんだ」
「そうよ。私と楓、真司と小百合さん。こっちで落ち着くかもしれない。でも、私と小百合さんは、それを望んでない」
「小百合姉さんには悪いと思ってる。でも、僕を保つには姉さんは必要だったんだ」
「うん、分かってるよ。でも、真司には私、小百合さんには楓、それで落ち着けば、楓も真司も、もう私達は必要なくなるでしょ」
「それは、その通りだね、花音は姉さんを必要としない唯一の存在だから」
「楓も同じよ。小百合さんがいれば、私は必要なくなる」
「うん、分かったけど。それなら、尚更、僕達は結婚したほうがいいんじゃないか?」
「う~ん。私が言うことじゃないんだけど。小百合さんは、遠慮してるのよ。年の離れた楓に。それと本当に楓の言っていることを信じていいのか、悩んでる」
「それはしょうがないと思うよ。10以上も離れてるんじゃ」
「楓は本当に素直で、いい意味でバカなのよ」
「そうなんだ」
「だから、小百合さんが心配しているようなことは絶対に起きない。姉として保証する。でも、私が小百合さんの立場なら、はい、そうですか、とは受け入れられないのも分かる。後ろめたくなるのよ。楓の直っ直ぐさは」
「僕も花音には真っ直ぐだよ」真田さんが張り合ってきたので、私は可笑しくなったが、怒りそうなのて堪えた。
「うん、知ってる。だから、真田さんの子供が欲しいのよ。こんな私を大切に思ってくれる人がいるなんて、本当に幸せだよ」
「だったら、結婚しようよ。すぐにでも」
「ううん。それはダメ。小百合さんの逃げる場所がなくなるから。小百合さんは、楓のことがまだ信じられない。
だから、真司が必要なのよ。それは体がどうこういうものじゃないの。小百合さんは、楓に真剣になっても、いつか捨てられると思ってる。それを支えてあげるのは、真司よ。今までの逆。真司が、小百合さんの心の支えになるの。
そうすれば、小百合さんは、楓に真剣に向き合える。逃げる場所があるからね」
「よく分からないけど、僕が小百合姉さんに恩返しできるなら、もちろんやる」
「うん、それでいいよ。真司には私がいる。もう離れないから」
「じゃあ、子供作る?」
「それは言葉の綾よ。真司とそうなってもいいと思ってる、私の決意を言っただけ」
「うん、分かったよ。小百合姉さんを2人で幸せにしよう」
「ついでに楓もね」
「もちろんだよ」真司は私の横に来た。
私は、真司の首の後に手を回した。
「真司、ずっと愛してる」
「花音、ずっと離さないよ」
私達は舌を絡めた。
真田さんの手が足を触ってくる。
私はその手を押さえた。
「ダメよ。我慢できなくなっちゃう」
「早く花音の体、全部触りたい」
「せっかく美味しいんだから、我慢して。ちゃんと触らせてあげるから」
「もっと不味い店にすれば良かった」
「ホントに?」
「美味しいものを食べた花音を、後で美味しく食べる」
「おじさん臭いから止めて」
そして並んで食事を終えた。
私はバッグを開いて、
「真司の好みに合うか分からないんだけど」と今日のために買ってきた服を見せた。
「えっ!嘘!嬉しい」
「下着も全部買ってきたの」私は買う時に恥ずかしかったことを思い出し、下を向いた。
「ありがとう。明日も一緒にいれるね」
「うん、真司」
私達は店を出て、タクシーで一番近いホテルに着いた。
部屋に入るなり、私達は、貪るようにキスをして、もどかしそうに服を脱いだ。
ベッドに横になる私に
「花音、挿れていい?」
「早く挿れて」
真田さんはゴムを付けずに中に挿れ、腰を動かした。
「花音、嬉しいよ。また中に入れて」
「私も嬉しい。真司と繋がれて」
そして、
「花音、出していい?」
「少しだけ我慢して。小百合さんのために」
「花音、僕の花音」
「真司、ずっと私を見て。はぁぁん、ダメぇ、いく、いっちゃうぅ!」
真田さんは最後に激しく動き、お腹の上に射精した。私も体を震わせた。
「真司、いっぱい出たね」
「もちろんだよ。花音なんだから」
「嬉しい、前みたいに真司が気持ちよくなってくれて」
「花音も気持ちよかった?」
「何回もいっちゃった・・・」
「花音」真田さんが顔を近づけてきたので、舌を絡めた。
それから真田さんはティッシュで、私のお腹を拭いた。
「もう一回いい?」
私は頷いた。
次はちゃんと私の体を愛撫してきた。
私も真田さんの体を愛撫した。
そして、真田さんは最後に私の背中に射精した。
真田さんは背中をきれいにしてから、横になって腕を伸ばした。私は頭を乗せて、真田さんの胸に頭を付けた。
真田さんのもう片方の腕が私の頭を撫でる。
「ねぇ、真司」
「何?」
「真司のご両親は、私が行ったら、ビックリしない?こんなのが嫁になるのかって」
「フフフッ。大丈夫に決まってるだろ。花音なら大喜びだよ」
「真司の言葉は。信じられないわ。小百合さんに聞いてみよう」
「えっ!悪かったって。黙ってて。でも、僕は本当に」
「はいはい、分かってるから。フフフッ」
「もう、花音はイジワルだな」
「少し困らせたかっただけよ」
私は真田さんの胸を触った。
「花音のご両親こそ、どうなんだよ」
「うちは大歓迎よ。早く孫の顔が見たいって嫌味言われてるし」
「そうなんだ」
「我が家で歓迎しないのは楓だけよ」
「あぁ、楓くんか」
「多分、先に私がいなくなったら、楓は私を取り戻すことに執着する。小百合さんのことを二の次にしてね。だから楓が先にいなくなってもらう」
「でも、学生だろ」
「まだ2年生よ」
「少なくとも2年以上か。間に合わないな」
「えっ?」
「なんでもない」
「でも、楓のことだから、卒業したら、すぐ結婚するわよ。例えプロになっても」
「プロか。僕も目指したかったな。まぁ、無理だろうけど」
「私は良かったかな」
「僕も結果オーライかな。花音は仕事どうするの?結婚したら?」
「子供産まれたら無理かな。まぁ、フリーランスでやってくのもいいかもね」
「うん。それいいかも」
「また、いつ復帰しでもいいように」
「えっ?それって離婚するかもってこと?」
「どうかしらね?」
「嫌だよ。絶対にそうならないように頑張るから」
「真司は今のままで十分よ」
「花音だって、そうだよ」
「心配なのよね」
「何が?」
「家にいると太りそう」
「別に気にしないよ」
「それはそれで、ぬるま湯過ぎて、飽きちゃいそう」
「そっか。まぁ、僕も禿げて中年太りになって、普通のおじさんになるかもよ」
「それでも私は真司とエッチしたいな」
「そうなの?」
「こんなに誰かを好きになることなんて、ないと思ってた」
「僕もだよ。もう、誰も好きにはれないと思ってた」
「真司、大好きだよ」
「僕も大好きだよ。花音」
私達は舌を絡めた。でも、もう疲れたので、寝ることにした。
「結婚は楓と小百合さんが先よ」
「えっ!小百合姉さんが、楓くんと?」
「あら?聞いてないの?」
次々と料理が運ばれてきた。私は毎回美味しいと歓声を上げながら、話を続けた。
「全然。僕の大切なものを全部、楓くんは」
「それは、真司も同じでしよ。私と小百合さん。楓にとって、とても大切なもの」
「楓くんは、僕と姉さんのことは?」
「もちろん知ってるわよ」
「そうなんだ。それでも姉さんのことを好きなんだ」
「そうよ。私と楓、真司と小百合さん。こっちで落ち着くかもしれない。でも、私と小百合さんは、それを望んでない」
「小百合姉さんには悪いと思ってる。でも、僕を保つには姉さんは必要だったんだ」
「うん、分かってるよ。でも、真司には私、小百合さんには楓、それで落ち着けば、楓も真司も、もう私達は必要なくなるでしょ」
「それは、その通りだね、花音は姉さんを必要としない唯一の存在だから」
「楓も同じよ。小百合さんがいれば、私は必要なくなる」
「うん、分かったけど。それなら、尚更、僕達は結婚したほうがいいんじゃないか?」
「う~ん。私が言うことじゃないんだけど。小百合さんは、遠慮してるのよ。年の離れた楓に。それと本当に楓の言っていることを信じていいのか、悩んでる」
「それはしょうがないと思うよ。10以上も離れてるんじゃ」
「楓は本当に素直で、いい意味でバカなのよ」
「そうなんだ」
「だから、小百合さんが心配しているようなことは絶対に起きない。姉として保証する。でも、私が小百合さんの立場なら、はい、そうですか、とは受け入れられないのも分かる。後ろめたくなるのよ。楓の直っ直ぐさは」
「僕も花音には真っ直ぐだよ」真田さんが張り合ってきたので、私は可笑しくなったが、怒りそうなのて堪えた。
「うん、知ってる。だから、真田さんの子供が欲しいのよ。こんな私を大切に思ってくれる人がいるなんて、本当に幸せだよ」
「だったら、結婚しようよ。すぐにでも」
「ううん。それはダメ。小百合さんの逃げる場所がなくなるから。小百合さんは、楓のことがまだ信じられない。
だから、真司が必要なのよ。それは体がどうこういうものじゃないの。小百合さんは、楓に真剣になっても、いつか捨てられると思ってる。それを支えてあげるのは、真司よ。今までの逆。真司が、小百合さんの心の支えになるの。
そうすれば、小百合さんは、楓に真剣に向き合える。逃げる場所があるからね」
「よく分からないけど、僕が小百合姉さんに恩返しできるなら、もちろんやる」
「うん、それでいいよ。真司には私がいる。もう離れないから」
「じゃあ、子供作る?」
「それは言葉の綾よ。真司とそうなってもいいと思ってる、私の決意を言っただけ」
「うん、分かったよ。小百合姉さんを2人で幸せにしよう」
「ついでに楓もね」
「もちろんだよ」真司は私の横に来た。
私は、真司の首の後に手を回した。
「真司、ずっと愛してる」
「花音、ずっと離さないよ」
私達は舌を絡めた。
真田さんの手が足を触ってくる。
私はその手を押さえた。
「ダメよ。我慢できなくなっちゃう」
「早く花音の体、全部触りたい」
「せっかく美味しいんだから、我慢して。ちゃんと触らせてあげるから」
「もっと不味い店にすれば良かった」
「ホントに?」
「美味しいものを食べた花音を、後で美味しく食べる」
「おじさん臭いから止めて」
そして並んで食事を終えた。
私はバッグを開いて、
「真司の好みに合うか分からないんだけど」と今日のために買ってきた服を見せた。
「えっ!嘘!嬉しい」
「下着も全部買ってきたの」私は買う時に恥ずかしかったことを思い出し、下を向いた。
「ありがとう。明日も一緒にいれるね」
「うん、真司」
私達は店を出て、タクシーで一番近いホテルに着いた。
部屋に入るなり、私達は、貪るようにキスをして、もどかしそうに服を脱いだ。
ベッドに横になる私に
「花音、挿れていい?」
「早く挿れて」
真田さんはゴムを付けずに中に挿れ、腰を動かした。
「花音、嬉しいよ。また中に入れて」
「私も嬉しい。真司と繋がれて」
そして、
「花音、出していい?」
「少しだけ我慢して。小百合さんのために」
「花音、僕の花音」
「真司、ずっと私を見て。はぁぁん、ダメぇ、いく、いっちゃうぅ!」
真田さんは最後に激しく動き、お腹の上に射精した。私も体を震わせた。
「真司、いっぱい出たね」
「もちろんだよ。花音なんだから」
「嬉しい、前みたいに真司が気持ちよくなってくれて」
「花音も気持ちよかった?」
「何回もいっちゃった・・・」
「花音」真田さんが顔を近づけてきたので、舌を絡めた。
それから真田さんはティッシュで、私のお腹を拭いた。
「もう一回いい?」
私は頷いた。
次はちゃんと私の体を愛撫してきた。
私も真田さんの体を愛撫した。
そして、真田さんは最後に私の背中に射精した。
真田さんは背中をきれいにしてから、横になって腕を伸ばした。私は頭を乗せて、真田さんの胸に頭を付けた。
真田さんのもう片方の腕が私の頭を撫でる。
「ねぇ、真司」
「何?」
「真司のご両親は、私が行ったら、ビックリしない?こんなのが嫁になるのかって」
「フフフッ。大丈夫に決まってるだろ。花音なら大喜びだよ」
「真司の言葉は。信じられないわ。小百合さんに聞いてみよう」
「えっ!悪かったって。黙ってて。でも、僕は本当に」
「はいはい、分かってるから。フフフッ」
「もう、花音はイジワルだな」
「少し困らせたかっただけよ」
私は真田さんの胸を触った。
「花音のご両親こそ、どうなんだよ」
「うちは大歓迎よ。早く孫の顔が見たいって嫌味言われてるし」
「そうなんだ」
「我が家で歓迎しないのは楓だけよ」
「あぁ、楓くんか」
「多分、先に私がいなくなったら、楓は私を取り戻すことに執着する。小百合さんのことを二の次にしてね。だから楓が先にいなくなってもらう」
「でも、学生だろ」
「まだ2年生よ」
「少なくとも2年以上か。間に合わないな」
「えっ?」
「なんでもない」
「でも、楓のことだから、卒業したら、すぐ結婚するわよ。例えプロになっても」
「プロか。僕も目指したかったな。まぁ、無理だろうけど」
「私は良かったかな」
「僕も結果オーライかな。花音は仕事どうするの?結婚したら?」
「子供産まれたら無理かな。まぁ、フリーランスでやってくのもいいかもね」
「うん。それいいかも」
「また、いつ復帰しでもいいように」
「えっ?それって離婚するかもってこと?」
「どうかしらね?」
「嫌だよ。絶対にそうならないように頑張るから」
「真司は今のままで十分よ」
「花音だって、そうだよ」
「心配なのよね」
「何が?」
「家にいると太りそう」
「別に気にしないよ」
「それはそれで、ぬるま湯過ぎて、飽きちゃいそう」
「そっか。まぁ、僕も禿げて中年太りになって、普通のおじさんになるかもよ」
「それでも私は真司とエッチしたいな」
「そうなの?」
「こんなに誰かを好きになることなんて、ないと思ってた」
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