破滅の足音

hyui

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いらない奴を消せ!

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「は、博士。何ですか。それは…。」
恐る恐る助手たちが尋ねた。
秘密結社ブラック団の博士の隣には、銃火器を装備した戦闘ロボットが立っていた。

「君たちには申し訳ないが…、この開発室の不要人物を消すこととなった。」
「な、何ですって!」
「何故ですか!?博士!私達はこれほど組織に貢献してきたじゃないですか!」
博士の言葉に助手たちは猛反発した。
「騒ぐな。これも組織のためだ。組織の運営には金がいる。組織も大きくなり、これから先ますます金はかかるだろう。だからその前に、減らせる経費は減らしておこうというのが幹部のお考えだ。」
「で、でも消すって、殺すってことでしょう!?どうしてそこまで…。」
「我々は秘密結社だ。私も君たちも色々と知りすぎたのだよ。もはや生きて抜け出すことはできんのだ。」

博士は隣のロボットを起動し始めた。ブン、とさっきまで置物のようだったロボットの両目に光が灯った。
「このロボットは高性能の人工知能搭載でな。部屋内にいる人間から誰が一番不要な存在かを判断して攻撃する。…とはいえ安心しろ。こいつで消すのは一人だけだ。一人だけを排除するだけでいい。それが今回の指令だ。」
「正気なんですか!博士!我々はついこの間まで、ともに組織のために尽くす仲間だったじゃないですか!」
「私も心苦しいよ。愛する仲間の死ぬ姿を見なければならないなんて。だがこれも組織の指令なのだ。」
博士はニヤニヤ笑いながらそう答えた。
「な、何が組織の指令だ!あんたいつもそうやって俺たちに押し付けるばっかりで、自分は何もしないじゃないか!」
「ほぉ~。いいのかな?そんなことを言って…。こいつは今までの記憶のやりとりも聞いてるんだぞ。消されるのはお前かな~?」

そうこうしてる間に、ロボットの戦闘態勢が整った。
「い、嫌だあ!死にたくない!」
「助けてくれ!お願いだ!」
「ヒャハハハ!やれい!能無しの役立たずを殺せい!」


博士の声に反応し、ロボットは命令を実行した。
役立たずを消す指令を受けたロボットは迷わず隣の博士を撃ち殺した。
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