ライフ

優希ヒロ

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その手紙、終わりの始まり

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炎達が外へ出掛けてから数時間後…。
「ねぇ、ママ…。私はママの本当の子どもじゃないよね?」
「どうして、そんなことを聞くの?未来は私の娘よ。」
「嘘つかないでよ、この手紙を見てよ。」とポケットから手紙を出した。
「これ、読んだの?」
「うん、私はママの子どもじゃなくて、養子だって書いてあったよ。ねぇ、どういうことなの、ママの本当の子どもはどこにいるの?」
「いないわ、もう死んでるわ…。私が殺したの…。私は人殺しよ。」
「最低!ママなんか大嫌い…。」と未来は家を飛び出していった。
(そうよ、私は最低の母親よ…。実の息子は殺してしまって、実の娘も脅されていたとはいえ、毒を盛って殺そうとした。そんな私は死なないといけないわよね。未来、あなたはどんな形でも良いから生きて。私は空から見守るから)
(また、逃げるつもりなの?)
(炎、だって私は人殺しよ…。)
(それは違うわ…。あなたの息子にとどめをさしたのは私よ…。あなたが責任を感じることはない。)
(いいえ、あなたは私が死なないように助けただけ…。悪いのは私…。)
(そうだとしても、未来ちゃんから逃げることは許されないわよ。)
(だって、私は未来も殺そうとしたのよ、そんな私が母親をやることは許されない!)
(なら、未来ちゃんに聞きなさい!それを決めるのはあなたじゃない…。)
(…。)
(少し頭を冷やすことね…。私は一回外に出ているから…。)
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