レモン色の恋

優希ヒロ

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突然の出来事

一緒にカラオケ

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カラオケボックスに着いて、店に入ろうとするとメールがきた。
「メールだ、りょうくんから…。」
「えっ!来れないって…。」
「どうしますか、良かったらですけど、私と入りませんか?」
「あの…。良いんですか?」
「もちろん、私から誘ったんですから…。」
部屋に入ると僕は緊張して、黙ってしまった。
「私から歌って良いですか?」
「はい、良いですよ…。」
「じゃあ、これからいこうかな。」
彼女が歌ったのはアニソンでしかも振り付きで歌っていた。
僕は彼女の歌の上手さや動きに思わず口を開けて見入ってしまった。
「どうでしたか、私の歌?」
「えっと、凄かったです…。」
「本当ですか、もう一曲歌って良いですか?」
「はい…。」
「じゃあ、次はこれ。」
本当に彼女の歌は上手で、聞いていると引き込まれた。
「…。」
「次はゆうくんが歌ってください。」
「えっと…。何にしようかな…。」
「あの…。これ歌えたら、歌って欲しいのですけど…。」
「知ってるけど、歌えるかな…。」
「じゃあ、予約しますね。」
「えっ!ちょっと待って…。」
もう歌うしかない。どうとでもなれ。
彼女は笑顔で聞いてくれた。そんな中、僕の心の中は下手くそと笑われるとか愛想笑いでごまかされるのかとか不安の中で歌っていた。
「ゆうくん、ありがとう。私、この歌結構好きなの。上手だったから聞いてて笑顔になっちゃった。」
「そう言ってもらって嬉しいです…。」
「次はデュエットしませんか?」
「良いですけど…。お互いに知ってる曲あるかな…。」
「これなんてどうですか?」
「これなら大丈夫です…。」
「本当ですか、私、この曲一度デュエットしてみたかったんです。」
「じゃあ、予約いれますね…。」
「お願いします。」
デュエットをした後もカラオケは彼女の楽しそうな様子につられて盛り上がっていった。
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