スモールラブ

優希ヒロ

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私の好きな人

先生、好き

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私は耐震体験車の前で様子を見ていて、怖くなってしまい、ママにしがみついていた。
すると、先生が偶然こちらの方にやってきました。
「あ、ともみちゃんこんにちは。」
「こんにちは…。」
「先生こんにちは。お出かけですか?」
「散歩していたら、楽しそうなイベントやっているみたいなので立ち寄ったんですよ。」
「ともみちゃん、どうしたの?ママにしがみついて。」
「…。」
先生は私の視線の先にあるあれを見て納得していました。
私はこの後、先生が真を見てくれている間に耐震車にママと一緒に乗りました。
あまりの揺れに私は大泣きで戻ってきました。
その時に先生が優しく抱き締めてくれたのです。
今、思うとその時から先生のこと好きになったんです。
その後、先生とジュースを飲んで家に帰りました。

それから、数週間後の保育園でのことです。
先生がみんなを順番に抱っこして遊んでいました。
「抱っこは順番だからね。並んで待ってるんだよ。  」
「はーい!」
「やった、先生大好き!」と抱っこしてもらって喜んでいました。
そんななか私は「大好き」と言ってもらって嬉しそうな先生に「大嫌い」と
言って抱っこしてもらいませんでした。
でも、本当は先生のことが好きだったのに自分のものにならない先生が嫌で言ってしまったのを覚えています。
「抱っこして…。」と言えば良かったな…。
「先生にもう一回だけ会いたい…。」
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