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私の好きな人
先生の思い
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先生に「大嫌い」と言ってしまってから、私は先生にわざと叩いたり、アカンベをしてみたりと先生が嫌がることばかりをしていた。
そういうことを続けていたある日、先生がマスクをつけて、保育園にやってきた。
みんな、先生のことを心配して、 「先生、大丈夫?」と声をかけているのに私は
「抱っこして」とワガママを言った。
でも、先生はニコッとして、「いいよ」と抱っこしてくれた。
先生はその日、いつの間にか帰ってしまった。やっぱり、無理していたのだろう。
それから3日間保育園に出て来なかった…。
先生が3日ぶりに来るとみんなは「先生!」と大喜びで抱きついていた。
私はやっぱり抱っこをしてもらうことをしなかった。
でも、幼かった私でもこれから先生に起きた異変に気がつくことができたのは先生が好きでたまらなかったかもしれません。
その後、先生は元気そうにしていたが、抱っこを高々とすることも減ってきた。
セミの鳴く声が聞こえてきた頃には、私たちと走って遊ぶこともあまりしなくなった。
その日、私とママは先生が涙を流して、保育園から帰るところを黙って見送った。
あの時は見間違いか何か辛いことがあったのかと思いました。
そういうことを続けていたある日、先生がマスクをつけて、保育園にやってきた。
みんな、先生のことを心配して、 「先生、大丈夫?」と声をかけているのに私は
「抱っこして」とワガママを言った。
でも、先生はニコッとして、「いいよ」と抱っこしてくれた。
先生はその日、いつの間にか帰ってしまった。やっぱり、無理していたのだろう。
それから3日間保育園に出て来なかった…。
先生が3日ぶりに来るとみんなは「先生!」と大喜びで抱きついていた。
私はやっぱり抱っこをしてもらうことをしなかった。
でも、幼かった私でもこれから先生に起きた異変に気がつくことができたのは先生が好きでたまらなかったかもしれません。
その後、先生は元気そうにしていたが、抱っこを高々とすることも減ってきた。
セミの鳴く声が聞こえてきた頃には、私たちと走って遊ぶこともあまりしなくなった。
その日、私とママは先生が涙を流して、保育園から帰るところを黙って見送った。
あの時は見間違いか何か辛いことがあったのかと思いました。
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