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彼との出会い
メイドカフェ
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16歳になった私はお母さんから聞いたお話をもう忘れかけていた。
入学式が終わり、友達の奈緒と一緒に帰るところだった。
「ねえ、美奈子。今日も練習出る?」
「今日は自由参加だったよね、じゃあ休もうかな。誕生日だから。」
「じゃあ、お誕生日のお祝いも兼ねて、一緒に出かけよう。」
「うん、良いけど…。何処に行くの?」
「内緒、着いてからのお楽しみだよ。」
「楽しみにしてるね。じゃあ、道案内よろしく。」
しばらく歩いていくと奈緒が立ち止まった。
「着いたよ、ここに入るよ。」
「ちょっと…。ここってメイドカフェじゃない。嫌よ、こんなところに入るなんて。」
「美奈子、ここはね…。ただのメイドカフェじゃないのよ。店員はみんな女装しているんだって。凄く見てみたくて。美奈子も気になるでしょ?」
「うん…。確かに気になるけど…。」
(忘れてた。奈緒ってBLとかコスプレとかかなり好きだったんだ、嫌な予感しかしないよ…。)
「じゃあ、入ろう。」
「うん…。」
入ると超美少女のメイドさんが迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、ご主人様!2名ですね、お席にご案内します。」
私はキョトンとしていたが、奈緒はキャアキャア言いながら、ハイテンションで席についた。
「奈緒、すこし落ち着いたら?」
「なんで、落ちついていられるのよ。これからが楽しみじゃない。さて、誰が来るかな?」
「お待たせしました。今日の御相手は私、リオです、よろしくお願いします。」
「よろしく…。」
「美奈子、テンション低い、低い。もっと楽しまないと。」
「じゃあ、さっそくですけど、飲み物どういたしますか、ご主人様?」
「じゃあ、リオちゃんのおすすめで。」
「はーい、リオスペシャル2つ持ってきますね。ご主人様、少々お待ちくださいませ。」
「美奈子、リオちゃん本当に女の子じゃないのかな、可愛すぎてお持ち帰りしたい。」
「あのさ、奈緒…。私、ちょっと怖いんだけど、あそこまで女の子っぽいと…。」
「お待たせしました、リオスペシャルです、ハートを込めますね、トキメキハートは蜜の味、ハート注入!」と決めポーズ共にバッチリと決めていた。
奈緒は完全にハートキャッチされて、目がハートになっていた。
私はこの後、どうなるか心配になりながら、水を飲んだ。
入学式が終わり、友達の奈緒と一緒に帰るところだった。
「ねえ、美奈子。今日も練習出る?」
「今日は自由参加だったよね、じゃあ休もうかな。誕生日だから。」
「じゃあ、お誕生日のお祝いも兼ねて、一緒に出かけよう。」
「うん、良いけど…。何処に行くの?」
「内緒、着いてからのお楽しみだよ。」
「楽しみにしてるね。じゃあ、道案内よろしく。」
しばらく歩いていくと奈緒が立ち止まった。
「着いたよ、ここに入るよ。」
「ちょっと…。ここってメイドカフェじゃない。嫌よ、こんなところに入るなんて。」
「美奈子、ここはね…。ただのメイドカフェじゃないのよ。店員はみんな女装しているんだって。凄く見てみたくて。美奈子も気になるでしょ?」
「うん…。確かに気になるけど…。」
(忘れてた。奈緒ってBLとかコスプレとかかなり好きだったんだ、嫌な予感しかしないよ…。)
「じゃあ、入ろう。」
「うん…。」
入ると超美少女のメイドさんが迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、ご主人様!2名ですね、お席にご案内します。」
私はキョトンとしていたが、奈緒はキャアキャア言いながら、ハイテンションで席についた。
「奈緒、すこし落ち着いたら?」
「なんで、落ちついていられるのよ。これからが楽しみじゃない。さて、誰が来るかな?」
「お待たせしました。今日の御相手は私、リオです、よろしくお願いします。」
「よろしく…。」
「美奈子、テンション低い、低い。もっと楽しまないと。」
「じゃあ、さっそくですけど、飲み物どういたしますか、ご主人様?」
「じゃあ、リオちゃんのおすすめで。」
「はーい、リオスペシャル2つ持ってきますね。ご主人様、少々お待ちくださいませ。」
「美奈子、リオちゃん本当に女の子じゃないのかな、可愛すぎてお持ち帰りしたい。」
「あのさ、奈緒…。私、ちょっと怖いんだけど、あそこまで女の子っぽいと…。」
「お待たせしました、リオスペシャルです、ハートを込めますね、トキメキハートは蜜の味、ハート注入!」と決めポーズ共にバッチリと決めていた。
奈緒は完全にハートキャッチされて、目がハートになっていた。
私はこの後、どうなるか心配になりながら、水を飲んだ。
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