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彼との出会い
幼少の約束
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「ただいま、お母さん…。」
「おかえりなさい、美奈子。ちょっと話があるのだけど良いかしら。」
「何?今日、誕生日だから悪い話はいやよ。」
「悪い話じゃないわ、いい話よ。ちょっと座って、大事な話だから…。」
美奈子がソファに座るとお母さんは二人分の紅茶を用意して座った。
美奈子は砂糖を混ぜながら口を開いた。
「いい話って何?」
「美奈子、五歳くらいの時に結婚できる年になったら、結婚したいって言ってたでしょ、覚えてる?」
「覚えてるけど…。ねぇ、もしかしてお見合いさせるつもりなの?」
「うん、結論から言うと…。いや?」
「いやよ、知らない相手と会って結婚なんて…。」
「とりあえず、会ってみない?写真もあるのよ。」
「写真みせて!」と携帯の画像をみせてもらった。
「はい。」と母は渡す瞬間、ニヤリと笑ったように見えた。
「えっ!嘘!?これ、本人?」
「そうよ、本人以外の写真みせてどうするの。」
私は会ったことのない彼の写真から目が離せなかった。
「どう?いいでしょ?会う気になった?」
「会うだけなら良いかな…。」
(やった!こんなイケメンと付き合えたら、最高かも…。)
「じゃあ、明日だから、服装考えといてね。」と手をヒラヒラさせながら夕飯を作りに台所へと歩いていった。
(今、なんて?明日?明日か…。じゃないわ、こんなイケメンと会うのにいい服なんてないよ、部屋のクローゼットの中を早くみないと)
クローゼットを見ると絶望的だったので、奈緒に服を借りることにしようかと連絡するとあのメイドカフェで借りたらと笑いながら電話を切られてしまった。
宛がなくなってしまった私は仕方なく、あのカフェに連絡をしてみると意外な答えが返ってきた。
「おかえりなさい、美奈子。ちょっと話があるのだけど良いかしら。」
「何?今日、誕生日だから悪い話はいやよ。」
「悪い話じゃないわ、いい話よ。ちょっと座って、大事な話だから…。」
美奈子がソファに座るとお母さんは二人分の紅茶を用意して座った。
美奈子は砂糖を混ぜながら口を開いた。
「いい話って何?」
「美奈子、五歳くらいの時に結婚できる年になったら、結婚したいって言ってたでしょ、覚えてる?」
「覚えてるけど…。ねぇ、もしかしてお見合いさせるつもりなの?」
「うん、結論から言うと…。いや?」
「いやよ、知らない相手と会って結婚なんて…。」
「とりあえず、会ってみない?写真もあるのよ。」
「写真みせて!」と携帯の画像をみせてもらった。
「はい。」と母は渡す瞬間、ニヤリと笑ったように見えた。
「えっ!嘘!?これ、本人?」
「そうよ、本人以外の写真みせてどうするの。」
私は会ったことのない彼の写真から目が離せなかった。
「どう?いいでしょ?会う気になった?」
「会うだけなら良いかな…。」
(やった!こんなイケメンと付き合えたら、最高かも…。)
「じゃあ、明日だから、服装考えといてね。」と手をヒラヒラさせながら夕飯を作りに台所へと歩いていった。
(今、なんて?明日?明日か…。じゃないわ、こんなイケメンと会うのにいい服なんてないよ、部屋のクローゼットの中を早くみないと)
クローゼットを見ると絶望的だったので、奈緒に服を借りることにしようかと連絡するとあのメイドカフェで借りたらと笑いながら電話を切られてしまった。
宛がなくなってしまった私は仕方なく、あのカフェに連絡をしてみると意外な答えが返ってきた。
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