5 / 19
彼との出会い
勝利の女神
しおりを挟む
予定通りに週末の試合を紫音ちゃんが観に来ていた。
「さて、いつも以上にノリノリで行くよ!」
「気合い入ってるね、美奈子。」
「もちろん、今日は勝利の女神が来てるからね。」
「へぇ、例の彼?」
「ちょっと違うんだけど、それで良いや。」
「じゃあ、美奈!どんどんボールまわすから決めまくってね。」
「わかりました、先輩!」
試合は劣勢で押されてはいたが、美奈子のスパイクはどんどん決まっていたが、マークも激しく試合には負けてしまった。
試合後、体育館裏で紫音ちゃんが待っていた。
「お疲れ様でした!これ、タオルと飲み物です。」
「ありがとう…。ごめんね、試合負けちゃった。」
「かっこ良かったです…。美奈子ちゃんは私の王子様です…。」
「そう言ってくれるの嬉しい。次は私のお姫様のために勝つよ!」
「美奈子、ここにいたの?ご飯、食べるからみんなのところに行こう。」と体育館の中から奈緒が声を掛けてきた。
「わかった、今、行くね。」
「美奈子、そこにいるの誰?」
「私の勝利の女神だよ、今日は負けちゃったけどね…。」
「その子も連れておいでよ。」
「だって、紫音ちゃん行こうか。」
「えっ、良いんですか?」
「うん、大丈夫、行こう」と紫音の手を引っ張って体育館の中に入って行った。
みんなでお弁当にすると紫音ちゃんの持ってきたお弁当にみんなが釘付けになっていた。
「これ、全部紫音ちゃんが?」
「はい…。お気に召さなかったですか?」
「いや、凄すぎて…。」
「皆さんで食べてください。」
「いただきます!」とみんな嬉しそうに食べていた。
解散後、美奈子は紫音を駅まで送っていった。
「今日は本当にありがとう。お弁当もありがとう。」
「いえ、私にできることをしただけなので…。」
「じゃあ、またね。次はいつ会える?」
「えっとですね、すぐに会えます…。さよなら!」と慌てて駅に走っていってしまった。
緊張してたんだ、やっぱり乙女だよね、紫音ちゃん。守ってあげたくなるような子だな、うらやましいな…。
帰るとお母さんからびっくりするような発言を聞くことになった。
「さて、いつも以上にノリノリで行くよ!」
「気合い入ってるね、美奈子。」
「もちろん、今日は勝利の女神が来てるからね。」
「へぇ、例の彼?」
「ちょっと違うんだけど、それで良いや。」
「じゃあ、美奈!どんどんボールまわすから決めまくってね。」
「わかりました、先輩!」
試合は劣勢で押されてはいたが、美奈子のスパイクはどんどん決まっていたが、マークも激しく試合には負けてしまった。
試合後、体育館裏で紫音ちゃんが待っていた。
「お疲れ様でした!これ、タオルと飲み物です。」
「ありがとう…。ごめんね、試合負けちゃった。」
「かっこ良かったです…。美奈子ちゃんは私の王子様です…。」
「そう言ってくれるの嬉しい。次は私のお姫様のために勝つよ!」
「美奈子、ここにいたの?ご飯、食べるからみんなのところに行こう。」と体育館の中から奈緒が声を掛けてきた。
「わかった、今、行くね。」
「美奈子、そこにいるの誰?」
「私の勝利の女神だよ、今日は負けちゃったけどね…。」
「その子も連れておいでよ。」
「だって、紫音ちゃん行こうか。」
「えっ、良いんですか?」
「うん、大丈夫、行こう」と紫音の手を引っ張って体育館の中に入って行った。
みんなでお弁当にすると紫音ちゃんの持ってきたお弁当にみんなが釘付けになっていた。
「これ、全部紫音ちゃんが?」
「はい…。お気に召さなかったですか?」
「いや、凄すぎて…。」
「皆さんで食べてください。」
「いただきます!」とみんな嬉しそうに食べていた。
解散後、美奈子は紫音を駅まで送っていった。
「今日は本当にありがとう。お弁当もありがとう。」
「いえ、私にできることをしただけなので…。」
「じゃあ、またね。次はいつ会える?」
「えっとですね、すぐに会えます…。さよなら!」と慌てて駅に走っていってしまった。
緊張してたんだ、やっぱり乙女だよね、紫音ちゃん。守ってあげたくなるような子だな、うらやましいな…。
帰るとお母さんからびっくりするような発言を聞くことになった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
『出来損ない』と言われた私は姉や両親から見下されますが、あやかしに求婚されました
宵原リク
恋愛
カクヨムでも読めます。
完結まで毎日投稿します!20時50分更新
ーーーーーー
椿は、八代家で生まれた。八代家は、代々あやかしを従えるで有名な一族だった。
その一族の次女として生まれた椿は、あやかしをうまく従えることができなかった。
私の才能の無さに、両親や家族からは『出来損ない』と言われてしまう始末。
ある日、八代家は有名な家柄が招待されている舞踏会に誘われた。
それに椿も同行したが、両親からきつく「目立つな」と言いつけられた。
椿は目立たないように、会場の端の椅子にポツリと座り込んでいると辺りが騒然としていた。
そこには、あやかしがいた。しかも、かなり強力なあやかしが。
それを見て、みんな動きが止まっていた。そのあやかしは、あたりをキョロキョロと見ながら私の方に近づいてきて……
「私、政宗と申します」と私の前で一礼をしながら名を名乗ったのだった。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる