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狩りの準備
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「へば! 荷物とっでくるはんで!」
そう言って家から飛び出していこうとするゴブ助。
「いや待て! 何のこと!?」
「大丈夫! 兄ちゃんの分もちゃんと持ってくる!」
そういうことじゃないんです。
呼び止めようとしたらそのままゴブ助はどこかへと走っていった。
足早いなあいつ。
なんかすごく満足した顔で頷いているが、村長。
「ちょっといいかな」
「ん? どした?」
「どしたじゃなくて……。なんでゴブ助のやつ飛び出していったの?」
「そりゃ装備は大事だからな」
「なんでその装備を取りに行ったのかってのが効きたいんだけど」
「これがら出かけるからな」
「……なんで俺も行くみたいになってんの!?」
「了解してくれたからでねぇか」
「いや、俺そんなこといって――「いやあ、これでゴブ助もやっど一人前だぁ。いがったいがった」
とても優しい笑顔でうなづいている村長。
俺の必死の否定は届いていないらしい。都合のいい耳持ってんじゃねーよ、ラブコメの主人公かあんたは。
「ココ最近どーも森の様子がおかしかったはんで、山から降りてこれるような人がいてけると、安心して送り出せんだ」
「ゴブ助も似たようなこと言ってたけど、あの山ってそんなにすげーのか?」
俺の言葉に心底驚いたような表情になる村長。
「わい、なんも知らねーのによく生きてらな」
「俺にもよくわからんよそれは。カーレッジが見つけてくれた獣道を下りてきただけだし」
そう言いつつカーレッジの頭をなでる。
褒められる時は全力で褒めてやるのが俺のポリシーなのだ。
「ゴライアスは、いろんな生き物がでっけく育つ。なぜか随分と凶暴さなってまるんだ。ここはもうゴライアスの影響はねーはんで、山からたまに下りてくる恵みば貰って村は成り立ってらのさ」
「へぇ」
じゃあ、あの蜘蛛に近づいていたら確実に殺されてたのか。いや、絶対近づかないけどさ、あんな化け物みたいなの。
「だども、おめぇさんーー」
ん? 急に黙って俺の顔をじっと見つめ始めたけど、なに?
なんか俺に良くないものでも見つけたような、苦いもの噛んだみたいな顔だ。
「名前なんつーの?」
ああ、そこですか。スタートからスルーされてる上に名乗るタイミングもなかったからこのまま名無しさんのまま行くものだと思ってた。
「ご主人はユウジって名前だ!」
「そか、ユウジか。いい名前だな」
「俺はカーレッジ!」
「なぁもいい名前だなー」
「ご主人がくれたんだ! かっこいいだろ!」
「んだの。かっくいい響きだじゃ」
カーレッジくん、君が答えるのね。
嬉しそうに話してるから全然許すけど。
むしろ尻尾ぶんぶん振っててかわいいからどうぞ続けてください。
「おおいー、戻ったぞー!」
「おお、へば、行ってこい!」
「わがった! あべ!兄ちゃん!」
ああ、なるほどね。何が影響はないだよ、嘘つくなよ村長。
強制イベントなんですね。逆らえないんですね。そういう仕様なんですねわかりましたよ!
「んで、どーすんの?」
村を出発してからゴブ助の道案内に従いつつ森の中を散策中である。最初歩いてきた道に比べれば雑草が刈られてそれなりに道も踏み固められているから歩きやすい。
「狩る」
「狩るって、何を?」
「村長さ頼まれたモコモコってやつだ。あいつの毛皮でいろいろ作るってんで必要なんだと」
「ほーん」
名前と毛皮を利用するということから想像するにものすごく手触りよさそうなんです! だいぶかわいいやつを想像してしまうのですが!
そうかあ、モコモコかあ。きっとシルクのような優しい手触りなんだろうなあ。んでもって色んなものが作れるような毛皮なら伸縮性もしっかりしている分触ったことのない感触が味わえるのではなかろうか…………。
「なんかにやけてるけんど、どした?」
「ああ、いや気にするな。モコモコの手触りを妄想していただけだ」
「ご主人、俺は?」
膝の辺りへ顔を摺り寄せてきたカーレッジ。その横顔を撫でる。
「カーレッジは特別枠だ。お前より大切な奴なんてできねーよ」
愛でて当然、傍にいるのが普通。切っても切れない間柄。
そんな風に勝手にカーレッジとの関係を俺の中で定義している。まあ、元々こいつ話せなかったから俺が勝手にそう決めつけるしかなかったけどな。
俺の気持ちが伝わったのか、満足そうに首を振って俺の一歩前を歩くいつもの位置に戻っていく。
喋れるようになっても対してやること変わらねーなぁ。
「おめぇだじ、ほんと仲いいんだなぁ。家族みてぇだ」
ゴブ助は公園でハトに餌をやるおっちゃんみたいな顔で、俺とカーレッジを交互に見ながら言った。
俺はすぐに言葉を返せなかった。
昔より逞しくなった体躯に、綺麗になった毛並み。
今、俺の横を尻尾を振って嬉しそうにあるくカーレッジは、どう思ってくれているのだろう……。
むき出しにしていた警戒心は、俺への信頼に変わったのだろうか。
カーレッジの心には、恐怖が残っているんじゃないのだろうか。
漠然とした不安。
こいつが俺を要らないと思えば一瞬で壊れるもろい関係。
家族なんて、そんな大それた関係じゃない。
「……なんが気にくわねがったか?」
「いや、べつに。なんでもないから、そんな不安そうな顔するなって。それより、そのモコモコってのはどこにいるんだよ。はやく触りたいんだが」
自分でも、そらすの下手だなぁとは思うけど。
実際モコモコに触りたいのは事実だし、大目に見てほしい。
「触るのはいいけども、あんまし穏やかな奴でねぇど?」
あれ? なんか想像してる愛玩動物系ではない感じか?
「まあ、だとしても触るけどね!」
「なんか人が変わった気がするんだども……」
「んで、そのモコモコは一体どこにいるんだ」
穏やかじゃないにしてもきっと毛の感触はいいに違いない。
俺の知識にある動物のどれかかなー、それとも見たことないような生き物なのかなー。
ビバ異世界!
「モコモコだばあの木の横さある道を進めば、よく見つかるポイントさ着くよ」
「よし、じゃあいこう! すぐ行こう!」
ゴブ助の指さした方角は踏み固められた道から少し外れた方向だ。これから身を隠しながら進むってことなんだと思うが、そういうのはもうどうでもいい。
きっと今の俺の雰囲気は戦場へ赴く戦士のそれと酷似していることだろう。あるいは遊園地へ向かう途中の子供か。たとえとしてかっこいいので脳内変換は前者で固定しておこう。
BGMはギターの響くテンションガンガン上がる感じで脳内再生しつつ。
いざ!モコモコ!!
そう言って家から飛び出していこうとするゴブ助。
「いや待て! 何のこと!?」
「大丈夫! 兄ちゃんの分もちゃんと持ってくる!」
そういうことじゃないんです。
呼び止めようとしたらそのままゴブ助はどこかへと走っていった。
足早いなあいつ。
なんかすごく満足した顔で頷いているが、村長。
「ちょっといいかな」
「ん? どした?」
「どしたじゃなくて……。なんでゴブ助のやつ飛び出していったの?」
「そりゃ装備は大事だからな」
「なんでその装備を取りに行ったのかってのが効きたいんだけど」
「これがら出かけるからな」
「……なんで俺も行くみたいになってんの!?」
「了解してくれたからでねぇか」
「いや、俺そんなこといって――「いやあ、これでゴブ助もやっど一人前だぁ。いがったいがった」
とても優しい笑顔でうなづいている村長。
俺の必死の否定は届いていないらしい。都合のいい耳持ってんじゃねーよ、ラブコメの主人公かあんたは。
「ココ最近どーも森の様子がおかしかったはんで、山から降りてこれるような人がいてけると、安心して送り出せんだ」
「ゴブ助も似たようなこと言ってたけど、あの山ってそんなにすげーのか?」
俺の言葉に心底驚いたような表情になる村長。
「わい、なんも知らねーのによく生きてらな」
「俺にもよくわからんよそれは。カーレッジが見つけてくれた獣道を下りてきただけだし」
そう言いつつカーレッジの頭をなでる。
褒められる時は全力で褒めてやるのが俺のポリシーなのだ。
「ゴライアスは、いろんな生き物がでっけく育つ。なぜか随分と凶暴さなってまるんだ。ここはもうゴライアスの影響はねーはんで、山からたまに下りてくる恵みば貰って村は成り立ってらのさ」
「へぇ」
じゃあ、あの蜘蛛に近づいていたら確実に殺されてたのか。いや、絶対近づかないけどさ、あんな化け物みたいなの。
「だども、おめぇさんーー」
ん? 急に黙って俺の顔をじっと見つめ始めたけど、なに?
なんか俺に良くないものでも見つけたような、苦いもの噛んだみたいな顔だ。
「名前なんつーの?」
ああ、そこですか。スタートからスルーされてる上に名乗るタイミングもなかったからこのまま名無しさんのまま行くものだと思ってた。
「ご主人はユウジって名前だ!」
「そか、ユウジか。いい名前だな」
「俺はカーレッジ!」
「なぁもいい名前だなー」
「ご主人がくれたんだ! かっこいいだろ!」
「んだの。かっくいい響きだじゃ」
カーレッジくん、君が答えるのね。
嬉しそうに話してるから全然許すけど。
むしろ尻尾ぶんぶん振っててかわいいからどうぞ続けてください。
「おおいー、戻ったぞー!」
「おお、へば、行ってこい!」
「わがった! あべ!兄ちゃん!」
ああ、なるほどね。何が影響はないだよ、嘘つくなよ村長。
強制イベントなんですね。逆らえないんですね。そういう仕様なんですねわかりましたよ!
「んで、どーすんの?」
村を出発してからゴブ助の道案内に従いつつ森の中を散策中である。最初歩いてきた道に比べれば雑草が刈られてそれなりに道も踏み固められているから歩きやすい。
「狩る」
「狩るって、何を?」
「村長さ頼まれたモコモコってやつだ。あいつの毛皮でいろいろ作るってんで必要なんだと」
「ほーん」
名前と毛皮を利用するということから想像するにものすごく手触りよさそうなんです! だいぶかわいいやつを想像してしまうのですが!
そうかあ、モコモコかあ。きっとシルクのような優しい手触りなんだろうなあ。んでもって色んなものが作れるような毛皮なら伸縮性もしっかりしている分触ったことのない感触が味わえるのではなかろうか…………。
「なんかにやけてるけんど、どした?」
「ああ、いや気にするな。モコモコの手触りを妄想していただけだ」
「ご主人、俺は?」
膝の辺りへ顔を摺り寄せてきたカーレッジ。その横顔を撫でる。
「カーレッジは特別枠だ。お前より大切な奴なんてできねーよ」
愛でて当然、傍にいるのが普通。切っても切れない間柄。
そんな風に勝手にカーレッジとの関係を俺の中で定義している。まあ、元々こいつ話せなかったから俺が勝手にそう決めつけるしかなかったけどな。
俺の気持ちが伝わったのか、満足そうに首を振って俺の一歩前を歩くいつもの位置に戻っていく。
喋れるようになっても対してやること変わらねーなぁ。
「おめぇだじ、ほんと仲いいんだなぁ。家族みてぇだ」
ゴブ助は公園でハトに餌をやるおっちゃんみたいな顔で、俺とカーレッジを交互に見ながら言った。
俺はすぐに言葉を返せなかった。
昔より逞しくなった体躯に、綺麗になった毛並み。
今、俺の横を尻尾を振って嬉しそうにあるくカーレッジは、どう思ってくれているのだろう……。
むき出しにしていた警戒心は、俺への信頼に変わったのだろうか。
カーレッジの心には、恐怖が残っているんじゃないのだろうか。
漠然とした不安。
こいつが俺を要らないと思えば一瞬で壊れるもろい関係。
家族なんて、そんな大それた関係じゃない。
「……なんが気にくわねがったか?」
「いや、べつに。なんでもないから、そんな不安そうな顔するなって。それより、そのモコモコってのはどこにいるんだよ。はやく触りたいんだが」
自分でも、そらすの下手だなぁとは思うけど。
実際モコモコに触りたいのは事実だし、大目に見てほしい。
「触るのはいいけども、あんまし穏やかな奴でねぇど?」
あれ? なんか想像してる愛玩動物系ではない感じか?
「まあ、だとしても触るけどね!」
「なんか人が変わった気がするんだども……」
「んで、そのモコモコは一体どこにいるんだ」
穏やかじゃないにしてもきっと毛の感触はいいに違いない。
俺の知識にある動物のどれかかなー、それとも見たことないような生き物なのかなー。
ビバ異世界!
「モコモコだばあの木の横さある道を進めば、よく見つかるポイントさ着くよ」
「よし、じゃあいこう! すぐ行こう!」
ゴブ助の指さした方角は踏み固められた道から少し外れた方向だ。これから身を隠しながら進むってことなんだと思うが、そういうのはもうどうでもいい。
きっと今の俺の雰囲気は戦場へ赴く戦士のそれと酷似していることだろう。あるいは遊園地へ向かう途中の子供か。たとえとしてかっこいいので脳内変換は前者で固定しておこう。
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