花護り~天地には離れない二人~

桐夜 白

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世界観

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『神』と『花護り』と『巫女』と『神職者』

 神
グランディア皇羽國には、神として信仰される存在が十二柱居る。
全て翼を持つ存在だ。
龍、不死鳥、獅子、蛇、猫、狐、兎、狛犬、天馬、花女神、人魚、天地冥府三世界を司る神。
神々は全てを見ている。
そして民に加護を授け、悪しきことをする者には相応の罰を与える。
 
 
 
 花護り
世界は二つ存在する。
希望を司るフルールオンエルポワールと、夢を司るフルールオンレーヴだ。
二つの世界は繋がっており、それぞれの世界に十二の國が存在し、それぞれの國に『花護り』と呼ばれる存在が在る。
二つの世界にはそれぞれ十二の國が存在しており、それぞれの國に『国花』となる花が存在し、世界は国花によって維持されていた。

国花は枯れてはいけない。 ソレは連鎖を起こす世界の終焉にして、國の終焉だから。
だから『花護り』が存在する。

花護りは国花を見つけたり、咲かせたり、枯れるのを阻止したりする。
国花は、決して枯らしてはいけないのだ。
 
 
花護りの出現は国々によってバラバラだが、グランディア皇羽國では、巫女が神の神託を聴きソレによって選ばれ、神職者達によって『神社』と呼ばれる聖域で『花護り』として認められる儀式が行われる。
そして皇族から詔(みことのり)を賜る。
そして死ぬまで、もしくは神のコエによる代替わりまで花護りとしての責務を全うする。
 
 
 
 巫女 と 神職者
巫女は不思議な力を持つグランディア皇羽國の民の中でも、特に不思議な力を持つ。
神職者も同じだ。
巫女は皇宮に数人と、『神社』に神職者と共に数人居る。
決して多くない。
主な仕事は神々のコエを聴くことが出来ることと、皇族と共に神事で祈りや感謝を捧ぐ儀式を行うこと、そして花護りと共に歌と魔力を国花に捧ぐことである。

巫女は女性が多く、男性も居るが、男性は神職者としての道を選ぶことが多い。
神職者は巫女と同じく祝詞を奏上したりと大して変わらないが、神職者は神々の御神体を磨いたり朝早くから神社の仕事に励んでいる。
不思議なことだがグランディア皇羽國では、男性と女性だと『感じるモノ』が少し異なるらしい。
ソノ為、男性は神職者という神社での参拝者の対応、施設の維持管理、事務処理、そして最も大事な『神社と巫女を護る』ことを仕事としている。
 
 
 
フルールオンエルポワールアカデミー
各國に学校はそれぞれあるが、各國の中心地にある浮遊する島には『フルールオンエルポワールアカデミー』という学園が在る。
ソコでは多岐に渡る勉強を学ぶことが出来る。
学年は幼等部、初等部、中等部、高等部、大等部と在り、編入や転校も可能である。

ちなみにグランディア皇羽國の第一皇女──グラドールと第二皇女のレディノーラはアカデミーに小さい頃から通っていた。
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