9 / 11
猫に会いたくなる日
しおりを挟む
猫の日だから猫に会いに行こうと思う。
街中を歩き回るが中々見つからない。たまに近所の家の塀で歩いてたのに、寒くなってから見かけることがなくなっていた。
パラパラと降ってきた雪でメガネが曇ってきた。
降り積もらない程度の雪だけれど、吐いた息が白くなった。
こんな寒さは久しぶりで帰ろうかなあと諦め気味。
近くを通った人のさしている傘が羨ましい。用意周到な人が何人か居たみたいで傘をさす人が増えてきた。
もしかして天気予報で雪が降るって言ってたのかもしれない。雪が降ってきたことに驚いているのは自分だけな気がしてきた。
寒い寒い、と呟きながら帰路を急いでいると、通りがかりの家から、ワンワン‼︎と吠える声が聞こえてきた。
こちらから姿が見えないが、その家の近くを通っただけで吠える犬。番犬だなあと思いつつ、そっと覗いてみて目が合うと吠えるのを止めるから面白い。
もしかしたら構ってちゃんなのかもしれない。可愛いなあと思いながら手を振って歩き出した。
ワンワンワンワン、と背後から聞こえてきた。
***
犬には会えたが、猫には会えてない。
ゴロゴロしながらスマホを開いて『猫』と調べる。
猫の日関連のイベントや猫の写真が出てきた。
猫のニャンニャンニャンっていう鳴き声から2月22日は猫の日だって聞いたことはあるけれど、犬の日はあるのだろうか。ワンワンワン?ワンワンワンワン?ワワワンワン?
ゲジュタルト崩壊気味である。
『犬の日』と調べてみると、11月1日らしい。ワンワンワン。猫の日はテレビでもよく聞くのに、犬の日は聞いた覚えがなかったのが不思議であった。分かりやすいのになあ。
今年は犬の日には犬を探しに行こうかなあと思いながら転がった。家の中の方が寒い気がして布団に入り込んだ。
窓が多いと開放感があるが、家の中がとんでもなく寒く感じるのは何故だろうか。
また猫を探しに行こうかなと考えたけど寒すぎて動きたくない。にゃん、と頭の中で猫の鳴き声が聞こえた気がした。
街中を歩き回るが中々見つからない。たまに近所の家の塀で歩いてたのに、寒くなってから見かけることがなくなっていた。
パラパラと降ってきた雪でメガネが曇ってきた。
降り積もらない程度の雪だけれど、吐いた息が白くなった。
こんな寒さは久しぶりで帰ろうかなあと諦め気味。
近くを通った人のさしている傘が羨ましい。用意周到な人が何人か居たみたいで傘をさす人が増えてきた。
もしかして天気予報で雪が降るって言ってたのかもしれない。雪が降ってきたことに驚いているのは自分だけな気がしてきた。
寒い寒い、と呟きながら帰路を急いでいると、通りがかりの家から、ワンワン‼︎と吠える声が聞こえてきた。
こちらから姿が見えないが、その家の近くを通っただけで吠える犬。番犬だなあと思いつつ、そっと覗いてみて目が合うと吠えるのを止めるから面白い。
もしかしたら構ってちゃんなのかもしれない。可愛いなあと思いながら手を振って歩き出した。
ワンワンワンワン、と背後から聞こえてきた。
***
犬には会えたが、猫には会えてない。
ゴロゴロしながらスマホを開いて『猫』と調べる。
猫の日関連のイベントや猫の写真が出てきた。
猫のニャンニャンニャンっていう鳴き声から2月22日は猫の日だって聞いたことはあるけれど、犬の日はあるのだろうか。ワンワンワン?ワンワンワンワン?ワワワンワン?
ゲジュタルト崩壊気味である。
『犬の日』と調べてみると、11月1日らしい。ワンワンワン。猫の日はテレビでもよく聞くのに、犬の日は聞いた覚えがなかったのが不思議であった。分かりやすいのになあ。
今年は犬の日には犬を探しに行こうかなあと思いながら転がった。家の中の方が寒い気がして布団に入り込んだ。
窓が多いと開放感があるが、家の中がとんでもなく寒く感じるのは何故だろうか。
また猫を探しに行こうかなと考えたけど寒すぎて動きたくない。にゃん、と頭の中で猫の鳴き声が聞こえた気がした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる