とんでもない目にあった(R18版)

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 俺の震えが止まらないことが気になったらしい魔物は、ご飯のバリエーションを増やしたり、宥めるように舐めてきたり、と忙しなかった。

 等々、リヴィアを何処かと連れて行ったらしく、ある朝起きるとリヴィアがいなかった。

 安心した雰囲気が魔物に伝わったのか、また宥めるように舐められた。
 それでも元気が出ない俺を、次は散歩に連れて行くことにしたみたいで外へと連れて行かれた。

 抱っこされていて魔物の毛で見えにくいが裸だし、たまに休憩の為か、外なのにちんこは舐めしゃぶられるし、誰かに助けを求めたかったが、誰にも見られないことを願った。

 魔物は人間観察もしたようで何処から手に入れたのか服も手に入れてきた。破けているものと破けていないものと半々ぐらいで持ってきた。魔物がちんこを舐める時はズボンを履いてると破られるので、舐められそうになったら脱ぐことにした。

 もうこの日々に諦めの感情しか湧かなくなった頃、魔物が帰ってこなくなった。
 俺は這う這うの程で人里を探し出し、なんとか故郷に戻ることができた。

 故郷に帰る道中で新聞記事にあの魔物の絵が載っており、討伐されたと大々的に載っていた。あの魔物は魔王だったらしい。殆ど俺の側に居たし、ずっと俺のちんこを舐めていただけのやつが魔王だったなんて信じられなかった。

 魔物は真っ黒の毛によく見るとまん丸な黒い目、全身真っ黒な姿だった。
 見た目はぱっと見怖いが、こちらを意図して害そうとしてきたことが一度もなかったからか、俺は魔物を恨めずにおり、討伐されたと聞いても複雑な気持ちになった。

 ともかくとんでもない目にあったと村に着いた途端、安心からか涙が溢れた。
 俺は生涯、村から出ようと思わなかったし、死ぬ瞬間まで出ずに済んだことに心の底から安心して死んだ。



___________________________


最後までお読み下さり、ありがとうございます。

『小説まとめ(ファンタジー)』で投稿した『とんでもない目にあった』という作品のR18版というのを小説の内容紹介でしましたが、
実はこのお話の方が先に出来てて、マイルドな展開にしたのが『とんでもない目にあった』です。

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