4 / 79
2章;悪役令嬢の覚醒
2
しおりを挟む
「んーなんかどうでも良くなった・・・これからのこと考えようっと」
昔から開き直るのが早い茜、もともとポジティブで前向きな性格であった。
「さて状況を整理、んー良くある悪役令嬢物の世界?
悪役はどう見てもヒロインの方だけどね・・・」
無くなった手を眺めて
「おかしいよねこの大けがが数時間でふさがって、
背中につっぱった感じはあるけど全然痛くない、
腕も薄い皮膚が覆っているし違和感はあるけど痛くない、治ってる
普通死んでるよね出血多量で、
この怪我であれだけ走るってありえないわ・・・
転生ものの小説、結構読んでたけど大体チートだったよね、
なんかそれっぽいなぁ・・・
そうだ気絶するときなんか見えた」
「ステータス・・・・
目の前に一枚の紙みたいな物が現れた
オープンなんちゃ・・・て」
さらに言葉を続けると
紙のようなものにかぶり大きなテレビ画面のような物が現れた。
がばって起きると画面も一緒に動いた
「・・・出たわ・・・今度はゲーム・・・もろRPGゲームのステータス画面じゃん」
「ゲーム時間も出てる・・・18年80日2:32って生まれた時からゲーム始めてるじゃん・・・」
はー
とため息をついたフィオナ、持ち物の欄に気になるものが目に付いた
【父からの手紙】
【公爵令嬢からの手紙】
【修道院への紹介状】
「え?何処に」
渡された皮袋を思い出し胸元を探った
これは確かに父がくれたものだ、最後に会いに来た父が
「隠しておきなさい」
と渡された物だ、お金やちょっとした身の回りの物の入った袋は辻馬車に置いてきていた。
持ち出す暇も無かった
皮袋は密閉がちゃんんとなされていて中まで濡れていないようだった
開くと、金貨と手紙が入っていた。
≪フィオナへ
お前の無実を証明してやれなくて申し訳なかった、
だがまだ私は諦めていない時間がかかるかも知れないが必ず証明してみせる、
それまでどうか無事でいてほしい、
修道院の紹介状を渡しておく、早まった真似は絶対にしないでくれ
父より≫
(お父様・・・信じてくれてたんだ・・・
相変わらずのポーカーフェイス!分かりにくいわ!
見捨てられたと思ったじゃない)
≪フィオナへ様へ
言い訳になってしましますが、
何度もあなたの無実の証言をすると父に言ったのですが
取り合ってもらえませんでした。
刺客が私に放たれているらしく家から出してもらえません
どうにか刺客の目をくぐりクランドール伯爵と連絡が付き
あなたの無実を言うことが出来ました。
クランドール伯爵とともにあなたの無実の証明を必ずします。
どうか無事でいてください。
マリアンヌ・フォン・バーンイニッシュ 公爵家令嬢≫
「ミッシェル・ブラウニ男爵令嬢って本当に何者?
刺客って・・・他に黒幕がいそうね・・・
マリアンヌさんが無事でよかった
裁判に来てくれなかったのはそういう訳か~
本人の意思ではないと思いたかった
そうかやっぱりか~
本当に見捨てられて無くてよかった」
他のステータスを見てため息のフィオナ
「しかしやっぱりチートだわすさまじくチート・・・
何?レベルの後ろの上限表示8(はち)じゃない∞(無限大)
って何よ!魔力の数字兆って0を並べるのやめたんかい!・・ん?」
(あれ?これって全部日本語・・・・)
「みんなこれが見えるのなら読めないんじゃない?
それともそれぞれ言語が違う?
でもステータス画面の話って聞いたことないなぁ
転生者専用?」
「あっページめくれる、キャラクターの全体映像が乗ってたりするんだよね。指でやればいいのかな?」
もともと茜は左利きだった手のない腕を上げていた・・・
「・・・・右利きよねフィオナは・・・」
指で横にスライドさせると次のページが現れた
「うわっリアルな全体映像・・・ボロボロの平民服、あれ?髪が白い・・・目が赤い・・・」
改めて自分の髪を見た
「白い・・・」
黒かった髪は真っ白に、金色だった目は赤色に
「・・・あれ?ヘルプがある、
その下に
<よくある質問>と
<自我機能付きヘルプ>
まじゲーム・・・
でも<自我機能付きヘルプ>?
なにそれ、光って主張してるし・・・」
押してみた
【A】:やっと呼んでいただけました。初めましてフィオナ様、何なりとお聞きください
女性の声が頭の中に響いた
(う~そう来たか)
昔から開き直るのが早い茜、もともとポジティブで前向きな性格であった。
「さて状況を整理、んー良くある悪役令嬢物の世界?
悪役はどう見てもヒロインの方だけどね・・・」
無くなった手を眺めて
「おかしいよねこの大けがが数時間でふさがって、
背中につっぱった感じはあるけど全然痛くない、
腕も薄い皮膚が覆っているし違和感はあるけど痛くない、治ってる
普通死んでるよね出血多量で、
この怪我であれだけ走るってありえないわ・・・
転生ものの小説、結構読んでたけど大体チートだったよね、
なんかそれっぽいなぁ・・・
そうだ気絶するときなんか見えた」
「ステータス・・・・
目の前に一枚の紙みたいな物が現れた
オープンなんちゃ・・・て」
さらに言葉を続けると
紙のようなものにかぶり大きなテレビ画面のような物が現れた。
がばって起きると画面も一緒に動いた
「・・・出たわ・・・今度はゲーム・・・もろRPGゲームのステータス画面じゃん」
「ゲーム時間も出てる・・・18年80日2:32って生まれた時からゲーム始めてるじゃん・・・」
はー
とため息をついたフィオナ、持ち物の欄に気になるものが目に付いた
【父からの手紙】
【公爵令嬢からの手紙】
【修道院への紹介状】
「え?何処に」
渡された皮袋を思い出し胸元を探った
これは確かに父がくれたものだ、最後に会いに来た父が
「隠しておきなさい」
と渡された物だ、お金やちょっとした身の回りの物の入った袋は辻馬車に置いてきていた。
持ち出す暇も無かった
皮袋は密閉がちゃんんとなされていて中まで濡れていないようだった
開くと、金貨と手紙が入っていた。
≪フィオナへ
お前の無実を証明してやれなくて申し訳なかった、
だがまだ私は諦めていない時間がかかるかも知れないが必ず証明してみせる、
それまでどうか無事でいてほしい、
修道院の紹介状を渡しておく、早まった真似は絶対にしないでくれ
父より≫
(お父様・・・信じてくれてたんだ・・・
相変わらずのポーカーフェイス!分かりにくいわ!
見捨てられたと思ったじゃない)
≪フィオナへ様へ
言い訳になってしましますが、
何度もあなたの無実の証言をすると父に言ったのですが
取り合ってもらえませんでした。
刺客が私に放たれているらしく家から出してもらえません
どうにか刺客の目をくぐりクランドール伯爵と連絡が付き
あなたの無実を言うことが出来ました。
クランドール伯爵とともにあなたの無実の証明を必ずします。
どうか無事でいてください。
マリアンヌ・フォン・バーンイニッシュ 公爵家令嬢≫
「ミッシェル・ブラウニ男爵令嬢って本当に何者?
刺客って・・・他に黒幕がいそうね・・・
マリアンヌさんが無事でよかった
裁判に来てくれなかったのはそういう訳か~
本人の意思ではないと思いたかった
そうかやっぱりか~
本当に見捨てられて無くてよかった」
他のステータスを見てため息のフィオナ
「しかしやっぱりチートだわすさまじくチート・・・
何?レベルの後ろの上限表示8(はち)じゃない∞(無限大)
って何よ!魔力の数字兆って0を並べるのやめたんかい!・・ん?」
(あれ?これって全部日本語・・・・)
「みんなこれが見えるのなら読めないんじゃない?
それともそれぞれ言語が違う?
でもステータス画面の話って聞いたことないなぁ
転生者専用?」
「あっページめくれる、キャラクターの全体映像が乗ってたりするんだよね。指でやればいいのかな?」
もともと茜は左利きだった手のない腕を上げていた・・・
「・・・・右利きよねフィオナは・・・」
指で横にスライドさせると次のページが現れた
「うわっリアルな全体映像・・・ボロボロの平民服、あれ?髪が白い・・・目が赤い・・・」
改めて自分の髪を見た
「白い・・・」
黒かった髪は真っ白に、金色だった目は赤色に
「・・・あれ?ヘルプがある、
その下に
<よくある質問>と
<自我機能付きヘルプ>
まじゲーム・・・
でも<自我機能付きヘルプ>?
なにそれ、光って主張してるし・・・」
押してみた
【A】:やっと呼んでいただけました。初めましてフィオナ様、何なりとお聞きください
女性の声が頭の中に響いた
(う~そう来たか)
0
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
「今とっても幸せですの。ごめんあそばせ♡」 捨てられ者同士、溺れちゃうほど愛し合ってますのでお構いなく!
若松だんご
恋愛
「キサマとはやっていけない。婚約破棄だ。俺が愛してるのは、このマリアルナだ!」
婚約者である王子が開いたパーティ会場で。妹、マリアルナを伴って現れた王子。てっきり結婚の日取りなどを発表するのかと思っていたリューリアは、突然の婚約破棄、妹への婚約変更に驚き戸惑う。
「姉から妹への婚約変更。外聞も悪い。お前も噂に晒されて辛かろう。修道院で余生を過ごせ」
リューリアを慰めたり、憤慨することもない父。マリアルナが王子妃になることを手放しで喜んだ母。
二人は、これまでのリューリアの人生を振り回しただけでなく、これからの未来も勝手に決めて命じる。
四つ違いの妹。母によく似たかわいらしい妹が生まれ、母は姉であ、リューリアの育児を放棄した。
そんなリューリアを不憫に思ったのか、ただの厄介払いだったのか。田舎で暮らしていた祖母の元に預けられて育った。
両親から離れたことは寂しかったけれど、祖母は大切にしてくれたし、祖母の家のお隣、幼なじみのシオンと仲良く遊んで、それなりに楽しい幼少期だったのだけど。
「第二王子と結婚せよ」
十年前、またも家族の都合に振り回され、故郷となった町を離れ、祖母ともシオンとも別れ、未来の王子妃として厳しい教育を受けることになった。
好きになれそうにない相手だったけれど、未来の夫となる王子のために、王子に代わって政務をこなしていた。王子が遊び呆けていても、「男の人はそういうものだ」と文句すら言わせてもらえなかった。
そして、20歳のこの日。またも周囲の都合によって振り回され、周囲の都合によって未来まで決定されてしまった。
冗談じゃないわ。どれだけ人を振り回したら気が済むのよ、この人たち。
腹が立つけれど、どうしたらいいのかわからずに、従う道しか選べなかったリューリア。
せめて。せめて修道女として生きるなら、故郷で生きたい。
自分を大事にしてくれた祖母もいない、思い出だけが残る町。けど、そこで幼なじみのシオンに再会する。
シオンは、結婚していたけれど、奥さんが「真実の愛を見つけた」とかで、行方をくらましていて、最近ようやく離婚が成立したのだという。
真実の愛って、そんなゴロゴロ転がってるものなのかしら。そして、誰かを不幸に、悲しませないと得られないものなのかしら。
というか。真実もニセモノも、愛に真贋なんてあるのかしら。
捨てられた者同士。傷ついたもの同士。
いっしょにいて、いっしょに楽しんで。昔を思い出して。
傷を舐めあってるんじゃない。今を楽しみ、愛を、想いを育んでいるの。だって、わたしも彼も、幼い頃から相手が好きだったってこと、思い出したんだもの。
だから。
わたしたちの見つけた「真実の愛(笑)」、邪魔をしないでくださいな♡
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる