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8章:「アカネ」父に会う
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しおりを挟む王城、王の私室の天蓋付きベッドの上でクッションにもたれて青い顔の王が居た
ルナに前もって説明してもらってたので王は、驚くことも無くアカネを見た、
「お久しぶりです、王陛下」
「フィオナ嬢・・・無事だったんだな」
「すみません、早速ですがちょっと失礼します」
「本当に治るのか?」
ロベルトと違い、そっと王の頭を両手で優しく触ると
灰色のもやが体から出て来た
ロベルトの時と同様に魔石に移して王に渡す
「呪詛は考えることをさせないようにするもののようです。」
「ああ、心ではこれは毒だとなんとなく分かっているのにふと考えられなくなっていた」
「これは毒を中和する魔道具です、一気に抜くと体にさらに負担がかかるので1週間かけて抜きます」
王に腕輪を渡す
「1日一回腕輪の石に魔力を注いでください少しずつ抜けて行きます、1回でもけっこう楽になりますよ」
じっと腕輪を見つめる
「今日の分やってみてください」
「ああ・・」
腕輪の宝石に指を添えて魔力を注ぐ
ふわっと優しい風がふいた
「!体が楽になった・・・」
「しっかり1週間毎朝行ってくださいね、そのまま腕輪は毒消し効果の魔道具になりますのでそのまま付けていて大丈夫です」
「私を恨んでいないのか?今なら分かるそなたが無実であることをいや、あの時も分かっていた・・・」
「アカネですよ、私は冒険者の・・・ただの冒険者のアカネが誰を恨むんですか?」
ニコッと笑うアカネ
複雑な顔の王、
「その髪」
「これですか?フィオナの最後の時、背中を切り付けられましてね~恐怖で白くなりました、大丈夫です髪は元の黒にまた戻ります」
「フィ・・・アカネ殿」
ぎゅっと手を握り涙する王だった
「是非、上に立つものとして、民を一番にお考え下さい」
王に取って一番、胸に痛い言葉だった
【ルナ】:この国は大丈夫でしょうか?
「王都の様子は悲惨だった・・・皆の目が絶望過ぎる
更に税率をもっと上げるお触れが出てるらしいわ」
エリザベート皇女と合流するため戻りながら町の様子を見て言った
ルナはアカネの影に居る
【ルナ】:お父様達と、もう少しお話ししたかったんじゃないですか?
「いつでも何処からでも移転出来るし・・・伯爵辞めて冒険者に戻ればって言ったら超乗り気だった・・ふふっ・・・早速筋トレしてたわ母」
【ルナ】:アカネ様のストイックさはお母様ゆずりですね、それとロベルト様に抱き付いたのわざとですよね
「ははっ、操られてても蔑まれても、弟は可愛いものよ、母のこと変わり者呼ばわり出来ないわね」
気にかかっていた事の2つを解決して皇女と合流して、捕縛した暗殺者達の受け渡しの準備をした。
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