悪役令嬢は終わりから始まる~記憶戻るの遅いよ~

朋 美緒(とも みお)

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15章:「アカネ」と「ロッド」とロベール

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王宮の応接室に通されたロッド
そこに、王と王女が入ってきた
ロッドの後ろには従者のロイが控えている
ロベールは王宮についた途端、第一王子に連行されていった
(またサボってたんだ・・・)

「ごきげんよう・・・えっと」
「ロッド・ロード・レオンと申します、ロッドとおよびください」
「ロッド様、本当にアカネ様ですの?」
髪と眼の色を戻す
「本当ですのね、そうすると面影がありますわ」
「それで、髪と眼は変えております」

「驚いたな・・・本当の男になっているのか?」
「はい」
「子もなせると?」
「・・・はい」
「たしかにジャラザンへ行くのなら、女性は動きにくいからな」

「理由を聞いても?」
「もう訳ありません、企業秘密です」
「そうか・・・」

沈黙が続く

「ロベールがゴメンなさいね、無茶したようね」
「いえ、大丈夫です、・・・・こちらからお聞きしてもよろしいですか?」
「なにかしら」
「ロベール様の切れ方、少し異常に思えました、初めて見ましたが執事の記憶を見ると本当に恐ろしかった」
「記憶を読むことも出来るのですか?」
「本人の許可が入りますが、見えます」
「お嫌いになります?」
おそるおそる聞いてくる王女
「いえ、それはありません」
「そ、よかった」
「普段あんなに優しそうなのに、事、切れたら、容赦のない行動、異常ですよね」
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