初夜に目覚めた悪役令嬢（R15)

27；ミミリィとレレミィ-4（結婚式）

01

結婚式の日取りになった。

「フレデリック、良かったわ、いい顔してる」
母が嬉しそうに涙を浮かべる。
「ご心配おかけしました。母上」
結婚式は盛大に行われた、誓いのキスをすると教会の精霊たちが祝福の花をまき散らす

「「「「凄い！綺麗」」」」
精霊に祝福された３人は国民にも大いに祝福された。
そして、改めて３人の初夜

『お母様から、えっと、その行為の時にお互い魔力交換をすると、もっと幸せになれるって』
「魔力交換？」
『魔力をあれの時に一緒にそそぐと』

二人は真っ赤になっていた
「解った」
３人はキングサイズの大きなベットで絡み合った。

その晩王都が光に包まれた、王都の外かなりの範囲が浄化された。




チュンチュンチュン
「はっ・・・なんだったんだ？」
朝目が覚めると、３人はぐったりしたまま動けない
『魔力ごっそり持ってかれました・・・でも・・・凄い快感でした・・・』
「アア・・・・凄かった」
『でも、これは毎日はきついです』
「ま・毎日？・・・１日で回復しなさそうだな」

『『あっ』』
「？どうした？」
『『お母様から』』
ベットの横のチェストから双子が小瓶を数本出す

「これは”魔力回復上級ポーション”・・・・」
『意味がやっと解りました』



その時３人は知らない、王都周辺の魔物が一掃され、全て自分たちの経験値となり人外になってしまったことに、

再度ポーションを飲み、交わった３人、王都中心に国土の1/3が浄化され、普通の動物と植物の生息する世界が広かった。
そのことを知ったのは、寝室から出て来た次の日だった。

自分たちが交わると起こる奇跡と、交わった事が国民にばれることが分かって、３人は恥ずかしくてたまらなくなっていた、でも魔力交換無にもう交わることは出来なくて、国民に”仲良くていいねぇ”と思われていた。