初夜に目覚めた悪役令嬢(R15)

朋 美緒(とも みお)

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16;エミリオ4(封魔の剣)

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「ジョアンナ様は邪神を自分の魂と8精霊で封印したまま,仮死状態でいままでずっとこの世界を守っています、しかしそれも限界が来ているようです」
「お母様は助かるの?」
「あなた方次第です」
「どういううことですか?」

「8精霊持ちがこんなに要る時代は初めてです、それにより封魔の剣が力を発揮できます、
封魔の剣を私に譲って下さい、それとフロライン嬢一緒に邪神を倒してください」

「国宝の風魔の剣を寄こせと?それがどういう意味か解って行っておられるのか?」
「分かっております、簒奪する事も可能なのですが、皆さんに認めてもらって邪神を討ちたいのです」
「この国の王になると言うのだな!?」

「皇太子とその兄弟が呪われ死亡したこと聞き及んでおります、フロライン嬢が今や王位継承権1位と言うことも」
「それを不服と言う者がいる」
「ギガンテール侯爵ですね」
「よく調べていらっしゃる・・・先代王弟の孫に当たります。」
「元気そうですねその侯爵」
「?ええ、他の貴族も具合の悪い者が続出していて、王宮は混乱しております。王もかなり悪くベットの上でおき上がるのがやっとで、私が補佐をしている所なのです。」
「少なからず体調の悪い貴族は、初代王の血筋ですね、邪神の呪いは血に受け継がれます、具合の悪くない者は血筋ではないと言うことです」

「疑いはあった、先の侯爵の子で無いのではないかと・・・・」
「十中八九、不貞の子でしょうね」
「私も具合は悪くないのだが・・・」
「侯爵は、ジョアンナ様より8精霊の加護を受けております、そのブレスレットはジョアンナ様よりいただいた物ではありませんか?」
「そうです、それに腕に食い込んで、もう取ることも出来ません。もらった時ははずせたのですか・・・」
「呪いが無くなれば取れるようになると思いますよ、そこで王に進言したいことがあります」









王の寝室
「そなたか、封魔の剣をよこせと言っているのは・・・ごほっ」
「初にお目にかかります、グレーデリ皇国、第8王子、エミリオ・グロイスターと申します」
「この国はお終いじゃ、貴族の中にも命を無くす者が増えている・・・皆死んだ・・・・好きにするがいいさ、正しあの剣を台座から抜けたらな、我とルーナンでさえ抜けなんだ・・・」
「それと、皆さんを救いに来ました」
「それはこの呪いを消せると言うことか?」
「消すことは無理ですが封じ込めることは出来ます。ルーナン殿下が呪われない理由お聞きになられましたか?」
「ああ、聞いたあの冒険者の女のおかげだと・・・」
「直系の王が生きているのもそのせいですよ」
「どういう・・・イヤーカフを貰ったな・・・そういえば」
「どうされました?」
「捨てようかと思ったが、高価な石がついていたので宝石箱に」
「この部屋にあるのですね」
「ああ」
「それと鞘は?封魔の剣の鞘」
「宝物庫に」
「常に携帯せよと言われてませんでしたか?」
「・・・言われて居るが、我の剣はあの鞘には入らん」
「鞘も呪い封じになるのですよ、鞘は変形します、剣をゆっくり刺せばそれに合わせて変形するらしいですよ、でも良かったです、ジョアンナ様のプレゼントを捨てていなくて、直ぐにつけたほうがいいです」

「兄上、どうぞ」
宝石箱からイヤーカフを出しルーナンが王に差し出す直ぐに着けると、淡く光る王、周りに8つの光が舞うそして消えた。
「これは・・・・体が軽くすっきりした」
イヤーカフは耳に密着して取れなくなった
「皇太子にも差し上げたのではないですか?」
「あれは、アクセサリーを好まん・・・すぐ誰かに譲っていたわ・・・すまなかったルーナン」
「私にではなく妻に・・・戻ってきたら言ってください」

「念のため、私からも呪い封じをさせていただきます」
「そういえば、ルーナンの額に宝石が・・・」
「それが私の呪い封じの石です、どれでも同じです好きな色形をお選びください」
そう言って、5ミリ×10ミリ程の色々な形の石が並ぶ宝石箱を開けた

王はキャッツアイのような金色に見える宝石を選んだ
「ますます体が楽に」
額に埋め込むように術を施すエミリオ
「呪いはこれからますます強力になります、討伐までまた体調が悪くなるかもしれませんが、死ぬことはこれでありません」
「そうじゃ!そなたが王になってフロラインを妻にすれば、反対するであろう貴族も納得するじゃろう、どうじゃルーナン!」
「・・・それはそうですが・・・」
「王よ、それは彼女次第と言うことにしておいてください、私はフロライン嬢を好ましく思っておりますが、王になるのにそれはしたくありません」
「王家の者なのに政略結婚は嫌か・・・わかったフロライン次第か・・・!?くどく気満々に聞こえたのは我だけか?」
「口説いてみせますよ」
「・・・・・」
だまるルーナン




3ヵ月後
王宮から貴族達にお触れが出た、具合の悪い者は治療をするので城に来るように、、悪くない者も診るので来るようにと言って、貴族を集めた。



受付
「この水晶が黒くにごったら右の扉へ、濁らなかったら左へお進みください」
右は儀式の間、エミリオが居る
左の部屋には普通の治療師が数人控えている
左の部屋に入ったブラウン男爵、王宮治療師が額に宝石を付けている事に疑問を持った
「過労と睡眠不足ですね、ちゃんと睡眠をとって休んでください、薬湯を出しておきますので食後飲んでください」
治癒魔法をかけてもらい、薬を貰う

「治療の終わられた方はこちらの控え室でお待ちください。」
侍女がそう言って”儀式の間”の控え室に案内する、よく見ると次女にも石が
「そなたは?リンデン侯爵家のご息女か?」
「はい、3女のエリーと申します」
「ご兄弟を亡くされたと聞いている」
「はい、王宮勤めの父と兄と私だけになってしまいました、姉、弟に祖母と母も亡くなりました」
「それは、大変でしたね」
「お気遣いありがとうございます」
暗い顔の侍女を労わる男爵

「王家の呪われた血」ぼそっ
ブラウン男爵がそうつぶやいた
男爵位は、地方豪商だった父親が国に貢献したとして頂いた貴族称号で、王家の血は入っていない。

控え室にはギガンテール侯爵が居た
ブラウン男爵はなんとなく此処にいるのが可笑しい人だと思った
(こちらはてっきり王家とゆかりの無い者として振り分けられたのかと思ったのだが)
「ギガンテール侯爵、何処か具合が悪いのですか?」
「ブラウン男爵・・・少し頭痛がしたので、風邪だといわれて治療してもらった」
「そうですか・・・」
「この召集はどういうことだと思われますか?」
そうギガンテール侯爵が聞いてきたが
「さぁ・・・優秀な治療師でも見つけられたのかな?右のほうに行かれるのは、かなり重症の方達が多いように見受けられましたし」
「そうだな・・・車椅子に乗っている方が多かった、ストレッチャーの方も居たな」

どんどん控え室に入ってくる治療の終わった貴族達、見るとやはり王家に係わりの無い貴族達ばかりだった。
ギガンテール侯爵もなんとなく気がついた様だった
この中で一番上位なのは、フランバートル辺境伯爵、この方も血筋では王家と係わる者では無い、王の学友なだけだ

やたらと汗をかき始めるギガンテール侯爵

「お待たせしました。儀式の間にご案内いたします」
先ほどの侍女が儀式の間に向かう扉を開けて言った
「おい!どういうことか説明はないのか!」
ギガンテール侯爵が声を荒げる
「儀式の間にて、王と次期王がご説明されます。」
「次期王だと!なんだそれは!」
「王が説明されます、儀式の間にお越しください」

儀式の間
”封魔の剣”を抜く儀式が行われる幅20メートル程の広い6角形のホールである。
地下の宝物庫から台座に刺さった剣が現れ、毎年決まった時期に行われる王選定の行事が行われる場である。
今まで拭いた者は初代王依頼居ないので、王は世襲されている。
この国では剣を抜いた者が王になると言う決まりがある。

儀式の間にはいると、右に案内された貴族たちがフードを深く被った魔導師らしき者に、額に石を埋められているのが見えた。
もう数人で終わるようだったが、左に案内された者は驚いていた
「皆なんて明るい顔をしているんだ」
そう、ストレッチャーで運ばれるほど具合の悪かった者が、ぴんぴんしているのだ
「あの額の石は何だ!?」
ざわざわと話し出す左側面々



「この石でいいですか?」
エミリオが貴族が選んだ石を額に当てる
魔法陣が広がり8つの光が舞い、消える

「すごい!体が軽くなりました、ありがとうございます」

どんより暗かった顔がパーと明るくはじけるような笑みを浮かべる貴族の娘
最後の男性に石をつけると全員が終わった様だった

「8精霊?」
そうつぶやいたのはブラウン男爵
(よく見ると、王とルーナン公爵にも石がある、フロライン殿には無いな)

「王よこれはどういううことですか?その者は何者です!」
ギガンテール侯爵が叫ぶ
「お?ギガンテール侯爵なぜそなたが、そちら側に居るのかな?」
「どういうことですか!?」
「水晶は王家の血筋とそうでないものに分ける者だったのだが」
「!なんですと、・・・」

「皆の者!治療が終わったのであれば、これから王選定儀式を急遽行う!皆の者整列せよ」

ざわざわと会場がざわつく、数百人集まった老若男女の貴族たちが、顔を見合わせる。
「侍女と侍従に従い左右に背列せよ」
わらわらと侍女達と侍従達に促され剣を囲むように並ぶ。
王の脇に立っていた宰相がおもむろに、宣言した。
「これより王選定儀式を行う、グレーデリ皇国、第8王子、エミリオ・グロイスター殿、前へ」

「グレーデリ皇国、第8王子?どこかで噂になっていたような・・・」
ブラウン男爵は剣の前に出る、先ほどのフードの魔導師を見た。

おもむろにフードを抜き騎士の正装にになるエミリオ
「ちょっと!かっこいい~さっきフードの中見えなかったから気がつかなかったわ」
右の貴族令嬢がざわつく

エミリオが剣をおもむろに掴むと、周りに8つの光が舞うそれが剣に移ると剣が光りだしたそしてゆっくりと抜けた

「抜けた・・・今まで抜いたものなど居ないのに!新たな王の誕生か!?」





「ふざけた茶番だ!」
そう叫ぶギガンテール侯爵
「台座に細工をしていたんだろう、私はだまされないぞ!」

ブラウン男爵は唖然とギガンテール侯爵を見た
(この人はあの8つの光が見えないのだろうか?、剣が光ったのが見えなかったのだろうか?)

「ほう・・・茶番か・・・エミリオ殿一度台座に戻してもらえるか?」

「はい、」
そういって台座に戻される封魔の剣
台座に触れるとすっと元の位置に刺さる剣

「ギガンテール侯爵、抜いてみよ」

「・・・え?それは・・・」

「そうじゃ、皆で抜いてみると良い何時もは触れぬかこの機会じゃ全員抜いてみるがいい」

「抜いてみたい!」
そう言い出す子供の貴族
「めったに触る機会ないしな、抜いてみるか」
そう言って台座の前に並んで抜きにかかる貴族たち
ギガンテール侯爵もなにげに並んでいた

誰も抜けなかった

「細工なぞ無いぞ、ギガンテール侯爵」
「ぐっ・・・・」
「もう一度抜いて見せよ」

「王よフロライン嬢がまだ残っております」
「?・・・そうじゃな、フロライン台座の前へ」
「はい、王様」

フロラインが台座の前に立つ
8精霊が周りを舞う
剣に触れると掴んでも居ないのに光ながら剣が抜けた

「8精霊!?」
「え?フロライン様って8精使いなの!?」

貴族たちがざわつく

「お気づきかと思いますが、この剣が抜ける条件は8精霊が使えることです」
フロラインの前に浮かぶ剣を二人で掴んだ

8精霊が実体化する会場を舞う精霊たち
二人の周りが光り輝く

その美しさに皆見とれた
「初代王に掛けられた呪いにより多くの王家ゆかりの者がなくなりました。私はフロライン嬢と共に邪神を倒すことをお約束いたします。そしてこの国を豊かな国にすることを誓いましょう」

「おー!」
大きな拍手が鳴り響く

複雑な顔のギガンテール侯爵だ一人呆然としていた

「王家に関わりのない方々にも8瀬霊の加護を」
そう叫ぶとエミリオの周りに魔法陣が浮かび上がり一気に大きく広がって行く
全員の体が光に包まれ、魔石を埋め込まれた人たちの頭の周り、王の耳、エミールの腕に小さな魔法陣が浮かび上がり、8精霊が外に飛びだす。
王都全体に広がる光、協会の鐘が一斉に鳴りだす、街の人たちは始めてみる美しい精霊達に驚愕して祈りをささげる。

その魔力の大きさに、皆驚く
隣国を滅ぼした、怖いイメージが払拭された

「王家縁の方々の額の石は8精霊の力で呪いを封じ込める魔石です。邪神が討伐されれば取れて消えます」
エミリオが言ううと
「本当に呪いだったんだ」
車いすに乗っていた女性が涙を流して感謝するように祈りのポーズをとった

「会わせてエミリオ殿とフロライン嬢の婚約を発表する、二人でこの国をいい方向に導いてもらいたい」
王が告げると、多分ほとんどの者は二人の様子で察していたのだろう、大きな拍手が上がった

「此処に来られなかった王家縁の方は、明日以降も王宮にて魔石を付けますのでその旨お伝えください」
宰相がそう告げると儀式は終了した

新しい王が誕生したことに、驚きと精霊の奇跡の張本人だとうわさが流れ皆歓迎した
戴冠式は邪神討伐後、結婚式と同時に行わることに決まった




「拘束!」
フロラインが闘技場で訓練をしている
大きなやぐらに魔法の鎖を這わして行く
「練(ねり)が甘いです、生命(ライフ)と風(シルフ)と炎(サラマンダー)をもっと出した方が良いですね」
「はい!」

邪神討伐の為、母を救う為訓練をするフロライン、魔力枯渇が近づいていた

「ここまでにしましょう」
「あ・・・有難うございました」
「頑張りましたね、もう少しですよ」

ふらっと倒れそうになったフロラインに瞬時に近づき支える
「明日は休みにしましょう、街に出ませんか?気晴らしも大事ですよ」
「でも、早くお母様を」
「焦って失敗したら取り返しが聞きません、貴方は唯一の人なのですから、私にとってもジョアンナ様にとっても」
赤くなるフロライン
「はい」
















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