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第十九話 京魔高専の魔術師は、都市伝説の兄妹と戦う
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小夏と重護の戦闘は、スケイルストームの降りやんだプールから動いていなかった。
小夏としては、プール表面の氷が砕けてまた大量の水が使えるようになった今、この優位性はなんとしてでも保ちたい。重護が電撃と氷の属性魔法でこちらを牽制しつつ、何度も逃走を図っているのだが、今のところは阻止できている。
霊体化した重護は、まさに幽霊のように物理的な障害物ならすり抜けられるらしい。しかし、金網フェンスに水魔法を浴びせて魔力を帯びさせてしまえば話は別だ。
金網フェンスの向こう側、野生の魔蟲たちを解散させて空高くへと飛んでいく翡翠を見送ってから、小夏は声に気合いを込めた。
「ダニエル、アタシたちも本気でいくわよ! レゾナンス!」
血の減る涼しさが全身を走った瞬間、小夏の乗ったダニエルが、魔力を固めて鎧を纏う!
「からの、結界魔法・水牢の監獄!」
プール中心部から噴水のように巻き上げた水が膜のように広がり、フェンスに蓋をしたのだ。そのまま水は金網フェンスへと垂れて穴を塞ぎ、水の密室ができあがった。
「いいんスか、せっかくのプールの水、そればっかりに使っちゃって」
プールの水位は著しく下がり、激しく揺れる水面の向こうに底が透けて見えている。しかし、程なくしてプールサイド全体が薄く水に浸り始めた。
「よく見たらどう? フェンスを伝った水はちゃんとプールの中に戻ってくるの。なくなるわけじゃないわ」
重護が顎を引いて口を動かす。朔夜になにか指示を出すつもりらしい。だが、律儀に待つほど小夏は甘くない。
「ダニエル、シャープスプラッシュ!」
小夏の指示に合わせて、重護がこちらを警戒する。ダニエルはハサミを振るうが、それが水面を叩くことはなかった。
刹那、重護は高く跳躍して魔障壁を張る!
「勘がいいのね」
床から、壁から、水柱から、天井から――水牢の監獄は、それ自体がダニエルのための水場にもなる――全方位から鋭く飛び出した水の針が、重護の魔障壁を覆い尽くす!
その瞬間、重護の魔障壁にパリリと黄色い光が迸り、魔障壁に雷属性が付与された。着弾したシャープスプラッシュは、魔障壁にダメージを与えることなくジュッと音を立てて蒸発してしまう。
「ダニエル、そのまま一〇秒持たせて!」
小夏はポーチを素早く開いて、指の感触で魔結晶の種類を確認。必要な魔結晶を五つ見つけて握り、左手に持ち替える。今度はブレザーの内ポケットから黒の魔性ペンを出し、キャップを口に咥えて乱暴にペン先を出した。
左手を開いて全部黄色の魔結晶であることを確認すると、すべてに魔性ペンで数字を記していく。
正面に一番、左後方に二番、右に三番、左に四番、右後方に五番の魔結晶を放り投げた。遠くへ投げられたそれらは、順番通りに床に落ち、綺麗な五角形を描く。
口に咥えたキャップを魔性ペンに嵌めた瞬間、シャープスプラッシュの攻撃が終了した。
「今だ朔夜、やれ! 水に覆われた今、ダニエルに逃げ場はねぇ!」
白く濃密な蒸気を裂いて、電撃が床に着弾! 鮮やかな黄色が濡れたプールサイドを迸り、その閃光がダニエルへと迫る! しかし、一番の魔結晶に触れた瞬間、電撃は一本の線へと形を変えた。二番の魔結晶へ一直線に伸びると、次は三番、四番五番と、星の模様を描いて輝く。
「やったか⁉」
白い蒸気を振り払った重護の元気な声が聞こえる中、星の輝きは中心部へ収束、ダニエルの魔力の鎧を黄金色に輝かせた。
「魔術陣・避雷膜――これでダニエルはしばらく雷属性の耐性がついたわ」
「な⁉ ま、魔術陣って……」
小夏は意地悪げに白い歯を見せて、ポーチから黄色い魔結晶をつまんで見せびらかす。
「まさか重護君、アタシが魔術師って呼ばれてること、知らないわけじゃないわよね? そこそこ名は知られてると思ってたのに」
「やっぱり海原先輩の小細工っスか! プールで戦ったり魔術で守ったり、後輩相手に卑怯なんじゃありません⁉」
「卑怯? 従魔に有利な環境があるなら、予め見繕っておく。従魔に明確な弱点があるなら、対策を立てておく。どちらも使い手である主人がするべきあたりまえなことよ」
小夏は真剣な眼差しになって、質問を投げかける。
「ねぇ重護君、朔夜ちゃんのことどう思ってる?」
「は⁉ ど、どうって……か、家族に決まってるじゃないっスか!」
「ばかね、愛しているかって聞いてんのよ」
ぼふん! 白い肌が朱に染まって、長い金髪の上へと蒸気が上った。霊体化モードの重護は朔夜と文字通り一心同体なため、今のがどちらのリアクションなのかは確かめようがない。
「相手のために、できることはすべてやりなさい! 従魔に血を与えているだけじゃ、いつまでたっても三流よ。従魔とアタシたちは一緒に戦っていること、忘れんな!」
小夏は勢いよく人差指を重護に向けて伸ばした。
「ダニエル! キャンサーインパクト!」
両腕のハサミに、魔力の線が蟹座を描く。八本の脚で水の上を滑走――巨体でありながら、初速から車並みだ。その勢いをぐんと上げて、星座の輝きを宿したハサミを振り抜く。
重護は雷障壁を展開してカウンターを狙ったようだが、耐性のついたダニエルには通じない。物理的にも魔力的にも強烈な一撃は、容易く魔障壁をぶち破る。
殴り飛ばされた重護は、水牢の監獄の内壁に激突して、煙となって霧散した。
「ナイス、ダニエル! アタシたちの勝ちよ!」
小夏はバシバシとダニエルを叩いて飛び降りる。濡れたプールサイドでぴちゃりと靴音を鳴らし、ポーチを開いた。
「さ、今日のご褒美はどれがいいかしら?」
ポーチからダニエル用のおやつをいくつか出して、手の中で並べて見せる。魚肉ソーセージや干したイカゲソなど、いずれも海の幸ばかりだ。
ダニエルは、ぶくぶくと口端から泡立てながら、右のハサミを迷いなくそれに向けた。
「あなたホント、カニカマ好きよね……や、別にいいんだけど。はい、あ~ん」
もちろん原材料は白身魚である。パッケージを開いて口元に差し出すと、ダニエルが素直に口を開いてカニカマに噛みつく。
「おいしい? ふふ」
美味しそうに咀嚼するダニエルを見てなごんでから、小夏はダニエルに水牢の監獄を解除させた。
プールの中に水が戻っていく。
「さて、翡翠が先に勝負を終わらせていたはずだけど……まさか、本体はシフォンの上?」
空中戦となると、さすがにダニエルは混ざれない。葵と結芽、助太刀に行くならどっちだろうかと考えていると、空からハガネカマキリのメタに乗った翡翠が下りてきた。
「お、お疲れ、さま……」
「翡翠もお疲れ様。もしかして玲那先輩の方も終わっちゃった感じ?」
「う、ううん……それが、ね……」
翡翠はぎこちなく笑いながら、玲那が重護と交わした勝負を説明する。いつの間にか自分たちの勝敗に任務の成否がかかっていたと知って、小夏は呆然とした目を空へと向けた。
「……アタシ、プールに魔術にってわりと仕込んでたんだけど、その辺、賭けのルール的には許されるわけ?」
今回はレギュレーションのない戦闘のつもりだったのであらゆる手段を用いたが、これが競技となれば反則技のオンパレードだ。そもそも五組で襲いかかっている時点でフェアではない。
「言わなくて、いいんじゃ、ない……? わたし、も、あんまり、納得、されてない、し……」
「あぁ、野生の子たちも来てたものね……」
それでも重護からすれば、シフォンと直接戦わなくてもいい選択肢に見えるはず。そこを強調すれば強引に丸め込める余地はある。
「玲那先輩ならやりそうね……綺麗な顔して腹黒いもの」
「だ、だめ、だよ……先輩、の、こと、そんな風に、言っちゃ……」
「翡翠だってどうせ思ってるんでしょ」
「……そ、そんなことは……ない、よ?」
翡翠が気まずそうに笑顔を引き攣らせ、さっと顔を逸らした。思っているらしい。
「で? それじゃあ、残る先輩方への加勢はアリなの?」
「そ、それは、さすがに、ダメ……って」
でしょうね、と呆れ笑いを浮かべ、小夏はダニエルに手を向けた。
「ダニエル、お疲れ様。解除していいわ」
レゾナンス発動時に装着した魔力の外骨格が霧散するのを見届けてから、小夏は駐車場に目を向ける。
「じゃ、ここで待つのもなんだし、葵先輩のバトルでも見学しにいきましょ」
属性魔法を使う背後霊相手にあの剣聖がどんな戦い方をするのか、純粋な興味が沸いたのだ。
小夏としては、プール表面の氷が砕けてまた大量の水が使えるようになった今、この優位性はなんとしてでも保ちたい。重護が電撃と氷の属性魔法でこちらを牽制しつつ、何度も逃走を図っているのだが、今のところは阻止できている。
霊体化した重護は、まさに幽霊のように物理的な障害物ならすり抜けられるらしい。しかし、金網フェンスに水魔法を浴びせて魔力を帯びさせてしまえば話は別だ。
金網フェンスの向こう側、野生の魔蟲たちを解散させて空高くへと飛んでいく翡翠を見送ってから、小夏は声に気合いを込めた。
「ダニエル、アタシたちも本気でいくわよ! レゾナンス!」
血の減る涼しさが全身を走った瞬間、小夏の乗ったダニエルが、魔力を固めて鎧を纏う!
「からの、結界魔法・水牢の監獄!」
プール中心部から噴水のように巻き上げた水が膜のように広がり、フェンスに蓋をしたのだ。そのまま水は金網フェンスへと垂れて穴を塞ぎ、水の密室ができあがった。
「いいんスか、せっかくのプールの水、そればっかりに使っちゃって」
プールの水位は著しく下がり、激しく揺れる水面の向こうに底が透けて見えている。しかし、程なくしてプールサイド全体が薄く水に浸り始めた。
「よく見たらどう? フェンスを伝った水はちゃんとプールの中に戻ってくるの。なくなるわけじゃないわ」
重護が顎を引いて口を動かす。朔夜になにか指示を出すつもりらしい。だが、律儀に待つほど小夏は甘くない。
「ダニエル、シャープスプラッシュ!」
小夏の指示に合わせて、重護がこちらを警戒する。ダニエルはハサミを振るうが、それが水面を叩くことはなかった。
刹那、重護は高く跳躍して魔障壁を張る!
「勘がいいのね」
床から、壁から、水柱から、天井から――水牢の監獄は、それ自体がダニエルのための水場にもなる――全方位から鋭く飛び出した水の針が、重護の魔障壁を覆い尽くす!
その瞬間、重護の魔障壁にパリリと黄色い光が迸り、魔障壁に雷属性が付与された。着弾したシャープスプラッシュは、魔障壁にダメージを与えることなくジュッと音を立てて蒸発してしまう。
「ダニエル、そのまま一〇秒持たせて!」
小夏はポーチを素早く開いて、指の感触で魔結晶の種類を確認。必要な魔結晶を五つ見つけて握り、左手に持ち替える。今度はブレザーの内ポケットから黒の魔性ペンを出し、キャップを口に咥えて乱暴にペン先を出した。
左手を開いて全部黄色の魔結晶であることを確認すると、すべてに魔性ペンで数字を記していく。
正面に一番、左後方に二番、右に三番、左に四番、右後方に五番の魔結晶を放り投げた。遠くへ投げられたそれらは、順番通りに床に落ち、綺麗な五角形を描く。
口に咥えたキャップを魔性ペンに嵌めた瞬間、シャープスプラッシュの攻撃が終了した。
「今だ朔夜、やれ! 水に覆われた今、ダニエルに逃げ場はねぇ!」
白く濃密な蒸気を裂いて、電撃が床に着弾! 鮮やかな黄色が濡れたプールサイドを迸り、その閃光がダニエルへと迫る! しかし、一番の魔結晶に触れた瞬間、電撃は一本の線へと形を変えた。二番の魔結晶へ一直線に伸びると、次は三番、四番五番と、星の模様を描いて輝く。
「やったか⁉」
白い蒸気を振り払った重護の元気な声が聞こえる中、星の輝きは中心部へ収束、ダニエルの魔力の鎧を黄金色に輝かせた。
「魔術陣・避雷膜――これでダニエルはしばらく雷属性の耐性がついたわ」
「な⁉ ま、魔術陣って……」
小夏は意地悪げに白い歯を見せて、ポーチから黄色い魔結晶をつまんで見せびらかす。
「まさか重護君、アタシが魔術師って呼ばれてること、知らないわけじゃないわよね? そこそこ名は知られてると思ってたのに」
「やっぱり海原先輩の小細工っスか! プールで戦ったり魔術で守ったり、後輩相手に卑怯なんじゃありません⁉」
「卑怯? 従魔に有利な環境があるなら、予め見繕っておく。従魔に明確な弱点があるなら、対策を立てておく。どちらも使い手である主人がするべきあたりまえなことよ」
小夏は真剣な眼差しになって、質問を投げかける。
「ねぇ重護君、朔夜ちゃんのことどう思ってる?」
「は⁉ ど、どうって……か、家族に決まってるじゃないっスか!」
「ばかね、愛しているかって聞いてんのよ」
ぼふん! 白い肌が朱に染まって、長い金髪の上へと蒸気が上った。霊体化モードの重護は朔夜と文字通り一心同体なため、今のがどちらのリアクションなのかは確かめようがない。
「相手のために、できることはすべてやりなさい! 従魔に血を与えているだけじゃ、いつまでたっても三流よ。従魔とアタシたちは一緒に戦っていること、忘れんな!」
小夏は勢いよく人差指を重護に向けて伸ばした。
「ダニエル! キャンサーインパクト!」
両腕のハサミに、魔力の線が蟹座を描く。八本の脚で水の上を滑走――巨体でありながら、初速から車並みだ。その勢いをぐんと上げて、星座の輝きを宿したハサミを振り抜く。
重護は雷障壁を展開してカウンターを狙ったようだが、耐性のついたダニエルには通じない。物理的にも魔力的にも強烈な一撃は、容易く魔障壁をぶち破る。
殴り飛ばされた重護は、水牢の監獄の内壁に激突して、煙となって霧散した。
「ナイス、ダニエル! アタシたちの勝ちよ!」
小夏はバシバシとダニエルを叩いて飛び降りる。濡れたプールサイドでぴちゃりと靴音を鳴らし、ポーチを開いた。
「さ、今日のご褒美はどれがいいかしら?」
ポーチからダニエル用のおやつをいくつか出して、手の中で並べて見せる。魚肉ソーセージや干したイカゲソなど、いずれも海の幸ばかりだ。
ダニエルは、ぶくぶくと口端から泡立てながら、右のハサミを迷いなくそれに向けた。
「あなたホント、カニカマ好きよね……や、別にいいんだけど。はい、あ~ん」
もちろん原材料は白身魚である。パッケージを開いて口元に差し出すと、ダニエルが素直に口を開いてカニカマに噛みつく。
「おいしい? ふふ」
美味しそうに咀嚼するダニエルを見てなごんでから、小夏はダニエルに水牢の監獄を解除させた。
プールの中に水が戻っていく。
「さて、翡翠が先に勝負を終わらせていたはずだけど……まさか、本体はシフォンの上?」
空中戦となると、さすがにダニエルは混ざれない。葵と結芽、助太刀に行くならどっちだろうかと考えていると、空からハガネカマキリのメタに乗った翡翠が下りてきた。
「お、お疲れ、さま……」
「翡翠もお疲れ様。もしかして玲那先輩の方も終わっちゃった感じ?」
「う、ううん……それが、ね……」
翡翠はぎこちなく笑いながら、玲那が重護と交わした勝負を説明する。いつの間にか自分たちの勝敗に任務の成否がかかっていたと知って、小夏は呆然とした目を空へと向けた。
「……アタシ、プールに魔術にってわりと仕込んでたんだけど、その辺、賭けのルール的には許されるわけ?」
今回はレギュレーションのない戦闘のつもりだったのであらゆる手段を用いたが、これが競技となれば反則技のオンパレードだ。そもそも五組で襲いかかっている時点でフェアではない。
「言わなくて、いいんじゃ、ない……? わたし、も、あんまり、納得、されてない、し……」
「あぁ、野生の子たちも来てたものね……」
それでも重護からすれば、シフォンと直接戦わなくてもいい選択肢に見えるはず。そこを強調すれば強引に丸め込める余地はある。
「玲那先輩ならやりそうね……綺麗な顔して腹黒いもの」
「だ、だめ、だよ……先輩、の、こと、そんな風に、言っちゃ……」
「翡翠だってどうせ思ってるんでしょ」
「……そ、そんなことは……ない、よ?」
翡翠が気まずそうに笑顔を引き攣らせ、さっと顔を逸らした。思っているらしい。
「で? それじゃあ、残る先輩方への加勢はアリなの?」
「そ、それは、さすがに、ダメ……って」
でしょうね、と呆れ笑いを浮かべ、小夏はダニエルに手を向けた。
「ダニエル、お疲れ様。解除していいわ」
レゾナンス発動時に装着した魔力の外骨格が霧散するのを見届けてから、小夏は駐車場に目を向ける。
「じゃ、ここで待つのもなんだし、葵先輩のバトルでも見学しにいきましょ」
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