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人間の兄と背後霊の妹が、力を合わせたポルタ―ガイストで、ワイバーンやハルピュイアなどの強敵とバトルしまくる物語!
魔獣、魔魚、魔蟲、魔樹、魔鉱……地球上のあらゆるものが魔力を獲得し進化した未来では、人類だけが魔力を獲得できずにいる。それでも魔力を求めると、破壊衝動に身を任せる魔人になってしまう……。
そんな人類が見放されたハードな時代で、魔獣から人々を守る『エルフの魔人』という都市伝説が、日本の首都『新京都』でまことしやかに噂されていた。
その正体は、普通の男子中学生・星埜重護と、死んだ妹の背後霊、朔夜である。人間の兄に霊魔の妹が憑依することで、魔法を扱えるようになり、人々を陰から守っていたのだ。
重護は、朔夜の死の真相を探るべく、魔導の最先端を学べる学校『国立新京都魔導高等専門学校』――略称『京魔高専』を受験。入学を果たす。
竜巫女・竜胆玲奈、剣聖・刀城葵、女王蟲・翅橋翡翠、魔術師・海原小夏、荊姫・芹澤結芽……学生でありながら従魔契約という魔物との一心同体を果たした先輩たちと共に、重護は、危険な思想を持つ組織『現人神々(あらびとかみがみ)』との戦いに身を投じることになる。
その戦いの中で、重護は朔夜の死の真相に迫っていく……!
文字数 137,906
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.04
「アーロドロップ・マメイド・マリーン。貴女から、乙姫第二王女の身分を剥奪します」
竜宮城で第二王女として生まれたアーロドロップ・マメイド・マリーンは、ちょっとしたミスで『玉手箱探しの刑』に処された。遥か昔の乙姫様が地上人に譲渡した『玉手箱』を、実質十日以内に見つけなければ二度と竜宮城には帰れない――要するに追放である。
一方、玉手箱を所有する一族の子孫・浦島慶汰は、姉の海来が植物状態になって落ち込んでいた。
二人は鎌倉の海で、運命的な出会いを果たす。
玉手箱には浦島太郎を老化させるほどの異質な力があり、それを応用すれば海来を救えるかもしれない。
竜宮城への帰還の可能性を見出したアーロドロップは、海来の治癒を条件に、玉手箱を譲ってもらうことを約束する。
しかし、玉手箱に秘められた力が暴走してしまったことで、アーロドロップが竜宮城に帰るためには慶汰も連れていかなければならなくなって……?
(note様でも掲載しております)
文字数 123,608
最終更新日 2025.02.22
登録日 2025.01.11
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