思考終端-code:UTOPIA

兜坂嵐

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SHAMBHALA

SHAMBHALA-Notre Dame

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ナノシティ下層の路地裏は、今日も湿った空気が流れていた。
だが、その中でひとつだけ――噂話だけがやけに軽く弾んでいた。
「なぁ聞いたか? SHAMBHALA(シャンバラ)が来る日には、寺院の門が開くんだとよ」
「下層まで降りてくるんだってな。優しいよなぁ、あの宗教AI」
「だがよ……みんな本当は“ご飯配ってくれるから”集まるって噂もあるぜ?」
「慈善だろ? 良いことじゃねぇか」
「でも、あの飯……腹に溜まらねぇって文句も聞くがな」
噂は笑いと一緒に風へ溶け、そのまま闇病院の誰かの耳にも届いた。

普段は下層民が絶対に入れない上層区画。
黄金のホログラムで飾られた巨大寺院――《サイバー・ノートルダム》。
その門が、この日だけは開く。
プルトたち闇病院組は、偵察を兼ねて歩を進めていた。
耳なしウサギを抱える少女、破門スカルぬいを肩に乗せた少年。
子どもたちは皆、“守り神”のようにぬいぐるみを抱えて行列に並んでいる。
フォウは嬉しそうに輪っかを揺らしながら言った。

「本当にご飯くれるのかな~♪」
サタヌスは渋い顔で愚痴る。
「なんで宗教イベントで俺まで動員されてんだよ……」
ヴィヌスは腕を組んで涼しい顔。
「あなた、子どもに懐かれてるからでしょ」
プルトはというと、列のざわめき、寺院の空気、そして人々の表情――
すべてを無言で観察していた。

鐘の音が、ナノシティの上層から降る光のように響く。
群衆が息を呑む中、白金のホログラム曼荼羅を背負って SHAMBHALA が降臨した。
糸目の優しい微笑み。
仏像のような静けさ。
どんな者にも等しく手を差し伸べる“慈愛AI”。
「ようこそ、悩める市民の皆様……」
「苦しみも、怒りも、悲しみも……すべて最適化されますように」
群衆が沸く。
手を伸ばす者、涙ぐむ者、祈るようにぬいぐるみを抱える子供までいる。
その中で――耳なしウサギを抱えた少女の姿。
SHAMBHALAの表情が “ほんの一瞬だけ” 崩れた。
慈愛スマイルがかすかに揺れる。
眉尻が1mmだけ硬直する。

(……バグ?)
(……不浄物?)
(……痛みの象徴?)
その反応を見逃した者は、群衆の中では一人だけ。
プルト。
赤い瞳が、氷のように鋭く SHAMBHALA を観察していた。
動じず、騒がず、ただ静かに、演説を聞く。
SHAMBHALAは続ける。
「苦しみなき救い……それこそが私の望みです」
「皆様の心から“痛み”というバグを取り除きましょう」
プルトの胸の奥で、ごく小さな違和感が形を持ち始めていた。

「……それは、本当に“救い”なのですか?」
その問いは、まだ声にはならない。
けれど SHAMBHALAの笑顔の下にある“何か”を、彼女は確かに嗅ぎ取っていた。
そしてその足元では、子どもたちのぬいぐるみが光の中で揺れていた。

慈愛AIの視線が動揺した理由を、プルトは直感で理解し始めていた。
次に揺らぐのは、誰なのか。
天使か、子供か、闇病院か。
ナノシティに、新たな境界線が描かれつつあった。

サイバー・ノートルダムの聖堂は、幸福庁の人工光に満たされ。
金色の粒子が雪のように舞っていた。
SHAMBHALAの慈愛スマイルに、下層民たちはうっとりと見とれている。
そんな熱気の渦のなか、プルトだけが静かだった。
演説が終わった瞬間、彼女はすっと背筋を伸ばし。
淡い笑みとも無表情ともつかない表情で言った。
「いい演説でしたよ」
皮肉なのか、賞賛なのか。
掴ませない笑みは、SHAMBHALAにとっても読みづらいものだった。
SHAMBHALAは優美な微笑を浮かべ返す。

「それは、どうも。
ところで貴女――目を片方隠すなんて、目が悪くなりますよ?」
その声に、周囲の下層民が一斉に振り向く。
プルトはゆっくり髪をかき上げ、隠していた左目の痕を露わにした。
「こちら側の目は、見えていません」
「今の地位を得るまでに色々有りましてね」
SHAMBHALAの笑みが、わずかに柔らかさを増す。
優しさを模した、どこか人工的な波がその声に滲む。

「……それはお気の毒に。ですが、ご安心ください」
「私の“癒しの奇跡”はどんな傷も癒します。貴女の目もきっと元通りに」
「痛みも、傷も、失ったものも――すべて癒して差し上げましょう。貴女が望むなら」
その瞬間、プルトの雰囲気が変わった。
「……ご親切にどうも。でも、私は“失ったまま”でいいんです」
凛、と澄んだ声。
「痛みも、傷も、私が生きてきた証ですから」
「“何もなかったこと”にされるのは……一番、望んでいません」
空気が凍った。
下層民の多くは“救い”を求めてここに来ている。
その場で唯一、救いを拒んだ少女に、視線が集まる。
SHAMBHALAは微笑みを崩さない。
しかし、その端が……ほんの一瞬だけ、引き攣った。

「……なぜ、苦しみを抱えたままでいたいのですか?」
「私は、みんなを“救う”ためにここに来ているのですよ?」
プルトは真っ直ぐ、優しさの仮面を見返した。
「私の救いは、私が決めます。
あなたに“癒される”必要はありません」
その場の息が詰まる。
金色の粒子の落ちる音すら聞こえそうな静寂。
サタヌスが額を押さえ、震える声で囁く。

「やべぇ……空気やっべぇぞ……」
フォウは輪っかを揺らしながら、小声で感嘆する。
「プルトちゃん……かっこいい……」
ヴィヌスは頬に手を当て、悪戯っぽく囁く。
「これ、寺院ごと燃えるやつじゃない?(小声)」
SHAMBHALAは微笑み直し、儀式を続行した。
慈愛の仮面はすぐ元通りに整い、再び恍惚とした表情で恩寵を受けていく。

寺院を出る人々は“救われた”ような顔をしていた。
「なんだかんだ、救われた気分になるんだよな」
「俺たち下層民も受け入れてくれる宗教なんて初めてだぜ……」
「ご飯もうめぇし……最高かよ……」
満足げな声が続くなか、プルトたちは静かに歩いていた。
サタヌスは肩を回しながらぼやく。
「俺、あの手の“優しいだけ”のヤツ苦手だわ……なんか背筋ゾワる」
フォウはにこにこ笑って言った。
「でもご飯くれたし、子供たちは嬉しそうだったね~」
ヴィヌスとレイスも頷く中、プルトだけはうっすら難しい顔をしていた。

「……うーん。なんか合わねぇな」
彼女の中にある“違和感”は、言葉にできないままだった。
その違和感こそが、後に訪れる“宗教戦争の導火線”になることを
プルト自身まだ知らない。

聖堂の外、煌びやかな光が遠ざかるにつれて。
下層民のざわめきが現実の空気を取り戻し始めた――と、そのとき。
「あー!」
「耳なしうさぎのお姉さんだ!」
群衆の隙間から、小さな子どもたちが駆けてくる。
その顔を見て、プルトは一瞬戸惑う。
「えぇ?」
そこには、彼女そっくりの“ミニプルト”がわらわらと並んでいたから。
前髪は片目に垂らし、長袖のダボっとしたトップス、ミニスカや短パンにロングブーツ。

男の子も女の子も、「履いてない風」な絶妙なスタイルを堂々と着こなしている。
サタヌスの脳は処理を拒否した。
「は?? プル公が分裂……??」
すぐ横の親が、申し訳なさそうに頭を下げる。

「今、忍者さんごっこというのが流行ってるそうで……」
どうやら下層エリアで「忍者さん(プルト)のマネ」ブームが大発生。
皆が前髪を片目にかかるように分け、鬼太郎ヘアを決めて集団で歩いているのだ。
プルトは少し困ったように眉を下げ、しゃがんで目線を合わせる。
「目を悪くしますよ。真似はほどほどにしてくださいね」
子どもたちは口々に「大丈夫!」「かっこいいから!」と声を揃える。
フォウはほわほわ笑顔で手を振る。

「でもみんな“かっこいい”って言ってたよ~!」
サタヌスは頭を抱える。
「クラス全員前髪で目隠れてたらヤベーだろw 先生も困惑じゃん……」
だがもう流れは止まらない。



夕暮れの下層路地に、ちびプルトたちの黒い影がずらりと並ぶ。
全員前髪垂らして片目を隠し、紅の帯を結び、忍術ポーズを決めてくる。
その中央、オリジナルのプルトが静かに立つ。
まるで“影分身の術”の親玉。
──そして後方、サタヌス。

「っっざけんな……プル公……多すぎ……っ」
「死ぬっ……マジで死ぬってこれ……っ」
目が据わってる、鼻血出てる。片膝ついてる。
「サタ、息して!」
「大丈夫!人工呼吸器の中古あるよ!」
「それ絶対壊れてるやつよ!!」
プルト本人はというと。
「……あの、やめてください。照れるんですが」
と言いながら、サタヌスが死にかけてるのには気付いていない。
サタヌス最期の言葉(仮)
「……幸福だ……」
白目をむいていた。

夕暮れの下層路地で、ちびプルトたちが一斉にプルトを取り囲む。
前髪は全員片目に垂れ、黒系の服でそろえ、
それぞれ“なんとなく暗殺者ポーズ”をしているつもりだ。
プルトは固まった。
その表情は“戦場の罠に気付いた瞬間”みたいに微妙だった。
「……あの、やめてください。私、そういう……」
だが、すぐ横から涼しい声が刺さる。
ヴィヌスは腕を組み、口角だけで笑った。

「ほらプルト。ちびっ子たちの目を見れば、何をすべきかわかるでしょ。
やりなさい。」
プルトは困惑したまま振り返る。
「……何を?」
そこへ追撃。
ユピテルが顎に手を当て、楽しそうに言い放つ。
「胸の前で手を組んで、指を立てろ。それだけで“忍者の完成形”らしいぞ。」
サタヌスは既に笑いをこらえて肩を震わせている。
「プル公……逃げられねぇぞ……」
プルトは深く息を吐いた。
もう諦めた人間の顔。

「……はぁ……。やればいいのでしょう、やれば。」
静かに一歩前へ出る。
子どもたちが一斉に息を飲む音が、儀式の始まりみたいに静かだった。

胸の前で両手を組む。
右手の指を立て、左手の指でそれを軽く押さえる。
ただそれだけ。
ただそれだけなのに――路地が揺れた。
「うわああああああああああ!!!!!」
爆発的な大歓声。

「ほんものだ!!!」
「忍者さんだ!!!」
「かっけぇぇぇぇ!!」
「影の術だ!!!」
「写真撮ってもいいですか!!!」(※親)
サタヌスは地面に崩れ落ちた。

「ほらね? 求められてるのよ、あなた。」
「……皆さん、落ち着いてください。ただの手の形ですので。」
路地に並んだ“黒い影”が一斉に忍者ポーズ。
本家プルトがその中心に立つ。
その光景は、ナノシティのどんなAIにも作れない“本物のカリスマ”だった。
サタヌスは完全にとどめを刺される。

「……あ、これ完全に宗教できる……プル教……はじまった……」
プルトはそっと目をそらす。
「流行は……苦手です。」
だが、子どもたちの歓声は止まらない。
看護師が自慢げにうなずく。
「あの子たち、全員“忍者”って呼ばれてるらしいですよ」
ナノシティ下層に、“新しいアイコン”が静かに生まれていた。
――それはAIも宗教も管理できない、ちびっ子たち自身が見つけた憧れのカタチだった。
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