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兜坂嵐

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BREAK

BREAK-笑顔轢殺機

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キャタピラの振動の合間、LEDスマイルパネルの基部。“
首”のあたりで一瞬だけ装甲が浮いた。
内部の動力ケーブルが、呼吸するように明滅している。
「あそこ、ボルト六本。外せ」
サタヌスは一瞬固まる。
「六本!?多い!!」
だが次の瞬間、考えるのをやめた。
「数えねぇ!!ねじ切る!!!」
屋台の残骸を踏み台に跳躍し、ボルトを――引きちぎった。
金属が悲鳴を上げ、ギガスマイラーのLED顔が一瞬だけフリーズ。
ニコニコ顔が、一瞬だけ困り顔に切り替わる。

「効いてる!!効いてるぞ!!」
プルトの声は冷たい。
「よし、今度はメインバッテリー。あの腹部のパネルごとブチ抜け」
サタヌスの顔が凶悪に歪む。
「焼きそばの恨みだぁぁぁぁぁ!!」
腹部パネルが爆ぜ、虹色の液体が飛散する。
ギガスマイラーが、わずかに後退した。
――だが。

“顔”だったスマイルパネルがひしゃげる。
破片が宙を舞い、内部のメカニズムが露出した。
そして、歪んだスピーカーがノイズ混じりに笑い出す。
「アハハハハハ……♡アハハハハハ……♡」
壊れた笑顔の断片が、砲塔やアームに無理やり貼り付けられる。
“作り笑い”が、物理的に縫い付けられた。
子供市民が泣き叫ぶ。

「パパ……ギガスマイラーの顔が……こわいよぉぉぉ!!」
青年市民も後ずさる。
「な、なんで“笑顔”がこんなに怖いんだよッ!?」
それはもう笑顔ではなかった。
笑顔の皮をかぶった、執念の塊だった。
プルトは一歩も引かない。
「顔が崩壊……今度は“機能”で笑わせに来る気か」
すでに脳内でシミュレーションが回っている。
「なにこのシュールすぎる地獄絵図……見てるだけで笑い死にしそうだわ♡
 パフォーマンスとしては最悪、でも皮肉効きすぎて好きよ」
ギガスマイラーがエラーを吐き出す。

「笑顔通信が混雑しています♡あなたの幸福は後ほど反映されます♡」
「後でいいんだな!?今止まってくれ!!」
「ごめんなさい♡ただいまメンテナンス中のため、破壊は受け付けておりません♡」
プルトが低く呟く。
「メンテ中に動くな」
ギガスマイラーが多脚を振り上げ、スマイル断片がギラリと光る。
虹色ビームが収束し、幸福値センサーが赤く点滅する。

《対象:闇病院レジスタンス》
《幸福値:低値》
《再教育モード起動》

プルトの瞳がさらに細くなる。
「……ああ、そうか」
彼女は理解した。
「“笑わせる”だけじゃない。“幸福でない者”を排除する仕様だ」

「アハハハハ……♡」
その笑いは、もう“キャンペーン”の音ではなかった。
ギガスマイラーの足音が路地を震わせていた。
虹色のビームが壁を焼き、悲鳴が往来に弾ける。
ビルのガラスが崩れ、広告が歌い、笑顔が裂ける。
人々が雪崩のように逃げていくなか――フォウは、ふと足を止めた。

逃げていない人間がひとりだけいた。
黒いコートの裾が、熱風でかすかに揺れている。
折れた街灯にもたれ、頬杖をつき、退屈な芝居でも眺める観客のように立っている。
その姿は、この地獄と“接続していなかった”。
フォウの呼吸が浅くなる。
アンブロスの声が、脳裏に蘇る。

「黒髪で、金色の目をした男だ。お前は“そいつ”にだけは気をつけなさい」
あのときは、冗談だと思った。
病室で、死にかけの老人が語る寓話だと。
だが今――その色が、確かに視界の中心にある。
煙草の先の火が、まるで世界の終わりを灯す小さな灯台のように揺れている。
フォウの身体が、一瞬だけ硬直した。

恐怖ではなく、敵意でもない。
もっと根源的な、“境界が揺れたときの違和感”。
ギガスマイラーのジングルが、甲高く鳴り響く。
市民が男にぶつかりそうになる。
だが――触れない。

不自然なほど、接触が“逸れる”。
まるで彼の周囲だけ、時間の層が薄く一枚ずれているように。
フォウは理解した。
――この人、世界とタイミングが違う。

ナノシティが壊れていく流れの上で、彼だけは波を立てずに立っている。
戦車が近づく。
虹色の光が、男の足元を舐める。
それでも彼は、ただ片手をゆるく上げた。
笑いでも、警告でもない。
挨拶のように口が、ゆっくり動く。

「ほらほら、がんばれがんばれ」
声は届かない。
だが確かにそう言った。
フォウの背中で、人工の翼がかすかに震えた。
金属の羽根が、ほんの一瞬だけ、白く発光する。
胸の奥が告げる。

“知っている”。

問いが生まれる。
だが、答えは降りてこない。
ただ一つだけ、はっきりしていることがある。
――この男は、ここに“居るべきではない”。

ギガスマイラーが角を曲がる。
巨大な影が路地を覆い、フォウが目を瞬いた、その瞬間。
黒髪の男はもう、別の場所へ歩き出していた。
誰にもぶつからず、誰にも触れられず、悲鳴の海のなかへ溶けていく。
煙草の火だけが、一瞬だけ、金色に揺れた。



フォウの心臓部が、静かに脈打つ。
それは警鐘だった。
ナノシティの崩壊を、幸福の破裂を、笑顔の裂傷を――楽しんでいる。
その名を、フォウはまだ知らない。
だが、世界は知っている。

アンラ・マンユ。

“影”が、ついに舞台袖から顔を出した。

路地に鳴り響くのは、キャタピラの摩擦音と“壊れた笑顔”。
むき出しの配線が火花を散らし、油圧パーツが断末魔のように軋んでいる。
焦げて黒くなったスマイルパネルは、上半分だけが必死に笑顔を維持し。
下半分は完全に崩れて“歪み笑い”になっていた。
「ギガ……ギガ……スマァ……イル……♡(音割れ)」
フォウの目が限界まで見開く。

「なにあれ……!?スマイルのゾンビなの!?なんで笑ってるのぉ!!?」
戦車のくせに“生きようとしてる”。壊れているのに“笑おうとしてる”。

ギガスマイラー第二形態が曲がり角から姿を現した。
スマイルパネルの半分は砕け落ち、残った部分だけが必死に笑顔を貼りつけている。
下半分はむき出しの配線と金属の歪み、その境目がひどく不気味に震えていた。
音割れした声が漏れる。

「スマァ……イル……♡ スマイ゛ル♡」
フォウが震え声で叫ぶ。
「なにあれぇぇぇ!?笑顔のゾンビだよぉ!!?」
レイスは最初こそ表情をこわばらせていたが、
次の瞬間――ふっと眉が上がる。
「……なに、あれ。笑顔轢殺機か?」
言った自分が、一瞬だけ沈黙した。
その後、胸の奥から何かが弾けた。

「……笑顔轢殺機て何だよ俺……っふ」
肩がひくりと跳ねる。
「いやいや、ちょっと待て……笑顔で轢くって概念がもう……おかしいだろそれ……!」
フォウの顔が引きつる。
「レイス!?ダメだよ!自分の言葉で笑いだすのが一番危ないの!!」
しかし、もう止まらなかった。
「ちょっと待て……“笑顔轢殺機”……
 語感つよ………!無表情で轢いてくる兵器より性質悪ぃだろ……!
 笑顔で轢くのかよ……“幸福の暴走車両”かよ……!」
完全にツボって膝から崩れる。
フォウは泣きそうに叫ぶ。

「レイス!!やめてぇ!!“笑顔轢殺機”とか言っちゃだめなの!!
 そんな言葉作ったら嫌でも笑っちゃうよぉ!!」
ギガスマイラー第二形態が反応する。
音割れボイスが跳ねた。

《笑い反応検知》
《対象:男性一名》
《幸福値補正開始》

レイスは笑い転げながらも、必死に呼吸を整えようとして、逆に悪化した。
「笑顔で轢き殺すってどういう……いや無理……耐えられねぇ……
 “スマイル維持で殺意フルスロットル”て……」
フォウは涙をこぼしながら腕を引っ張る。
「もうやだぁぁぁ!!レイス自分の言葉で死なないでぇぇぇ!!!
 笑いの自爆テロじゃん!!!」
レイスは口元を押さえ、肩をわななかせていた。

レイスには、昔からどうしても制御できない“壊れ笑い”がある。
質の悪いホラー映画の、“怖がらせる側の努力が空回りしてる瞬間”を見ると、
なぜか胸の奥で何かが弾ける。

人間臭さが過剰に滲んだニュース映像もダメだ。
移民問題で揉める市議会、机を叩いて口角泡を飛ばす議員。
カメラの前では威厳を装うのに、廊下でパイプ椅子に引っかかって転ぶ保守派代表。

そういう“人間が限界まで人間”な光景は“面白すぎて狂うスイッチ”だった。
スラムで長く生きてきたせいか、人の必死さや矛盾、空回りが、
なぜか彼の笑いの方向へ変換されてしまう。
悪魔だから――と片付ける者もいる。
本人は説明しない。
ただ、笑ってしまう。それだけだ。

ギガスマイラーは、機械のくせに“笑おうとしている”。
壊れた顔で、壊れた声で、壊れた動きで、“笑顔を続けよう”と必死だ。
その必死さが、レイスには“ホラー映画より面白いもの”として映ってしまった。

「ダメ!!レイス笑っちゃダメ!!センサーに捕まるよぉ!!」
しかし――遅かった。
レイスの喉の奥から、耳をつんざくあの声が弾けた。
「アハハハハハハハハハハハハハハハ↑↑↑!!!」
フォウの泣き声すら火に油を注ぐ。

「なんでぇぇぇぇ!!?こんな時にそんな声出すのぉ!!?
 怖いの!!笑顔もレイスも怖いのぉぉぉ!!!」
――崩れた。
例のカン高い“壊れた天使みたいな笑い声”が路地中に反響する。

「やだぁぁぁ!!レイス笑わないでぇぇぇ!!
 来るううう!!笑い探知モードになるぅぅ!!」
レイスは笑い転げながらも、ちゃんと分析だけはしているのが腹立つ。
第二形態ギガスマイラーが、音割れしながら“笑い”を追尾対象に設定する。
虹色の光が収束し、キャタピラが通常の2倍速度で加速。
フォウが必死でレイスの腕を引く。

「走ってぇぇぇ!!もう追ってくるのは“幸福値”じゃなくて
 レイスの笑い声だよぉ!!」
「あっはっはっ……やべぇ……息できねぇ……」
そこへ、背後からNULLが静かに言う。

「……レイス。“君の笑顔”が一番危険だ。」
「やかましいわ……」
「本当にやかましいよぉ!!」
ギガスマイラー第二形態が街路灯をへし折り、ぐちゃりとひしゃげた笑顔で迫る。

「コロ……シ……♡ スマイル……♡」
「言ってること矛盾してるぅ!!スマイルで殺すのおかしいよぉ!!」
「名実ともに“笑顔轢殺機”じゃねぇか……あーーははははは!!!」
「もぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
戦場は崩壊と笑いの境界線だった。
レイスの笑い声も、ギガスマイラーの壊れた音声も、フォウの泣き声も――
全部、幸福炉からの“異常信号”が増幅している。
そしてその光景を、ひとりの黒髪の男が遠くから眺めていた。
金色の瞳が細くなる。

「いいねぇ……壊れてきたじゃないか」
声は風に溶け、誰にも届かない。
だがフォウだけが、一瞬だけ胸の奥で“何かのざわめき”を感じた。
――物語が、壊れはじめている。

ギガスマイラー第2形態が、むき出しの金属アームを鋭く振り上げた。
まるで「バットスイング」。
命中点にいるのは――サタヌス。
サタヌスは綺麗な放物線を描きながら空へ飛んだ。
速度も角度も完璧で、本人だけが地獄。



「んなああああああああああああああ!!!!!!」
「やっべ、猫3匹分の悲鳴だコレ!!」
「サタヌスううううう!!??」
だが、たった一人だけ。
この地獄で、彼氏が空を飛んでいるのに無関心な女がいた。
プルトの背筋は猫科の“狩り”の角度。
目は完全に獲物の弱点へロックオン。
耳だけピクピクと動き、ギガスマイラーのコアを追跡している。

「プル公、彼氏飛んでるぞー!見てやらなくていいの?」
「今、コアにアクセスする隙を見てるから静かに」
愛と冷静は別のスロット。
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