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SIDE-ERROR_410: JAPAN GONE・3
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市場の裏通路は、表の喧騒が嘘みたいに静かだった。
出入りするのは業者か商人だけで、怒号も取り合いない。
巨大冷蔵庫の低い唸りと氷の溶ける音。
肉を吊るす金属フックが、かすかに揺れる。
フォウはパックを両手に持ち、真剣な顔でぶつぶつ言っている。
「ポール・オ・レ……豚肩を牛乳でコトコト煮るから、弱った胃にも優しいし……」
薄く蒸気が立ち上るイメージを頭の中で描いているのだろう。
彼の青い翅が、わずかに光を反射する。
「シャルキュティエール……ソースがしょっぱ甘くて元気出るんだよね……。
玉ねぎと白ワインで煮詰めて……ピクルス刻んで……」
世界が“国家ごと消えた”とか、神格体が粉砂の荒野で睨み合っているとか。
そういうのは今、脳の外に追い出されている。
フォウは永遠に悩んでいる。
レイスが煙草をくわえたまま、肩で笑う。
「……せっかくだし二つ小皿で作って、ユーサーに選ばせりゃいいだろ」
合理的だが、フォウは顔をしかめる。
「えぇ~~!?どっちか“選ばれない”じゃん!!かわいそうじゃない!??」
料理に人格を見出すタイプだ。
レイスは煙を吐く。
「じゃあイグレインにでもやれ。あいつマスタード系絶対好きだろ」
フォウは一瞬固まり、そして深く頷いた。
「……あーーーわかる……」
完全に想像が一致した顔。
サタヌスが肉棚にもたれながら呆れる。
「お前ら地球滅んでんのに何の話してんの?」
ヴィヌスは真顔で返す。
「尊いから黙って見守りなさい」
その声には、妙な本気があった。
冷蔵ケースの光が、肉の脂身を白く照らす。
そこに映るのは、企業都市の住人ではなく、ただ“誰かの体を気遣う人間”の顔だった。
購入した肉パックの山を1つずつ、戦利品を確認するように取り出す中。
誰かがふと「日本完全消滅の余波って、結局周りの国どうなったの?」と口にする。
空気が一瞬止まる。
そこで静かに、NULLが説明を始める。
NULLはいつも通り無表情で、端末越しに淡々と報告を読み上げる。
声は乾いていて、いい意味で“感情が置いていかれてる”。
「簡単に言えば“逆黄砂”が偏西風に乗り、三国に流れた。」
フォウが首をかしげる。
レイスは煙を止めたまま固まる。
ミカは無言で鍋の取っ手を握り直す。
「ただし通常の黄砂とは違い、ナノ兵器の残滓。かつて日本だったものだ」
空気がしん、と冷える。
「日本列島の大部分が“粉砂化”した際、ナノマシンは物質を分子レベルまで破砕。
再構成不能な状態のまま大気中へ拡散した。」
「その量は、観測史上の火山噴火の比ではない。
一度上空ジェットに乗ると、偏西風の流れに従い、中国、韓国、北朝鮮の上空を覆った。」
NULLの説明を聞いて、食堂の隅で静かに座っていた人々が、ぽつり、ぽつりと語り始める。
青白い非常灯の下、彼らの声はまるで“亡国者合唱”みたいに重なっていく。
北朝鮮から来たおばさんは皺の刻まれた手で湯飲みを包み、遠い目のまま語り出す。
「最高指導者様も……鼓舞するようなニュースも、消えてしまったわ。」
ミカが顔を上げ、レイスの煙が止まる。
おばさんは続ける。
「なんだかんだ、あの力強い声には勇気づけられていたのよ。
“生きろ”と言われてる気がしてね。」
少し笑ったが、その笑みは寂しさに近い。
「日本の人たちには、いつもミサイルを飛ばす迷惑なお隣さんって
思われてたかもしれないけどね……」
「でも、私たちにとっては、
“国家の形を保つ最後の音”だったの。」
沈黙が落ちる。
その“音”が消えたのは、北朝鮮という国が消えた瞬間そのものだから。
韓国から来た青年はフードを深くかぶり、
テーブルに置いたスマホの割れた画面を見つめていた。
「……ソウルはもう、街の半分が企業の審査区画だよ。
粉砂が降って、工場も大学も止まった。」
「ニュースでは“再開発”って言ってたけど……あれ、もう俺たちの街じゃない。」
NULLが静かにうなずき、青年は苦笑した。
「俺たちも日本が沈んだとき、“明日は我が身”だって気づいたけど……ほんとに明日だったな。」
中国出身の元工場技師が腕を組んだまま、ぼそりと言う。
「沿岸部の工場地帯は全部ダメになった。汚染区域:立入禁止”って。」
「……その通告を出したAIは、DEUS製だったよ。」
食堂の空気がざわりと揺れる。
みんな“日本の次の被害者”の顔を知ってしまったから。
三国の人々は視線を交わさない。
でも、どこかで分かり合っているような沈黙が漂う。
レイスが煙を吐きながら、小さく漏らす。
「……国が違っても、消え方は似てるんだな。」
フォウが胸に手を当てる。
「みんな……なくしてしまったんだね……」
サタヌスは一瞬だけ沈黙し、照れくさそうに頭を掻く。
「……ま、ここじゃ誰でも“亡国者”だろ。腹減るのは全員同じだし。」
ミカがふっと笑う。
「うん。じゃあ今日はね──亡くした国のぶんまで、みんなで食べよ。」
非常灯がかすかに揺れ、そこに集う多国籍の影たちが、
“国のない人々の新しい共同体”みたいに見えた。
闇病院の食堂には、非常灯の青白い光だけが揺れていた。
NULLの“逆黄砂”説明が終わった直後で、空気はまだ重たかった。
三国から逃げてきた難民たちも、ミカたちも、誰も言葉を探せずにいる。
その沈黙を破ったのは、北朝鮮から来たおばさんの、くすりとした笑いだった。
「……あなたたち、ほんとに可笑しいわねぇ」
おばさんは目を細め、サタヌスとPATCHを交互に見た。
「その喋り方……聞き慣れててね。」
サタヌスは眉をひそめた。
PATCHはキョトンとして首をかしげる。
「なんだよ、俺の喋り方にクセでもあんのか?」
おばさんは首を振る。そして、寂しそうな笑みを浮かべた。
「国営放送に似てるのよ。語尾が強くて、間に迷いがなくて、
叫ぶように言い切る感じ……あれと同じなの。」
PATCHは「えぇぇ!?」と叫び、サタヌスは吹き出した。
「ははっ、PATCH。お前ついに“国家放送”認定だとよ。」
「えっ俺が!?俺そんな威厳ある!?威厳ってなに!?」
北のおばさんは肩を震わせて笑いながら続けた。
「向こうの放送はね、いつも勇気づけられたのよ。
あの国では……あれが“安心の音”だったの。」
その言葉が落ちた瞬間、場の空気がやわらかく変わった。
亡国者の痛みと、懐かしさと、可笑しさが同時に混ざった匂いになって広がる。
そして、PATCHが唐突に胸を張り、腹の底から声を張り上げた。
「はいこちらッ!!《闇病院調理速報》であります!!!」
その瞬間、食堂の全員が吹いた。
声量が完全に“国営放送のアナウンサー”だった。
PATCHは勢いそのまま、前に身を乗り出して続ける。
「本日ただいまッ!!賞味期限の迫った豚肉が発見されました!!
市民の皆さまッ!速やかに焼却──いえ、焼調理!!焼調理を行ってください!!!以上!!」
ミカは鍋の蓋を落としそうになって叫ぶ。
「焼却しない!!料理するの!!言い直すとこが一番怪しいんだよ!!」
サタヌスも負けじと前へ出た。
声は太くて強く、まるで“祖国のラジオ”そのもの。
「こちら食料管理局!!当局による最新調査の結果ッ!!
焼肉の匂いを嗅いだ市民の幸福値が、およそ137%上昇!!(当社比)
市民よ!今こそ団結して腹を満たす時であるッ!!」
「団結しても何も分かんねぇよ!!」とレイスが突っ込むが。
おばさんは涙を拭って笑っていた。
「ほんとにそっくりなのよ……“元気を押しつけてくる声”……懐かしいわ……」
フォウがぽふっと口元を押さえる。
「サタヌスさんとPATCHさん……元気押しつけるの得意……」
サタヌスは「褒めてるのか?」と頭をかいたが、
PATCHは誇らしげに胸を張った。
ミカは鍋を支えながら吹き出し、
フォウは「すてき……」と拍手していた。
「音声データ解析の結果──
いまの三名の声質は、北朝鮮国営放送のデシベル帯に非常に近い。
おばさんが安心するのは、妥当だ。」
「妥当じゃねぇよ!!」とサタヌスが叫び、
その叫びがまた“国営放送みたいだ”と笑われた。
亡国者の涙と笑いが、ごった煮みたいに同じ鍋で煮込まれた夜だった。
豚肉の焼ける音だけが、あたたかい未来を示すように響いていた。
出入りするのは業者か商人だけで、怒号も取り合いない。
巨大冷蔵庫の低い唸りと氷の溶ける音。
肉を吊るす金属フックが、かすかに揺れる。
フォウはパックを両手に持ち、真剣な顔でぶつぶつ言っている。
「ポール・オ・レ……豚肩を牛乳でコトコト煮るから、弱った胃にも優しいし……」
薄く蒸気が立ち上るイメージを頭の中で描いているのだろう。
彼の青い翅が、わずかに光を反射する。
「シャルキュティエール……ソースがしょっぱ甘くて元気出るんだよね……。
玉ねぎと白ワインで煮詰めて……ピクルス刻んで……」
世界が“国家ごと消えた”とか、神格体が粉砂の荒野で睨み合っているとか。
そういうのは今、脳の外に追い出されている。
フォウは永遠に悩んでいる。
レイスが煙草をくわえたまま、肩で笑う。
「……せっかくだし二つ小皿で作って、ユーサーに選ばせりゃいいだろ」
合理的だが、フォウは顔をしかめる。
「えぇ~~!?どっちか“選ばれない”じゃん!!かわいそうじゃない!??」
料理に人格を見出すタイプだ。
レイスは煙を吐く。
「じゃあイグレインにでもやれ。あいつマスタード系絶対好きだろ」
フォウは一瞬固まり、そして深く頷いた。
「……あーーーわかる……」
完全に想像が一致した顔。
サタヌスが肉棚にもたれながら呆れる。
「お前ら地球滅んでんのに何の話してんの?」
ヴィヌスは真顔で返す。
「尊いから黙って見守りなさい」
その声には、妙な本気があった。
冷蔵ケースの光が、肉の脂身を白く照らす。
そこに映るのは、企業都市の住人ではなく、ただ“誰かの体を気遣う人間”の顔だった。
購入した肉パックの山を1つずつ、戦利品を確認するように取り出す中。
誰かがふと「日本完全消滅の余波って、結局周りの国どうなったの?」と口にする。
空気が一瞬止まる。
そこで静かに、NULLが説明を始める。
NULLはいつも通り無表情で、端末越しに淡々と報告を読み上げる。
声は乾いていて、いい意味で“感情が置いていかれてる”。
「簡単に言えば“逆黄砂”が偏西風に乗り、三国に流れた。」
フォウが首をかしげる。
レイスは煙を止めたまま固まる。
ミカは無言で鍋の取っ手を握り直す。
「ただし通常の黄砂とは違い、ナノ兵器の残滓。かつて日本だったものだ」
空気がしん、と冷える。
「日本列島の大部分が“粉砂化”した際、ナノマシンは物質を分子レベルまで破砕。
再構成不能な状態のまま大気中へ拡散した。」
「その量は、観測史上の火山噴火の比ではない。
一度上空ジェットに乗ると、偏西風の流れに従い、中国、韓国、北朝鮮の上空を覆った。」
NULLの説明を聞いて、食堂の隅で静かに座っていた人々が、ぽつり、ぽつりと語り始める。
青白い非常灯の下、彼らの声はまるで“亡国者合唱”みたいに重なっていく。
北朝鮮から来たおばさんは皺の刻まれた手で湯飲みを包み、遠い目のまま語り出す。
「最高指導者様も……鼓舞するようなニュースも、消えてしまったわ。」
ミカが顔を上げ、レイスの煙が止まる。
おばさんは続ける。
「なんだかんだ、あの力強い声には勇気づけられていたのよ。
“生きろ”と言われてる気がしてね。」
少し笑ったが、その笑みは寂しさに近い。
「日本の人たちには、いつもミサイルを飛ばす迷惑なお隣さんって
思われてたかもしれないけどね……」
「でも、私たちにとっては、
“国家の形を保つ最後の音”だったの。」
沈黙が落ちる。
その“音”が消えたのは、北朝鮮という国が消えた瞬間そのものだから。
韓国から来た青年はフードを深くかぶり、
テーブルに置いたスマホの割れた画面を見つめていた。
「……ソウルはもう、街の半分が企業の審査区画だよ。
粉砂が降って、工場も大学も止まった。」
「ニュースでは“再開発”って言ってたけど……あれ、もう俺たちの街じゃない。」
NULLが静かにうなずき、青年は苦笑した。
「俺たちも日本が沈んだとき、“明日は我が身”だって気づいたけど……ほんとに明日だったな。」
中国出身の元工場技師が腕を組んだまま、ぼそりと言う。
「沿岸部の工場地帯は全部ダメになった。汚染区域:立入禁止”って。」
「……その通告を出したAIは、DEUS製だったよ。」
食堂の空気がざわりと揺れる。
みんな“日本の次の被害者”の顔を知ってしまったから。
三国の人々は視線を交わさない。
でも、どこかで分かり合っているような沈黙が漂う。
レイスが煙を吐きながら、小さく漏らす。
「……国が違っても、消え方は似てるんだな。」
フォウが胸に手を当てる。
「みんな……なくしてしまったんだね……」
サタヌスは一瞬だけ沈黙し、照れくさそうに頭を掻く。
「……ま、ここじゃ誰でも“亡国者”だろ。腹減るのは全員同じだし。」
ミカがふっと笑う。
「うん。じゃあ今日はね──亡くした国のぶんまで、みんなで食べよ。」
非常灯がかすかに揺れ、そこに集う多国籍の影たちが、
“国のない人々の新しい共同体”みたいに見えた。
闇病院の食堂には、非常灯の青白い光だけが揺れていた。
NULLの“逆黄砂”説明が終わった直後で、空気はまだ重たかった。
三国から逃げてきた難民たちも、ミカたちも、誰も言葉を探せずにいる。
その沈黙を破ったのは、北朝鮮から来たおばさんの、くすりとした笑いだった。
「……あなたたち、ほんとに可笑しいわねぇ」
おばさんは目を細め、サタヌスとPATCHを交互に見た。
「その喋り方……聞き慣れててね。」
サタヌスは眉をひそめた。
PATCHはキョトンとして首をかしげる。
「なんだよ、俺の喋り方にクセでもあんのか?」
おばさんは首を振る。そして、寂しそうな笑みを浮かべた。
「国営放送に似てるのよ。語尾が強くて、間に迷いがなくて、
叫ぶように言い切る感じ……あれと同じなの。」
PATCHは「えぇぇ!?」と叫び、サタヌスは吹き出した。
「ははっ、PATCH。お前ついに“国家放送”認定だとよ。」
「えっ俺が!?俺そんな威厳ある!?威厳ってなに!?」
北のおばさんは肩を震わせて笑いながら続けた。
「向こうの放送はね、いつも勇気づけられたのよ。
あの国では……あれが“安心の音”だったの。」
その言葉が落ちた瞬間、場の空気がやわらかく変わった。
亡国者の痛みと、懐かしさと、可笑しさが同時に混ざった匂いになって広がる。
そして、PATCHが唐突に胸を張り、腹の底から声を張り上げた。
「はいこちらッ!!《闇病院調理速報》であります!!!」
その瞬間、食堂の全員が吹いた。
声量が完全に“国営放送のアナウンサー”だった。
PATCHは勢いそのまま、前に身を乗り出して続ける。
「本日ただいまッ!!賞味期限の迫った豚肉が発見されました!!
市民の皆さまッ!速やかに焼却──いえ、焼調理!!焼調理を行ってください!!!以上!!」
ミカは鍋の蓋を落としそうになって叫ぶ。
「焼却しない!!料理するの!!言い直すとこが一番怪しいんだよ!!」
サタヌスも負けじと前へ出た。
声は太くて強く、まるで“祖国のラジオ”そのもの。
「こちら食料管理局!!当局による最新調査の結果ッ!!
焼肉の匂いを嗅いだ市民の幸福値が、およそ137%上昇!!(当社比)
市民よ!今こそ団結して腹を満たす時であるッ!!」
「団結しても何も分かんねぇよ!!」とレイスが突っ込むが。
おばさんは涙を拭って笑っていた。
「ほんとにそっくりなのよ……“元気を押しつけてくる声”……懐かしいわ……」
フォウがぽふっと口元を押さえる。
「サタヌスさんとPATCHさん……元気押しつけるの得意……」
サタヌスは「褒めてるのか?」と頭をかいたが、
PATCHは誇らしげに胸を張った。
ミカは鍋を支えながら吹き出し、
フォウは「すてき……」と拍手していた。
「音声データ解析の結果──
いまの三名の声質は、北朝鮮国営放送のデシベル帯に非常に近い。
おばさんが安心するのは、妥当だ。」
「妥当じゃねぇよ!!」とサタヌスが叫び、
その叫びがまた“国営放送みたいだ”と笑われた。
亡国者の涙と笑いが、ごった煮みたいに同じ鍋で煮込まれた夜だった。
豚肉の焼ける音だけが、あたたかい未来を示すように響いていた。
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