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第18話
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自宅に戻るのは難しいという叔母の言葉の意味を、退院許可が降りた翌日を知った。
捕食事件は未遂で終わったが、ニュース番組に取り上げられた。未成年の綾瀬と須加は顔写真も名前も伏せられた。
しかし、綾瀬理香子の息子が関わっていることがどうしてかマスコミに伝わった。
マンションの前に記者が押しかけている。
つかの間の住まいは、ホテルの十二階のひと部屋が用意された。そこにはすでに綾瀬の制服や学生鞄、必要なものが置いてある。
学校はもうしばらく休もうか、と叔母は心配そうに問うた。
マスコミに追いかけられるのは嫌だけど、一日中部屋に引きこもると今までとなにも変わらない、前へ進めなくなりそうだ。
信じてくれる須加を失望させたくない。自分を変えたい。だから、綾瀬は登校すると決めた。
翌朝はタクシーで学校へ向かった。
登校する学生の列に、視線を泳がせて歩く大人の男が嫌でも眼につく。周りも迷惑そうに彼らを留意する。
記者かどうかはわからない。学校関係者ではないことはたしかだ。
やっぱりタクシーにして正解だった。
須加と校門前で合流し、職員室に立ち寄ってから教室へ向かう。心配性な彼は教室の前までついてくる。
「別にひとりでも大丈夫だよ」
「いろいろあったから心配です」
「俺はおまえのほうが心配だけど……怪我のほうはどう?」
「もうほぼ治ってますよ。明後日抜糸です」
須加は左腕を見せてくる。ザクッと抉られた傷口が黒い糸で縫い止められた。
痛そうに眉をひそめると、須加は「本当にもう痛くないです」と歯を見せて笑った。
「じゃあ、お昼はいつものところで待ってます」
頷いたあと、綾瀬は教室に入ろうとする。
とたん。
騒がしかった教室が静まった。全員が一斉にこっちを見る
「……先輩」
「なんでもない」
覚悟はしていたが、異様に重い空気に動揺した。深呼吸し、決意して第一歩を踏み出そうとするそのとき。
「お? 綾瀬、おかえり」
反対方向の階段から中島が手を振ってくる。
「……おはよう」
「なんで入らないの? あ、もしかして緊張しちゃってる?」
「……別に」
「まあ緊張すんな! 一緒に入ってやるから」
綾瀬の肩を抱く中島が須加に気づき、「よっ、後輩くん」と笑いかける。
中島の手を不満そうに睨んでいた須加は、慌てておはようと会釈した。
半ば押されるような形で、中島と一緒に教室に入った。
張り詰めた空気に気にもせず、中島はいつものように「おはよう」と挨拶する。
「おはよう」
ひとりが言い返すと、ポツポツと周囲から返事がきた。空気がほんの少しだけ和らいだ。
席に着いた綾瀬は須加を見遣る。はじめて登校する子供を見送る親のような表情を浮かべる彼に、「大丈夫だ」と頷く。それで須加はようやく安心して教室へ戻っていった。
「綾瀬、ノートのコピーいる?」
「ありがとう。助かるよ」
中島から紙束を受け取る。休んだ分だけ、量が多い。
「綾瀬くん」
隣から栗原の声がした。
「いろいろ大変だったみたいだね」
「うん。でももう大丈夫だ」
薄くアイライナーをひいた眼元を緩め、彼女は安堵の笑みを浮かべた。綾瀬は心にある凝り固まったものが少し溶けた気がした。
「なあ綾瀬、おまえがフォークって本当?」
離れた席に座る男子が、警戒と戸惑いが入り混じった表情で問いかけてくる。一瞬で教室の雰囲気がぎくしゃくしてきた。
「……」
向けられる視線は、やさしいものばかりではない。
綾瀬の無言を肯定と捉えられ、「えっ、大丈夫なの?」とか「……マジかよ」とか、ひそひそ声が聞こえ始めた。
「別にどっちでもよくない?」
ざわつき始めていた教室が、シーンと静まり返った。中島は真顔で言葉を続ける。
「フォークもケーキもみんな同じじゃん。特性の話ってマナー違反だし、そもそも綾瀬は被害者なんだ。配慮ぐらいできないのかよ」
「でもフォークだったら、こっちにも危険が及ぶじゃん」
「おまえが知らないだけで、フォークもケーキも意外といるよ。みんながみんな捕食事件を起こすわけじゃない。ネットに流されすぎ」
綾瀬は視線を中島から同級生に移す。眼が合ったとたん、彼は気まずそうに顔を逸らした。彼の不安を、綾瀬自身もかつて感じていたから、その気持ちはよくわかる。
「……俺はフォークだけど」
本当は、特性の話を口にしたくなかった。
しかし黙ったままだと、クラス全員の不安が深まる一方だ。庇ってくれた中島のためにも、なにか言わなきゃと思った。
「毎月定期健診に行って、抑制剤も栄養剤も欠かさず飲んでる。退院前の検査でも異常がないって言われた」
緊張で、無意識に紙をぐしゃぐしゃに握り込んだ。
「おまえの気持ちはわかる。俺もそうだったから。今でもフォークが怖い。でも、俺を信じてくれる人がいるから、俺も自分のことを信じたいって思った……だから……」
思考をどう言葉にするか悩んでいると、栗原が問いかけてきた。
「ねえ、クラスにケーキがいるの?」
「……そんなにおいはしなかったから、いないと思う」
「じゃあ大丈夫じゃない? だって捕食事件ってフォークがケーキを食べたくて襲うやつじゃん?」
栗原の声のトーンがわずかに上がった。
「だから大丈夫って言い切れないだろ」
「でもケーキがいても必ず襲うわけじゃないじゃん。ケーキがいないならそもそも起きないし。そんな起こるかどうかもわらないことでぎくしゃくするより、私、痴漢のほうが怖いし嫌だし腹立つよ」
「それもそうよね」
「私も……」
誰が共感の声を出すと、それがクラス中へ伝播していく。
見計らったかのようにチャイムが鳴り、教師が入ってきた。張り詰めた空気が強制的に日常に戻された。
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次は明日の夕方に更新します
捕食事件は未遂で終わったが、ニュース番組に取り上げられた。未成年の綾瀬と須加は顔写真も名前も伏せられた。
しかし、綾瀬理香子の息子が関わっていることがどうしてかマスコミに伝わった。
マンションの前に記者が押しかけている。
つかの間の住まいは、ホテルの十二階のひと部屋が用意された。そこにはすでに綾瀬の制服や学生鞄、必要なものが置いてある。
学校はもうしばらく休もうか、と叔母は心配そうに問うた。
マスコミに追いかけられるのは嫌だけど、一日中部屋に引きこもると今までとなにも変わらない、前へ進めなくなりそうだ。
信じてくれる須加を失望させたくない。自分を変えたい。だから、綾瀬は登校すると決めた。
翌朝はタクシーで学校へ向かった。
登校する学生の列に、視線を泳がせて歩く大人の男が嫌でも眼につく。周りも迷惑そうに彼らを留意する。
記者かどうかはわからない。学校関係者ではないことはたしかだ。
やっぱりタクシーにして正解だった。
須加と校門前で合流し、職員室に立ち寄ってから教室へ向かう。心配性な彼は教室の前までついてくる。
「別にひとりでも大丈夫だよ」
「いろいろあったから心配です」
「俺はおまえのほうが心配だけど……怪我のほうはどう?」
「もうほぼ治ってますよ。明後日抜糸です」
須加は左腕を見せてくる。ザクッと抉られた傷口が黒い糸で縫い止められた。
痛そうに眉をひそめると、須加は「本当にもう痛くないです」と歯を見せて笑った。
「じゃあ、お昼はいつものところで待ってます」
頷いたあと、綾瀬は教室に入ろうとする。
とたん。
騒がしかった教室が静まった。全員が一斉にこっちを見る
「……先輩」
「なんでもない」
覚悟はしていたが、異様に重い空気に動揺した。深呼吸し、決意して第一歩を踏み出そうとするそのとき。
「お? 綾瀬、おかえり」
反対方向の階段から中島が手を振ってくる。
「……おはよう」
「なんで入らないの? あ、もしかして緊張しちゃってる?」
「……別に」
「まあ緊張すんな! 一緒に入ってやるから」
綾瀬の肩を抱く中島が須加に気づき、「よっ、後輩くん」と笑いかける。
中島の手を不満そうに睨んでいた須加は、慌てておはようと会釈した。
半ば押されるような形で、中島と一緒に教室に入った。
張り詰めた空気に気にもせず、中島はいつものように「おはよう」と挨拶する。
「おはよう」
ひとりが言い返すと、ポツポツと周囲から返事がきた。空気がほんの少しだけ和らいだ。
席に着いた綾瀬は須加を見遣る。はじめて登校する子供を見送る親のような表情を浮かべる彼に、「大丈夫だ」と頷く。それで須加はようやく安心して教室へ戻っていった。
「綾瀬、ノートのコピーいる?」
「ありがとう。助かるよ」
中島から紙束を受け取る。休んだ分だけ、量が多い。
「綾瀬くん」
隣から栗原の声がした。
「いろいろ大変だったみたいだね」
「うん。でももう大丈夫だ」
薄くアイライナーをひいた眼元を緩め、彼女は安堵の笑みを浮かべた。綾瀬は心にある凝り固まったものが少し溶けた気がした。
「なあ綾瀬、おまえがフォークって本当?」
離れた席に座る男子が、警戒と戸惑いが入り混じった表情で問いかけてくる。一瞬で教室の雰囲気がぎくしゃくしてきた。
「……」
向けられる視線は、やさしいものばかりではない。
綾瀬の無言を肯定と捉えられ、「えっ、大丈夫なの?」とか「……マジかよ」とか、ひそひそ声が聞こえ始めた。
「別にどっちでもよくない?」
ざわつき始めていた教室が、シーンと静まり返った。中島は真顔で言葉を続ける。
「フォークもケーキもみんな同じじゃん。特性の話ってマナー違反だし、そもそも綾瀬は被害者なんだ。配慮ぐらいできないのかよ」
「でもフォークだったら、こっちにも危険が及ぶじゃん」
「おまえが知らないだけで、フォークもケーキも意外といるよ。みんながみんな捕食事件を起こすわけじゃない。ネットに流されすぎ」
綾瀬は視線を中島から同級生に移す。眼が合ったとたん、彼は気まずそうに顔を逸らした。彼の不安を、綾瀬自身もかつて感じていたから、その気持ちはよくわかる。
「……俺はフォークだけど」
本当は、特性の話を口にしたくなかった。
しかし黙ったままだと、クラス全員の不安が深まる一方だ。庇ってくれた中島のためにも、なにか言わなきゃと思った。
「毎月定期健診に行って、抑制剤も栄養剤も欠かさず飲んでる。退院前の検査でも異常がないって言われた」
緊張で、無意識に紙をぐしゃぐしゃに握り込んだ。
「おまえの気持ちはわかる。俺もそうだったから。今でもフォークが怖い。でも、俺を信じてくれる人がいるから、俺も自分のことを信じたいって思った……だから……」
思考をどう言葉にするか悩んでいると、栗原が問いかけてきた。
「ねえ、クラスにケーキがいるの?」
「……そんなにおいはしなかったから、いないと思う」
「じゃあ大丈夫じゃない? だって捕食事件ってフォークがケーキを食べたくて襲うやつじゃん?」
栗原の声のトーンがわずかに上がった。
「だから大丈夫って言い切れないだろ」
「でもケーキがいても必ず襲うわけじゃないじゃん。ケーキがいないならそもそも起きないし。そんな起こるかどうかもわらないことでぎくしゃくするより、私、痴漢のほうが怖いし嫌だし腹立つよ」
「それもそうよね」
「私も……」
誰が共感の声を出すと、それがクラス中へ伝播していく。
見計らったかのようにチャイムが鳴り、教師が入ってきた。張り詰めた空気が強制的に日常に戻された。
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