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終章 二人の書~ケビンとコレット~
二人の書~ケビンと【コレット】・2~
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「嘘じゃないっスよ! 俺がその魔神ファルベインっス!」
本人がああも言い切っているし、多分本当の事かもしれないけど……。
「この! ――っ本当に魔神なら! なんで、その口調ままんまんだよ! 俺らを馬鹿に! うりゃ! しているのか!」
やっぱりグレイさんも気になるのか、ゾンビとスケルトンを蹴散らしながらもつっこんだ。
そこなのよね……正体がばれてからも、ずっと「何とかっス」のまま。
だから、魔神ファルベインと言われても全然説得力が無い。
「へ? 何を言っているっスか、そんな事は……あっ本当っス!」
まさかの無自覚。
「たかが口調なんて、意識すればいいだけの事……ほら、どうだ! これで魔神ファルベインだとわかったっスか! ……あっ」
「……」
最後にマークさんが出て来た。
「どうしてだ? どうして、こうなってしまうっスか!? ……駄目っス……周辺にバレない様に、こいつの口調を使っていたら、いつの間にか普通にしゃべれなくなってしまったみたいっス……」
なにそれ、マークさんの呪いか何かなの?
こわっ!
「ええい! そんな言葉遣いなんぞ、どうでもいいのじゃ! それより、このうじゃうじゃと出て来る不死者共をどうにかしないといけないのじゃ!」
『があああああああああああ!』
『カタカタカタ!』
グレイさんとドラゴニュートが不死モンスターを倒しても倒しても、空いた床下からどんどん不死モンスター出て来るし!
一体どれだけいるのよ……。
「今度こそ、まとめて吹き飛ばしてくれるのじゃ! エクス――」
『わー!! だから、俺を巻き込もうとするなー!』
ああ、またスケルトンの軍団にケビンさんが混じってしまってて、見分けがつかない。
「先ほどは躊躇してしまったが、よくよく考えればお前はバラバラになっても再生するのじゃ。じゃから大丈夫じゃ! エクス――」
ええっ!
それでいいの!?
『いや! そういう問題じゃ――』
「おっと、そうはさせないっスよ! ――おりゃ!」
あ、ファルベインがドラゴニュートに向かって何かを投げた。
あれは……小瓶?
「――プロ……む?」
――パリン!
ドラゴニュートがその小瓶を目の前で割っちゃった。
中身には液体が入っていたみたいで、ドラゴニュートの体にかかっちゃったけど……大丈夫なのかしら。
「なんじゃ? この液……はぎゃあああああああああああ!」
「何事っ!?」
いきなり、ドラゴニュートが鼻を押さえて悶絶しだした!
『何だ? 何があったんだ!?』
それは、こっちが聞きた――。
「……この匂いは香水?」
『香水? ……まさか、あいつが付けている香水か!?』
「え? はい、そうですけど……あっ」
そうだ、ドラゴニュートはマークさんの香水の匂いをとても嫌がっていた。
こんな状態になるほど嫌なんだ……洗濯ばさみを鼻に付けていたのも納得だわ。
『してやられたな……おかげで俺はバラバラにならんですんだが、戦力を削られたぞ』
「ちっ! なるほどな! その悪臭がする香水を付けていたのは、ドラゴニュートに対して自分の存在を隠し、更には動きを封じる為だったのか!」
そこまで計算していたなんて……。
やっぱり、魔神って呼ばれているだけの事はあるわね。
「いや、偶然っス」
私の関心を返せ。
「そもそも、香水を付けていたのはこいつの体の性質のせいっス。何故か、この香水をつけていないと体が震えてくるっスよ」
いやいや! 何その禁断症状は!?
言葉といい、香水といい……マークさんの体質って色々おかしい。
「まぁ今は役に立ったっスけどね、ドラゴニュートがこの匂いに弱くてよかったス」
「にょああああああああああああ!」
ドラゴニュートが地面を転がりまわって、立ち慣れそうにもない。
香水だから拭いて無意味が無いし……どうしよう。
「くっ! さすがに俺一人じゃ、これ以上は無理だぞ!」
あわわわ、こうなったら私も戦うしかない。
微力だけど、スケルトンくらいなら殴り飛ばしてやる!
『どうにか、あの悪臭男を取り押さえられれば……そうだ! ポチがあいつの方に残ったままだ! ――おい、ポチ!』
「なに?」
『うおっ!?』
「きゃっ!?」
いつの間にか、背後に長い黒髪の女の人が居た。
って、この人はリリクスに来ていた人……じゃなくてモンスターだ。
『なんでお前が、ここに居るんだよ!?』
「あっちにいると、いろんなにおいがまざって、はながまがりそうだったんだよ!」
『あーなるほど……それは仕方ないか……まぁいい、お前も一緒に戦え!』
リリクスの時もすごい動きをしていたし、これは期待できそうだわ。
「――っ! ……いや、そいつが加わった所で無駄だな」
え? グレイさんもあの時の動きは見ていたのに、どうしてそんな事を?
せっかく戦力に……あっ確かに、これは……。
「なにお! ポチだって、つよいんだぞ!」
「強かろうが、この状態は無理だ」
「どんなじょうたいだろうが、ポチに……かかれ……ば……」
いつの間にか、反対側の通路からも不死モンスターが来ていて四方八方囲まれてる。
これじゃあ逃げられないし、抵抗しても数に押し潰されるだけだわ。
「く~ん……」
ポチさんがしょげちゃった。
「くそっ! まさか、ファルベインが死霊魔術師だとはな」
「死霊魔術師?」
って、何だろう。
「その感じだと、知らないみたいだな……」
「え? えと……あははは……」
また勉強をサボっていたツケが。
まじめに勉強しとくんだったな。
『なら、俺が教えよう! 死霊魔術師とはゾンビやスケルトンを生み出し、操れる魔術師の事だ』
なるほど。
だから、こんなにもゾンビやスケルトンがここに……ん?
「……その話を聞くと、ケビンさんって死霊魔術師の術でその姿になってしまったんじゃ?」
あくまで推測だけど。
『え? あーなるほど……いや、でも俺は操られてないからな! ほれこの通り、自分の意思で体を動かせるぞ!』
ケビンさんが変なダンスを踊っている。
確かに、操られている感じはしないかな。
「……そう、何故かそのスケルトンは操れないっスよね。不思議っス」
いつの間にか、ファルベインが近くまで来ているし!
「ここまで来るなんて、余裕だな。さすが魔神と呼ばれ、人間を滅ぼそうとした死霊魔術師様だな」
「ん? 俺じゃないっスよ。こいつが死霊魔術師っス」
ファルベインが、自分の胸に親指を当てている。
こいつと言いながら、胸に親指を当てるという事は……つまり……。
「「『はあ!?』」」
マークさんが、死霊魔術師って事!?
本当になんなのよ、マークさんって人は!?
本人がああも言い切っているし、多分本当の事かもしれないけど……。
「この! ――っ本当に魔神なら! なんで、その口調ままんまんだよ! 俺らを馬鹿に! うりゃ! しているのか!」
やっぱりグレイさんも気になるのか、ゾンビとスケルトンを蹴散らしながらもつっこんだ。
そこなのよね……正体がばれてからも、ずっと「何とかっス」のまま。
だから、魔神ファルベインと言われても全然説得力が無い。
「へ? 何を言っているっスか、そんな事は……あっ本当っス!」
まさかの無自覚。
「たかが口調なんて、意識すればいいだけの事……ほら、どうだ! これで魔神ファルベインだとわかったっスか! ……あっ」
「……」
最後にマークさんが出て来た。
「どうしてだ? どうして、こうなってしまうっスか!? ……駄目っス……周辺にバレない様に、こいつの口調を使っていたら、いつの間にか普通にしゃべれなくなってしまったみたいっス……」
なにそれ、マークさんの呪いか何かなの?
こわっ!
「ええい! そんな言葉遣いなんぞ、どうでもいいのじゃ! それより、このうじゃうじゃと出て来る不死者共をどうにかしないといけないのじゃ!」
『があああああああああああ!』
『カタカタカタ!』
グレイさんとドラゴニュートが不死モンスターを倒しても倒しても、空いた床下からどんどん不死モンスター出て来るし!
一体どれだけいるのよ……。
「今度こそ、まとめて吹き飛ばしてくれるのじゃ! エクス――」
『わー!! だから、俺を巻き込もうとするなー!』
ああ、またスケルトンの軍団にケビンさんが混じってしまってて、見分けがつかない。
「先ほどは躊躇してしまったが、よくよく考えればお前はバラバラになっても再生するのじゃ。じゃから大丈夫じゃ! エクス――」
ええっ!
それでいいの!?
『いや! そういう問題じゃ――』
「おっと、そうはさせないっスよ! ――おりゃ!」
あ、ファルベインがドラゴニュートに向かって何かを投げた。
あれは……小瓶?
「――プロ……む?」
――パリン!
ドラゴニュートがその小瓶を目の前で割っちゃった。
中身には液体が入っていたみたいで、ドラゴニュートの体にかかっちゃったけど……大丈夫なのかしら。
「なんじゃ? この液……はぎゃあああああああああああ!」
「何事っ!?」
いきなり、ドラゴニュートが鼻を押さえて悶絶しだした!
『何だ? 何があったんだ!?』
それは、こっちが聞きた――。
「……この匂いは香水?」
『香水? ……まさか、あいつが付けている香水か!?』
「え? はい、そうですけど……あっ」
そうだ、ドラゴニュートはマークさんの香水の匂いをとても嫌がっていた。
こんな状態になるほど嫌なんだ……洗濯ばさみを鼻に付けていたのも納得だわ。
『してやられたな……おかげで俺はバラバラにならんですんだが、戦力を削られたぞ』
「ちっ! なるほどな! その悪臭がする香水を付けていたのは、ドラゴニュートに対して自分の存在を隠し、更には動きを封じる為だったのか!」
そこまで計算していたなんて……。
やっぱり、魔神って呼ばれているだけの事はあるわね。
「いや、偶然っス」
私の関心を返せ。
「そもそも、香水を付けていたのはこいつの体の性質のせいっス。何故か、この香水をつけていないと体が震えてくるっスよ」
いやいや! 何その禁断症状は!?
言葉といい、香水といい……マークさんの体質って色々おかしい。
「まぁ今は役に立ったっスけどね、ドラゴニュートがこの匂いに弱くてよかったス」
「にょああああああああああああ!」
ドラゴニュートが地面を転がりまわって、立ち慣れそうにもない。
香水だから拭いて無意味が無いし……どうしよう。
「くっ! さすがに俺一人じゃ、これ以上は無理だぞ!」
あわわわ、こうなったら私も戦うしかない。
微力だけど、スケルトンくらいなら殴り飛ばしてやる!
『どうにか、あの悪臭男を取り押さえられれば……そうだ! ポチがあいつの方に残ったままだ! ――おい、ポチ!』
「なに?」
『うおっ!?』
「きゃっ!?」
いつの間にか、背後に長い黒髪の女の人が居た。
って、この人はリリクスに来ていた人……じゃなくてモンスターだ。
『なんでお前が、ここに居るんだよ!?』
「あっちにいると、いろんなにおいがまざって、はながまがりそうだったんだよ!」
『あーなるほど……それは仕方ないか……まぁいい、お前も一緒に戦え!』
リリクスの時もすごい動きをしていたし、これは期待できそうだわ。
「――っ! ……いや、そいつが加わった所で無駄だな」
え? グレイさんもあの時の動きは見ていたのに、どうしてそんな事を?
せっかく戦力に……あっ確かに、これは……。
「なにお! ポチだって、つよいんだぞ!」
「強かろうが、この状態は無理だ」
「どんなじょうたいだろうが、ポチに……かかれ……ば……」
いつの間にか、反対側の通路からも不死モンスターが来ていて四方八方囲まれてる。
これじゃあ逃げられないし、抵抗しても数に押し潰されるだけだわ。
「く~ん……」
ポチさんがしょげちゃった。
「くそっ! まさか、ファルベインが死霊魔術師だとはな」
「死霊魔術師?」
って、何だろう。
「その感じだと、知らないみたいだな……」
「え? えと……あははは……」
また勉強をサボっていたツケが。
まじめに勉強しとくんだったな。
『なら、俺が教えよう! 死霊魔術師とはゾンビやスケルトンを生み出し、操れる魔術師の事だ』
なるほど。
だから、こんなにもゾンビやスケルトンがここに……ん?
「……その話を聞くと、ケビンさんって死霊魔術師の術でその姿になってしまったんじゃ?」
あくまで推測だけど。
『え? あーなるほど……いや、でも俺は操られてないからな! ほれこの通り、自分の意思で体を動かせるぞ!』
ケビンさんが変なダンスを踊っている。
確かに、操られている感じはしないかな。
「……そう、何故かそのスケルトンは操れないっスよね。不思議っス」
いつの間にか、ファルベインが近くまで来ているし!
「ここまで来るなんて、余裕だな。さすが魔神と呼ばれ、人間を滅ぼそうとした死霊魔術師様だな」
「ん? 俺じゃないっスよ。こいつが死霊魔術師っス」
ファルベインが、自分の胸に親指を当てている。
こいつと言いながら、胸に親指を当てるという事は……つまり……。
「「『はあ!?』」」
マークさんが、死霊魔術師って事!?
本当になんなのよ、マークさんって人は!?
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