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7章 様々な使い道
2、粘樹性の器
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「いや~、まさか、裸で帰って来るとは、思いもしなかったな~」
ケタケタと笑うアリサ。
「……うう」
顔を真っ赤にして体育座りで落ち込む僕……。
興奮状態になっていたとはいえ、何で裸だった事に気が付かなかったかな。
本当に馬鹿すぎるだろ。
「ほら。いつまでも、落ち込んでいないで。土器、完成したんでしょ?」
「…………」
僕の裸を見たにも拘らず、いつも通りの感じもどうなのか。
ちょっとは気まずい空気が流れてもいいんじゃないか?
何で僕だけそれを感じているんだよ。
そもそも、拠点に戻って来た時の会話だって――。
『おかえ……あれ? 人が、いたの?』
『え? い、いなかったけど……なんで?』
『なんでって……リョー、裸だし、追剥にでも、あったのかなって』
『裸……? …………っきゃああああああああああああ!!』
――と、僕は女性の様な悲鳴をあげて急いで服を取りに戻った。
普通はさ、悲鳴をあげるのはアリサの方だと思うんだ。
男が素っ裸で土器もって拠点に戻って来たんだよ? 叫ぶでしょ。
なのに出てきた言葉が人に追剥って……流石に感覚がズレていると思うよ。
……やっぱり僕を異性として見られていないよなー。
「……それはそれで、なんか悲しいな……」
「ん? 何か、言った?」
「べっ別に、なんでもないよ」
ともあれ、やってしまった事には変わりない。
この恥ずかしい十字架を背負って、この無人島で生きていくしかないんだ。
「……ふぅー……よしっ」
僕は気合を入れて立ち上がり、土器を手に取った。
今あるかまどだと土器は乗せられないから、乗せられるかまどを新しく作らないといけないな。
今まで通り穴を掘って石を並べていくけど、今回は大きな石をコの字型に並べる。
そして、簡単に崩れない様に石の面を意識して積み上げる。
積み上げたらコの字の入り口部分に、横に長くて平たい石をまたがるように渡す。
「最後に、土器の器が落ちない様に上の穴の大きさを調整して…………完成っと」
「お~。石で出来た、小さなかまくらね」
「ま、まぁそうだね……」
確かに見た目はそんな感じだな。
けど天井部分に穴が空いてるから、めちゃくちゃ欠陥のあるかまくらだけども。
「……ん? か、かまくらを知っているの?」
「うん。雪の山を作って、その中をくり抜いて、家みたいにする奴でしょ?」
へぇーこっちの世界にもかまくらの文化があるんだ。
かまくらは日本のみだと思ってた。
「異世界人が、広めたのよ」
と思ったら、僕の世界から流れてきたものだった。
「そ、そうなんだ……」
なんだ、元からある文化じゃないのか。
ちょっとがっかりしちゃったな。
「と、とりあえず、アリサ……さんは火を持って来てくれるかな。僕はセットをするから」
「わかったわ」
アリサが火を取りにいっている間にかまどの中に薪を組んで、燃えやすい様に小枝と枯れ葉を入れる。
で、土器に水を入れて……かまどの上に置くっと。
「はい、持って来たわよ」
「あ、ありがとう」
アリサから燃えた枝を受け取りかまどの中へと入れて、バムムの火吹き棒で静かに空気を送った。
「フー……フー……フー……」
火は徐々に大きくなっていき、薪へと燃え移った。
さて、後はどうなるか……だな。
うまくいってくれよー、じゃないと塩作りに大きくかかわってくる。
塩作りはひたすら海水を煮る作業だからな。
これで駄目なら別の手、もしくは諦める事も考えないといけなくなってしまう。
「ねぇねぇ。これ、お湯にならなかったら、どうするの?」
「い、一部やりたい事が出来なくなるね……ただ、直火が無理でも器があるから、煮たりお湯を作る事は出来るよ」
「へっ? それって、どういう事? 火にかけないと、そんな事は無理じゃない」
「あ、熱々に熱した石を水の中に入れるんだよ」
まぁその場合、石を焼いたり熱に強いトングみたいな挟む物を探さないといけなかったり手間がかかる。
その手間を考えると、ここで沸騰てくれるのがベストなんだよな。
「なるほど……石か」
アリサは納得した様子で、傍に落ちていた石を拾い上げた。
いやいや、そんな失敗確実みたい感じを出すのは止めてくれよ。
しばらくたつと、ぷつぷつと土器の底から泡が立ちのぼり始めた。
「……お?」
これって、もしかして沸騰し始めている?
僕は恐る恐る人差し指を水面につけてみた。
「……温かい……」
お湯というにはまだまだ温度が足りないけど、確かに水が温まって来ている。
「それって、成功した、って事?」
「ま、まだわかんないから、もう少し様子を見よう」
もしかしたらこれで限界の可能性もある。
そう思い、もうしばらく土器の様子を見る事にした。
すると立ち上る泡の量が増え、水面が揺れ始めた。
湯気も出始めている。
「……流石に、この状態は……沸騰、しているんじゃない?」
「う、うん……」
僕は恐る恐る、人差し指を水面に近づけた。
この時点ですでに熱気が伝わって来る。
これは指を水の中に入れなくてもわかる。
「沸騰してる……成功だ!」
「おおっ! やったね!」
流石に鉄や土鍋よりも沸騰するのに時間が掛かった……けど、この土器でお湯が出来た!
今日の日付がわかったら記念日にしたいくらいだ。
「すごい、すごい! あっ! ねぇねぇ。卵芋、中に入れてみない?」
卵芋の煮物か。
「い、いいね!」
「さっそく、取ってくるね!」
アリサは嬉しそうに駆けて行った。
これからは汁物も出来るから嬉しいな。
料理の幅が広がるっていうのもかなり大きいぞ。
「おまたせ~。持って、来たよ」
残しておいた卵芋を抱えて戻って来た。
茹でた卵芋か……甘味が増えておいしそうだ。
「じゃあ、入れるわね」
「……へ?」
アリサはためらいもなく卵芋を、そのまま土器の中へと投げ込んだ。
「ちょっ! そのまま!?」
「大丈夫よ。皮付きでも、煮えるから」
「い、いや……僕の言いたい事はそこじゃなくて……卵芋、洗ってないよね?」
ざっと拭いた程度だから土はまだ付いている。
短時間で戻って来たから、アリサが洗ったとは到底思えない。
「あ…………だ、大丈夫よ! 火は通しているし、皮は後で剥くし!」
そう言いながらアリサは枝で土器の中を混ぜ始めた。
違う、そういう事じゃない。
土が付いたまま土器の中に入れるというのが問題なんだよ。
とは言っても、もうどうしようもない……後の祭りだ。
汁は飲まないようにしないとな。
にしても、アリサってちょこちょこ野性的な面を見せるよな。
亜人ってみんなこんな感じなんだろうか……いや、アリサだけの様な気もするな。
何故か、そう思えてならない。
ケタケタと笑うアリサ。
「……うう」
顔を真っ赤にして体育座りで落ち込む僕……。
興奮状態になっていたとはいえ、何で裸だった事に気が付かなかったかな。
本当に馬鹿すぎるだろ。
「ほら。いつまでも、落ち込んでいないで。土器、完成したんでしょ?」
「…………」
僕の裸を見たにも拘らず、いつも通りの感じもどうなのか。
ちょっとは気まずい空気が流れてもいいんじゃないか?
何で僕だけそれを感じているんだよ。
そもそも、拠点に戻って来た時の会話だって――。
『おかえ……あれ? 人が、いたの?』
『え? い、いなかったけど……なんで?』
『なんでって……リョー、裸だし、追剥にでも、あったのかなって』
『裸……? …………っきゃああああああああああああ!!』
――と、僕は女性の様な悲鳴をあげて急いで服を取りに戻った。
普通はさ、悲鳴をあげるのはアリサの方だと思うんだ。
男が素っ裸で土器もって拠点に戻って来たんだよ? 叫ぶでしょ。
なのに出てきた言葉が人に追剥って……流石に感覚がズレていると思うよ。
……やっぱり僕を異性として見られていないよなー。
「……それはそれで、なんか悲しいな……」
「ん? 何か、言った?」
「べっ別に、なんでもないよ」
ともあれ、やってしまった事には変わりない。
この恥ずかしい十字架を背負って、この無人島で生きていくしかないんだ。
「……ふぅー……よしっ」
僕は気合を入れて立ち上がり、土器を手に取った。
今あるかまどだと土器は乗せられないから、乗せられるかまどを新しく作らないといけないな。
今まで通り穴を掘って石を並べていくけど、今回は大きな石をコの字型に並べる。
そして、簡単に崩れない様に石の面を意識して積み上げる。
積み上げたらコの字の入り口部分に、横に長くて平たい石をまたがるように渡す。
「最後に、土器の器が落ちない様に上の穴の大きさを調整して…………完成っと」
「お~。石で出来た、小さなかまくらね」
「ま、まぁそうだね……」
確かに見た目はそんな感じだな。
けど天井部分に穴が空いてるから、めちゃくちゃ欠陥のあるかまくらだけども。
「……ん? か、かまくらを知っているの?」
「うん。雪の山を作って、その中をくり抜いて、家みたいにする奴でしょ?」
へぇーこっちの世界にもかまくらの文化があるんだ。
かまくらは日本のみだと思ってた。
「異世界人が、広めたのよ」
と思ったら、僕の世界から流れてきたものだった。
「そ、そうなんだ……」
なんだ、元からある文化じゃないのか。
ちょっとがっかりしちゃったな。
「と、とりあえず、アリサ……さんは火を持って来てくれるかな。僕はセットをするから」
「わかったわ」
アリサが火を取りにいっている間にかまどの中に薪を組んで、燃えやすい様に小枝と枯れ葉を入れる。
で、土器に水を入れて……かまどの上に置くっと。
「はい、持って来たわよ」
「あ、ありがとう」
アリサから燃えた枝を受け取りかまどの中へと入れて、バムムの火吹き棒で静かに空気を送った。
「フー……フー……フー……」
火は徐々に大きくなっていき、薪へと燃え移った。
さて、後はどうなるか……だな。
うまくいってくれよー、じゃないと塩作りに大きくかかわってくる。
塩作りはひたすら海水を煮る作業だからな。
これで駄目なら別の手、もしくは諦める事も考えないといけなくなってしまう。
「ねぇねぇ。これ、お湯にならなかったら、どうするの?」
「い、一部やりたい事が出来なくなるね……ただ、直火が無理でも器があるから、煮たりお湯を作る事は出来るよ」
「へっ? それって、どういう事? 火にかけないと、そんな事は無理じゃない」
「あ、熱々に熱した石を水の中に入れるんだよ」
まぁその場合、石を焼いたり熱に強いトングみたいな挟む物を探さないといけなかったり手間がかかる。
その手間を考えると、ここで沸騰てくれるのがベストなんだよな。
「なるほど……石か」
アリサは納得した様子で、傍に落ちていた石を拾い上げた。
いやいや、そんな失敗確実みたい感じを出すのは止めてくれよ。
しばらくたつと、ぷつぷつと土器の底から泡が立ちのぼり始めた。
「……お?」
これって、もしかして沸騰し始めている?
僕は恐る恐る人差し指を水面につけてみた。
「……温かい……」
お湯というにはまだまだ温度が足りないけど、確かに水が温まって来ている。
「それって、成功した、って事?」
「ま、まだわかんないから、もう少し様子を見よう」
もしかしたらこれで限界の可能性もある。
そう思い、もうしばらく土器の様子を見る事にした。
すると立ち上る泡の量が増え、水面が揺れ始めた。
湯気も出始めている。
「……流石に、この状態は……沸騰、しているんじゃない?」
「う、うん……」
僕は恐る恐る、人差し指を水面に近づけた。
この時点ですでに熱気が伝わって来る。
これは指を水の中に入れなくてもわかる。
「沸騰してる……成功だ!」
「おおっ! やったね!」
流石に鉄や土鍋よりも沸騰するのに時間が掛かった……けど、この土器でお湯が出来た!
今日の日付がわかったら記念日にしたいくらいだ。
「すごい、すごい! あっ! ねぇねぇ。卵芋、中に入れてみない?」
卵芋の煮物か。
「い、いいね!」
「さっそく、取ってくるね!」
アリサは嬉しそうに駆けて行った。
これからは汁物も出来るから嬉しいな。
料理の幅が広がるっていうのもかなり大きいぞ。
「おまたせ~。持って、来たよ」
残しておいた卵芋を抱えて戻って来た。
茹でた卵芋か……甘味が増えておいしそうだ。
「じゃあ、入れるわね」
「……へ?」
アリサはためらいもなく卵芋を、そのまま土器の中へと投げ込んだ。
「ちょっ! そのまま!?」
「大丈夫よ。皮付きでも、煮えるから」
「い、いや……僕の言いたい事はそこじゃなくて……卵芋、洗ってないよね?」
ざっと拭いた程度だから土はまだ付いている。
短時間で戻って来たから、アリサが洗ったとは到底思えない。
「あ…………だ、大丈夫よ! 火は通しているし、皮は後で剥くし!」
そう言いながらアリサは枝で土器の中を混ぜ始めた。
違う、そういう事じゃない。
土が付いたまま土器の中に入れるというのが問題なんだよ。
とは言っても、もうどうしようもない……後の祭りだ。
汁は飲まないようにしないとな。
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