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7章 様々な使い道
3、色んな種類の卵
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それにしても、卵芋が茹でられている所を見てるとゆで卵を作ってるみたいだ。
知らない人がこれを見たらが芋だと信じないだろうなー。
「フフ~ン、フ~ン…………あ……」
鼻歌交じりで、器の中をかき混ぜていたアリサの手が止まった。
「? ど、どうかした?」
もしかして、器が割れてきたのか?
だとしたらとんだぬか喜びにもほどがあるじゃないか!
「これ、どうやって、出そう」
アリサが卵芋に指をさした。
なんだ、そんな事か……驚かせないでくれよ。
「ど、どうってそりゃあすくって……あ……」
そうか、アリサの手が止まった理由が分かった。
お玉の様な中身をすくえる道具が無いじゃないか。
お湯の中に手を突っ込むわけにもいかないし。
「そう、なのよ。う~ん……この枝だと、卵芋を刺す事も出来ないし……」
すくえない、刺せない、となれば土器の中身をぶちまけて出すしかないか。
お湯だけ捨てるとなるとザルみたいなものが欲しいけど、そんな物は無いから代わりになるもの……代わりになるもの…………あっ。
「ア、アリサ……さんが作った籠の中に、中身を入れるのはどうかな?」
あれならザルとして使えるはずだ。
「あ~。そうね、そうしましょう」
アリサは納得した様子で、卵芋のかき混ぜを再開した。
うーん……今はこれでいいとして、早々に解決しないといけない問題だな。
せっかく煮る事が出来ても、お玉が無いとスープといった汁物が飲めない。
土器の口は円状だから別の器へそそぐのはかなり難しいし、かと言って直接口をつけるわけにもいかない。
そもそも、取っ手も無いから熱々な器を持つ事だって大変だ。
しまったな……そこまで考えがいってなかった。
「そろそろ、食べられると思うから籠、取ってくるね」
アリサは手を止め、籠を取りに行った。
さて、この土器をどうやって持ち上げるかだな。
ミトンがすごくほしいが、そんな物を作れるわけもない。
「…………一か八か、あれで挟んでみるか」
僕は立ち上がり、近くにあった木から手ごろな大きさの葉っぱを数枚引き千切った。
そして、土器の両端に葉っぱを3枚ほど重ねて置いて土器の縁と一緒に掴んでみた。
「熱は伝わってくるけど、持てないって程じゃないな」
数秒だけならこれで行けそうだ。
「取って、来た~。後、掴むのは熱いから、布も持って来たわ」
アリサの手には籠と海岸で拾った布の服。
……そうか、布があったんだった。
僕はアリサから見えない様、そっと葉っぱを手放した。
「そ、それじゃあ行くよ」
火傷をしない様に気を付けながら、土器の中身を籠の中へとぶちまけた。
狙い通り、お湯は籠の隙間から流れ出て卵芋だけ残った。
「やっぱり、ゆで卵にしか見えないなこれ……あちちっ」
卵芋を手に取って、かまどの石でコンコンと叩いて殻……じゃなくて皮にひびを入れる。
そこから皮をむけば……ホクホクと湯気が立つジャガイモの様な中身が出て来た。
本当に謎な野菜? だよな、これ。
んんー……茹でたジャガイモの様な良い匂いがするぞ。
僕はその匂いにつられて卵芋にかじりついた。
「ハフハフッ! うん、うまい」
蒸し焼きとはまた違う食感。
こっちはポテサラにしたい。
まっ当然の事ながらマヨネーズなんて物は無いから、出来るのはただ潰しただけのただの卵芋だけどな。
えーと、確かマヨネーズって黄身、塩、油、酢を混ぜて作るんだったよな……うん、どれも無い。
「……せめて、本物の卵は欲しいな」
栄養もあるし、目玉焼きがすげぇ食べたい。
「――んぐっ!? ゲホゲホ! ほ、本物の卵、食べたいって……うち、コカトリスみたいに、毎日卵産めないからね! そ、そもそも、卵を産むのは、好きな人との間に……」
「あっ! い、いや! そういうつもりで言ったんじゃないんだ! 不快にさせたのならごめん!」
今のはハーピー相手に言う台詞じゃなかった。
「う、ううん……大丈夫、だよ。……はむっ」
これからは気を付けないと。
にしても、コカトリスか……ニワトリの頭、竜の翼、蛇の尻尾を持つRPGや物語でよく出て来るモンスターだ。
だから、この異世界にいても不思議じゃないけど……今の話を聞く限り、普通に家庭で飼われているっぽいよな。
「え、えと、コカトリスってこの世界だと家で飼っているの?」
「もぐもぐ……ん? うん、そうだよ。それが、どうしたの?」
「コ、コカトリスって石化させて来たり、猛毒の息を吐く危険なモンスターなんじゃ?」
そのせいで厄介なモンスターとしても有名どころだものな。
「は? 石化? 猛毒の息? ない、ない。そんな事するんじゃ、飼えるわけないよ」
「そ、そっか」
こっちの世界だとそんな特性もってないのか。
だとしたら、普通のニワトリと変わらないみたいだな。
「ん~……でも、卵か。確かに、食べたいよね~。あっそう言えば、ミツメオオヴァラス、いたんだよね? もしかしたら、近くに巣があるかも」
ミツメオオヴァラス?
ああ、あのデカイカラスの名前だったな。
「そ、そうなの?」
「ミツメオオヴァラスって、行動範囲が結構狭いの。まぁたまたま、海を渡っている時、立ち寄った可能性もあるから、絶対に巣があると、言えないけど……探す価値は、あるわね」
なるほど。
巣があるとすれば、卵が手に入る可能性もあるってわけだ。
正直、その卵が食えるのかどうか疑問だけど、アリサが言うのだから食べられるのだろう。
「ミ、ミツメオオヴァラスの巣って何処にあるの? やっぱり木の上とか?」
「大きいから木の上だと、逆に目立つわ。だから茂みの中とか、石の影とか、暗くて目立たない場所に巣を作るの」
言われたらそうか。
でかい鳥って、飛んでいるだけでもすごい目立つものな。
「じゃ、じゃあ、これからは島を歩く時は薄暗いところも意識した方がいいってわけか」
「うん。そうだね」
あんなに大きいから、すぐ見つかりそうでは……待てよ、大きい鳥の卵って……。
「ち、ちなみに卵の大きさってどのくらい?」
「大きさ? ん~このくらい、かな?」
アリサが両手を使って卵の大きさを表した。
「……そ、そっか……そんなに大きいのか……」
ざっとパイナップルくらいの大きさくらい。
これは大きい器も作らないと駄目だな。
ああ、手間がかかる物がどんどん増えていく……。
知らない人がこれを見たらが芋だと信じないだろうなー。
「フフ~ン、フ~ン…………あ……」
鼻歌交じりで、器の中をかき混ぜていたアリサの手が止まった。
「? ど、どうかした?」
もしかして、器が割れてきたのか?
だとしたらとんだぬか喜びにもほどがあるじゃないか!
「これ、どうやって、出そう」
アリサが卵芋に指をさした。
なんだ、そんな事か……驚かせないでくれよ。
「ど、どうってそりゃあすくって……あ……」
そうか、アリサの手が止まった理由が分かった。
お玉の様な中身をすくえる道具が無いじゃないか。
お湯の中に手を突っ込むわけにもいかないし。
「そう、なのよ。う~ん……この枝だと、卵芋を刺す事も出来ないし……」
すくえない、刺せない、となれば土器の中身をぶちまけて出すしかないか。
お湯だけ捨てるとなるとザルみたいなものが欲しいけど、そんな物は無いから代わりになるもの……代わりになるもの…………あっ。
「ア、アリサ……さんが作った籠の中に、中身を入れるのはどうかな?」
あれならザルとして使えるはずだ。
「あ~。そうね、そうしましょう」
アリサは納得した様子で、卵芋のかき混ぜを再開した。
うーん……今はこれでいいとして、早々に解決しないといけない問題だな。
せっかく煮る事が出来ても、お玉が無いとスープといった汁物が飲めない。
土器の口は円状だから別の器へそそぐのはかなり難しいし、かと言って直接口をつけるわけにもいかない。
そもそも、取っ手も無いから熱々な器を持つ事だって大変だ。
しまったな……そこまで考えがいってなかった。
「そろそろ、食べられると思うから籠、取ってくるね」
アリサは手を止め、籠を取りに行った。
さて、この土器をどうやって持ち上げるかだな。
ミトンがすごくほしいが、そんな物を作れるわけもない。
「…………一か八か、あれで挟んでみるか」
僕は立ち上がり、近くにあった木から手ごろな大きさの葉っぱを数枚引き千切った。
そして、土器の両端に葉っぱを3枚ほど重ねて置いて土器の縁と一緒に掴んでみた。
「熱は伝わってくるけど、持てないって程じゃないな」
数秒だけならこれで行けそうだ。
「取って、来た~。後、掴むのは熱いから、布も持って来たわ」
アリサの手には籠と海岸で拾った布の服。
……そうか、布があったんだった。
僕はアリサから見えない様、そっと葉っぱを手放した。
「そ、それじゃあ行くよ」
火傷をしない様に気を付けながら、土器の中身を籠の中へとぶちまけた。
狙い通り、お湯は籠の隙間から流れ出て卵芋だけ残った。
「やっぱり、ゆで卵にしか見えないなこれ……あちちっ」
卵芋を手に取って、かまどの石でコンコンと叩いて殻……じゃなくて皮にひびを入れる。
そこから皮をむけば……ホクホクと湯気が立つジャガイモの様な中身が出て来た。
本当に謎な野菜? だよな、これ。
んんー……茹でたジャガイモの様な良い匂いがするぞ。
僕はその匂いにつられて卵芋にかじりついた。
「ハフハフッ! うん、うまい」
蒸し焼きとはまた違う食感。
こっちはポテサラにしたい。
まっ当然の事ながらマヨネーズなんて物は無いから、出来るのはただ潰しただけのただの卵芋だけどな。
えーと、確かマヨネーズって黄身、塩、油、酢を混ぜて作るんだったよな……うん、どれも無い。
「……せめて、本物の卵は欲しいな」
栄養もあるし、目玉焼きがすげぇ食べたい。
「――んぐっ!? ゲホゲホ! ほ、本物の卵、食べたいって……うち、コカトリスみたいに、毎日卵産めないからね! そ、そもそも、卵を産むのは、好きな人との間に……」
「あっ! い、いや! そういうつもりで言ったんじゃないんだ! 不快にさせたのならごめん!」
今のはハーピー相手に言う台詞じゃなかった。
「う、ううん……大丈夫、だよ。……はむっ」
これからは気を付けないと。
にしても、コカトリスか……ニワトリの頭、竜の翼、蛇の尻尾を持つRPGや物語でよく出て来るモンスターだ。
だから、この異世界にいても不思議じゃないけど……今の話を聞く限り、普通に家庭で飼われているっぽいよな。
「え、えと、コカトリスってこの世界だと家で飼っているの?」
「もぐもぐ……ん? うん、そうだよ。それが、どうしたの?」
「コ、コカトリスって石化させて来たり、猛毒の息を吐く危険なモンスターなんじゃ?」
そのせいで厄介なモンスターとしても有名どころだものな。
「は? 石化? 猛毒の息? ない、ない。そんな事するんじゃ、飼えるわけないよ」
「そ、そっか」
こっちの世界だとそんな特性もってないのか。
だとしたら、普通のニワトリと変わらないみたいだな。
「ん~……でも、卵か。確かに、食べたいよね~。あっそう言えば、ミツメオオヴァラス、いたんだよね? もしかしたら、近くに巣があるかも」
ミツメオオヴァラス?
ああ、あのデカイカラスの名前だったな。
「そ、そうなの?」
「ミツメオオヴァラスって、行動範囲が結構狭いの。まぁたまたま、海を渡っている時、立ち寄った可能性もあるから、絶対に巣があると、言えないけど……探す価値は、あるわね」
なるほど。
巣があるとすれば、卵が手に入る可能性もあるってわけだ。
正直、その卵が食えるのかどうか疑問だけど、アリサが言うのだから食べられるのだろう。
「ミ、ミツメオオヴァラスの巣って何処にあるの? やっぱり木の上とか?」
「大きいから木の上だと、逆に目立つわ。だから茂みの中とか、石の影とか、暗くて目立たない場所に巣を作るの」
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「じゃ、じゃあ、これからは島を歩く時は薄暗いところも意識した方がいいってわけか」
「うん。そうだね」
あんなに大きいから、すぐ見つかりそうでは……待てよ、大きい鳥の卵って……。
「ち、ちなみに卵の大きさってどのくらい?」
「大きさ? ん~このくらい、かな?」
アリサが両手を使って卵の大きさを表した。
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