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第二章
【第26話】新しいスキル
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翌日、俺達は朝から街の近くの平原に出かけた
理由はアルに空間魔法を教えて貰うため
「教えるって言っても難しい事は何も無いんだけどね。僕が君に力を授ければそれで終わり。後は自分で使ってみれば分かるよ」
そう言うとアルは俺の頭に手を置いた
すると俺の頭の中に術の法式が流れ込んできた
俺には全く分からないはずなのにすんなり全てを理解出来た
「どうだい?面白い感覚だろ?」
「ああ。不思議な感覚だ」
空間魔法を貰ったら次はソフィ、ステラ、ミクモのチームワークを深めるためBランクの魔物が多い森に3人を飛ばした
もちろん怪我とかされると困るから防護膜を3人にそれぞれ10枚ずつ付けて置いた
これは、ダメージを完全無効ではなくあえて痛みだけは伝わるようにしたし、更に防護膜が5枚以下になったら3人の所に俺とアルが転送される仕組みの安心設計
その間に俺はアルから魔法を教わる事にした
「アル先生の!教えて魔法講座~」
何かが唐突に始まった
「さて、始めに君はどんな魔法が使えるのかな?」
「えーと、初級魔法なら一通り…」
「うん、君は対人戦ならそれで充分だねー。だけど、これから相手をしていく魔物と戦うにはちょっと物足りないかな」
そう言うとアルは自分の剣を取り出した
「見たところ君は魔法と言うより物理攻撃をよく使うみたいだから、それにあわせて魔法を使ってみようか」
そう言うと剣を構える
【我が炎よ、刃に宿りて、敵を焼き払え】
アルがそう唱えるとアルの持っていた剣が炎に飲み込まれる
「これなら君でもできるでしょ?」
「あ、これならもう出来ます」
キメ顔のアルの質問に笑顔で返すと少し不機嫌になったのか
「じゃあ見せてみてよ!」
と言われた
要望通り俺は剣を抜き
【火、2つ合わせて炎】
あ、なんか詠唱ってめんどくさいや
【宿れ】
少し省略したが上手くいってくれた
「ふーん」
アルは俺の刀を見ながら少し考えていたが
「まだ魔力には余裕があるね。それならもう1属性追加できるんじゃない?」
そう言われたのでやってみることにする
【深淵よ、炎と混ざり、更なる高みへ】
すると今まで赤かった炎が黒くなり
禍々しい雰囲気になった
「1発で成功させるなんて。妬ましいを通り越していっそ清々しいね」
アルがそこまで言った時、転送魔法が発動した
理由はアルに空間魔法を教えて貰うため
「教えるって言っても難しい事は何も無いんだけどね。僕が君に力を授ければそれで終わり。後は自分で使ってみれば分かるよ」
そう言うとアルは俺の頭に手を置いた
すると俺の頭の中に術の法式が流れ込んできた
俺には全く分からないはずなのにすんなり全てを理解出来た
「どうだい?面白い感覚だろ?」
「ああ。不思議な感覚だ」
空間魔法を貰ったら次はソフィ、ステラ、ミクモのチームワークを深めるためBランクの魔物が多い森に3人を飛ばした
もちろん怪我とかされると困るから防護膜を3人にそれぞれ10枚ずつ付けて置いた
これは、ダメージを完全無効ではなくあえて痛みだけは伝わるようにしたし、更に防護膜が5枚以下になったら3人の所に俺とアルが転送される仕組みの安心設計
その間に俺はアルから魔法を教わる事にした
「アル先生の!教えて魔法講座~」
何かが唐突に始まった
「さて、始めに君はどんな魔法が使えるのかな?」
「えーと、初級魔法なら一通り…」
「うん、君は対人戦ならそれで充分だねー。だけど、これから相手をしていく魔物と戦うにはちょっと物足りないかな」
そう言うとアルは自分の剣を取り出した
「見たところ君は魔法と言うより物理攻撃をよく使うみたいだから、それにあわせて魔法を使ってみようか」
そう言うと剣を構える
【我が炎よ、刃に宿りて、敵を焼き払え】
アルがそう唱えるとアルの持っていた剣が炎に飲み込まれる
「これなら君でもできるでしょ?」
「あ、これならもう出来ます」
キメ顔のアルの質問に笑顔で返すと少し不機嫌になったのか
「じゃあ見せてみてよ!」
と言われた
要望通り俺は剣を抜き
【火、2つ合わせて炎】
あ、なんか詠唱ってめんどくさいや
【宿れ】
少し省略したが上手くいってくれた
「ふーん」
アルは俺の刀を見ながら少し考えていたが
「まだ魔力には余裕があるね。それならもう1属性追加できるんじゃない?」
そう言われたのでやってみることにする
【深淵よ、炎と混ざり、更なる高みへ】
すると今まで赤かった炎が黒くなり
禍々しい雰囲気になった
「1発で成功させるなんて。妬ましいを通り越していっそ清々しいね」
アルがそこまで言った時、転送魔法が発動した
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