Lv1の最強勇者

レル

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第二章

【第28話】暴走

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ソフィは顔についた液体が血である事を瞬時に悟った
急いで周りを見渡すと、ルビベアが真っ二つになって絶命している
その少し奥の方に剣についた血を払うミクモが立っていた

「獣風情が私に触れるとは。死を持って償うがいい」

明らかにミクモの様子がおかしい

「ミ、クモ?」

「どうしたんですか?」

ステラも心配そうにしている
ミクモはゆっくりと振り返りソフィとミクモを見るとニヤリと笑う
瞬間ステラとソフィに激しい痛みが走った

「カハッ」

「グッ……」

ソフィとミクモはその場所に倒れる
幸い防護膜のお陰で怪我はないがさっきの攻撃で6枚の防護膜が消失した

「ほぅ、我の一撃を耐えるか。なら、これならどうじゃ?」

そう言って再びミクモは攻撃を仕掛けてくる

キイイィィィン

シュウヤがギリギリでミクモの攻撃を遮った




「おいおい、これは一体どういう状況だ?」

ギリギリ間に合ったから良かったが、これ当たってたらソフィ死んでたぞ?

「刀を使うとは珍しい。我の愛刀とどちらが強いかの?」

【画竜点睛】

そう言って剣に手を当てるとミクモの持っていた剣が変化を始めた
全体的に水色がかった刀身に美しい波紋のある刀に変わる

「我の全力、耐えれるかの?」

これはヤバイ!
けど、避けたらソフィ達に当たってしまう 

「くっそ!やるしかないか!」

【一つにまとまれ!】

俺の刀に全属性を付与する
更に自強化魔法などをありったけ付ける

「塵になるがいい!」 

「すまんミクモ、全力で行く!」

俺は地面が割れるほど強く踏み込み全力で刀を振る
ミクモの刀と俺の刀が当たった瞬間
物凄い衝撃波が生まれ辺りの木々をなぎ倒した
ソフィとミクモはアルが守ってくれていたので遠慮はいらない

結果は俺の力の方がギリギリ上回ったので、負けたミクモは衝撃で後ろに吹き飛び気絶してしまった

「あ、危ねぇ…」 

振り返ると心配そうなソフィとステラ
少し考え込んでいるアルがいた

「とりあえず、ミクモを連れて一旦帰ろう」

3人が無言で頷いたので俺達は帰路についた
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