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第四章
【第55話】天使な悪魔
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「やっほーミーちゃん、調子はいかが?」
俺はにこやかにギルドマスターの部屋のドアを開けた
「おぉ、シュウヤ!来てくれたか」
ミーちゃんは椅子から立ち上がり俺の方を見る
「いやぁ大変だねぇ」
「全くだ、今まで魔物が一斉に攻めて来るなんて事は聞いたことがない
それにあの数だ
国王軍が当てにならん今、冒険者が戦うしかない訳だが
どうもこの街にいる奴らは腰抜けばかりらしくてなぁ…」
ミーちゃんはなんとも言えない顔をしながらうなだれてしまった
「まぁまぁ、俺が来たんだから大丈夫だって」
「そうは言ってもなぁ…
あの数相手だぞ?」
「あぁもう!ギルドマスターのあんたがそんなんでどうすんのさ!
俺に初めて会った時の強気なあんたはどこいったのさ!」
「……そうだな、弱気になるなんて私らしく無かったな!
ありがとう、吹っ切れたよ」
バン!
勢いよく扉が開き受付にいた子が部屋に入ってくる
「マスター、来ました…!」
「よし、行こうか!」
俺とギルドマスターは椅子から立ち上がり街の入口へと向かった
戦闘が始まり10分ほど経っただろうか
「【砂漠の大地】!」
ミーちゃんが大槌を大地に打ち付けると魔物の足元が砂に代わり、敵はどんどんと砂に呑み込まれていく
しかし、空の魔物には届かない
「シュウヤ!」
「お呼びですかい?隊長!【風塵の舞】!」
空は俺の風魔法にミーちゃんが作った砂を混ぜこみ小規模な砂嵐を起こして空の魔物を仕留めた
俺は魔力を使い果たし座り込むミーちゃんに駆け寄る
「戦況は?」
「んー、正直負傷者多数でこっちの劣勢
まだ死人が出てないのが不幸中の幸いかな」
「そう、か。なら、まだ頑張らねば!」
そう言ってミーちゃんは立ち上がろうとするが足がもつれ倒れてしまう
「あんまり無茶しなさんな、まだ死にたくないっしょ?
あとは俺一人で十分だから全員後退させてゆっくり休んでくれ」
「そういう、訳には…!」
「めんどくさい!ほら!冒険者はランクが高い方の指示に従う!」
ミーちゃんは悔しそうに地面を叩くと静かにうなづいた
「すまない、どうか無事で」
「おいおい、誰に言ってんだ?
俺は世界一の冒険者だぜ?」
「フッ、そうだったな
後は任せた!」
「うむ!任された!」
ミーちゃんとみんなが後退した事を確認すると俺は自分に聞いた
「おい、準備はいいか?
誰に聞いてるんだ?いつでもOKだ
よし!じゃあ始めるか!
ショーの開演だ!」
俺が魔力を集めると背中から翼が生えた
それは片方は眩しいほど白く、
片方は不気味なほど黒く染まっていた
大地を蹴り、空へと舞い上がると俺は翼を大きく広げた
「【天使な悪魔】」
翼から無数の羽根がマシンガンの様に地上に落ちていき、無造作に放たれたはずの羽根はひとつも無駄なく魔物の体に穴を開けていく
俺が再び大地に足をついた時、そこは魔物の血で赤く彩られた真紅の大地になっていた
俺はにこやかにギルドマスターの部屋のドアを開けた
「おぉ、シュウヤ!来てくれたか」
ミーちゃんは椅子から立ち上がり俺の方を見る
「いやぁ大変だねぇ」
「全くだ、今まで魔物が一斉に攻めて来るなんて事は聞いたことがない
それにあの数だ
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どうもこの街にいる奴らは腰抜けばかりらしくてなぁ…」
ミーちゃんはなんとも言えない顔をしながらうなだれてしまった
「まぁまぁ、俺が来たんだから大丈夫だって」
「そうは言ってもなぁ…
あの数相手だぞ?」
「あぁもう!ギルドマスターのあんたがそんなんでどうすんのさ!
俺に初めて会った時の強気なあんたはどこいったのさ!」
「……そうだな、弱気になるなんて私らしく無かったな!
ありがとう、吹っ切れたよ」
バン!
勢いよく扉が開き受付にいた子が部屋に入ってくる
「マスター、来ました…!」
「よし、行こうか!」
俺とギルドマスターは椅子から立ち上がり街の入口へと向かった
戦闘が始まり10分ほど経っただろうか
「【砂漠の大地】!」
ミーちゃんが大槌を大地に打ち付けると魔物の足元が砂に代わり、敵はどんどんと砂に呑み込まれていく
しかし、空の魔物には届かない
「シュウヤ!」
「お呼びですかい?隊長!【風塵の舞】!」
空は俺の風魔法にミーちゃんが作った砂を混ぜこみ小規模な砂嵐を起こして空の魔物を仕留めた
俺は魔力を使い果たし座り込むミーちゃんに駆け寄る
「戦況は?」
「んー、正直負傷者多数でこっちの劣勢
まだ死人が出てないのが不幸中の幸いかな」
「そう、か。なら、まだ頑張らねば!」
そう言ってミーちゃんは立ち上がろうとするが足がもつれ倒れてしまう
「あんまり無茶しなさんな、まだ死にたくないっしょ?
あとは俺一人で十分だから全員後退させてゆっくり休んでくれ」
「そういう、訳には…!」
「めんどくさい!ほら!冒険者はランクが高い方の指示に従う!」
ミーちゃんは悔しそうに地面を叩くと静かにうなづいた
「すまない、どうか無事で」
「おいおい、誰に言ってんだ?
俺は世界一の冒険者だぜ?」
「フッ、そうだったな
後は任せた!」
「うむ!任された!」
ミーちゃんとみんなが後退した事を確認すると俺は自分に聞いた
「おい、準備はいいか?
誰に聞いてるんだ?いつでもOKだ
よし!じゃあ始めるか!
ショーの開演だ!」
俺が魔力を集めると背中から翼が生えた
それは片方は眩しいほど白く、
片方は不気味なほど黒く染まっていた
大地を蹴り、空へと舞い上がると俺は翼を大きく広げた
「【天使な悪魔】」
翼から無数の羽根がマシンガンの様に地上に落ちていき、無造作に放たれたはずの羽根はひとつも無駄なく魔物の体に穴を開けていく
俺が再び大地に足をついた時、そこは魔物の血で赤く彩られた真紅の大地になっていた
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